OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 6

投稿者:
N.T様(千葉)

使用ギター:
navigator Flying V(bare knockle PU riff raff)
Psychederhythm gibfendrix(kinman woodstock)

使用アンプ:
jcm2000 , twin reverb, ZTamp lunchbox, JC120

演奏ジャンル:
ROCK, hard rock、J-POP

レビュー:
OvaltoneさんのOD-FIVEは、知人が絶賛しているのを聴き興味をもち音源をきき購入に至りました。

まず第一印象としてはよく歪むアンプライクなODで、パラメーターが豊富なので歪量に合わせ設定でき使えないポイントが少ないなというものでした。

他のアンプライクなODやDISTと比較した結果は音圧や太さ、ノイズの少なさとダントツでした。またJCM2000のリードチャンネルと比較してもOD-FIVEはマーシャル系とは違う感じですが耳に痛いハイやペラペラした感じもなく扱いやすかったです。
CAEのOD-100を弾いたことはないので似ているとは言えませんが、歪の質感は原音をほぼ忠実に歪ませていく様に感じました。
歪みの粒が細かく整っている様にも思います。

EQ、VOLが独立しているのでboostスイッチを入れない軽い歪の設定と、ハイゲインの設定とで両方狙った音にできるのでそのように使用したいと思います。
軽い歪ではギターのvolでクリーンからかあるい歪みまで、ハイゲイン時でもクリーンにはならずとも自然にゲインが下がっていきます。

最近のペダルは軽い歪の時にはvolへの反応は良いのは多いですが、DISTやハイゲインなペダルはなかなか自然にゲインが下がらず極端にハイ落ちすることが多いと思います。しかしOD-FIVEではハムバッカーでハイゲイン時にvolを絞っても自然にゲインが下がり使えない音になることはなかったです。ここら辺はほんとにアンプっぽさが出ていると思います。

アンプとの相性という点では音作りが1番しやすかったのがJC120でした。スタックのアンプだと少し時間がかかるかなと思いました。EQの効きが良いので大抵のアンプで好きな音作りができました。
機能面では2chがプレゼンス以外独立しているので使いやすいです。

個人的に欠点だと思ったことはプレゼンスも独立していてよかったかなという点と、ボトムの可変がここまで広くいらなかったかなという点です。
プレゼンスは歪量に強く影響されるので両チャンネルの歪量が大幅に違うと少し不便に感じました。
ボトムは個人的に1時以降はいらないかなと思いました。もともと十分に太さや音圧はあるので、必要以上に低域をブーストする必要はないと感じました。

慣れるまではサイドのチャンネル切り替えのインジケーターが見難かったです。

総じてとても良くできたペダルだと思います。個人的には音質、機能ともに現状で最高峰のハイゲインODだと思います。何か1つのペダルを持ってスタジオでの練習、ライブとなったらこのペダルを選ぶと思います。
OD-FIVEを手に入れ使わなくなる歪ペダルもあるのでそれらを売ってovaltoneさんのEQを購入しようと考えています。

ありがとうございました。