エレクトリックギター、ベースのモディファイとしてトーンコンデンサを交換することは広く知られている方法です。その中でもヴィンテージのコンデンサへの交換は音色を劇的に変化させる物もあり、最もポピュラーな選択の一つではないでしょうか。
ヴィンテージコンデンサはその構造にもよりますが、経年変化によってラベルが示す値とは大きく異なる値になっている事がほとんどで、それどころか色々な要素が入り混じり、回路要素としてコンデンサの役割だけにとどまらない状態になってしまっているものも存在します。
ではその経年変化したコンデンサは楽器の音として良くないものなのでしょうか?
当時のそのままの再現という観点から考えると、経年変化は好ましいものではありません。しかし現在の経年変化を伴った状態のヴィンテージコンデンサだからこその音色も存在します。プロのミュージシャンやリペアマンの中にはそういったヴィンテージコンデンサのコレクターが少なくありません。
膨大なストックの中からスペックや時代考証にとらわれず、プロが純粋に耳で選び出した無銘のヴィンテージコンデンサを私自身幸運にも体験する機会があり、その音色や反応に衝撃を受けました。トーンを全開にした時の音色も、絞っていった時の変化の仕方も、絞ってもピッキングがニュアンスを失わない様等、今までのトーンコンデンサに対するイメージが全く変わってしまいました。
謎を解明するべく様々な計測をしてみると、もはやコンデンサと呼んで良いものかと思うくらい他の回路的要素が経年変化により発生していました。
-鵺- NUE DEVICEはその計測結果をもとに、現代のパーツを複数組み合わせ、複雑に絡み合ったヴィンテージコンデンサの劣化特性を、サーキットとして再現し、メタルシェル内にパッキングした、トーンコンデンサと同じように使用可能なギターインナーサーキットデバイスです。ギターに搭載するパッシブエフェクターと言い換えても良いかもしれません。
名前の「鵺」は、複数からなるというところと、単にコンデンサではないという謎めいたところから空想上の妖怪をあらわす言葉「鵺」を採用しました。
NUE DEVICEに値は存在しません。その代わり3タイプの音色のバリエーションをご用意しました。どのモデルも絞った音も実用的な音になっております。
基本となるモデルで、繊細な反応性と豊かな倍音、オープンなレンジ感が特徴です。
ROSSO をもとに音の重心を下に移動させたモデルです。より力強い音色をお求めの場合にベストマッチです。3モデルの中では一番扱いやすい音色かもしれません。
3モデルの中で最もブライトでハイスピードなモデルです。ハイエンドなギター等で生鳴りの良さを活かしたい時におすすめです。音の輪郭も立つサウンドです。
※写真は旧パッケージのものです
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルの表示線がある側(文字の流れる先の方向)をGNDに近い側に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。
※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。ローインピーダンスのトーン回路にはお使い頂けません。 アクティブ回路が入っている場合でもパッシブトーン回路の後にアクティブ回路が入っている場合は使用可能です。
※頂いた順に掲載させて頂いております。
・搭載ギター
Gibson Night Hawk
・搭載ピックアップ
フロント Gibson Mini Humbucker
リア Seymour Duncan ’59 SH-1B-NH
・ご感想
ゴワゴワした雑味が減って一皮剥けたような、全体的にくっきりとして反応のよい音色になった印象です。
クリーンからハイゲインまで様々な音色でチェックしましたが、どの位置にトーンを動かしても非常に音楽的で決して破綻しない音色は衝撃的でした。
ここまでサウンドメイクに積極的に使っていけるパッシブトーンコントロールは初めてです。
・搭載したことのあるコンデンサ
MONTREUX Sprague Orange Drop
SPRAGUE VITAMIN Q
MONTREUX Retrovibe Cap “G59”
・上記との比較
今まで搭載してきたいくつかのコンデンサはそれぞれの持つ音色なのか、音色がミッドに寄り過ぎてしまうなど搭載するだけでクセが出てきてしまい個人的にはストレスを感じることがありました。(その変化こそが魅力とも言えるのですが…。)
従来のコンデンサと比べるとNUE DEVICEは搭載した時の音色がとても自然でギター本体のサウンドイメージ・弾き心地を大きく変えることなくグレードアップさせることができる革新的なパーツだと感じています。
・搭載ギター
BIANCO搭載ギター
fender american vintage 57
ピックアップ純正
NERO搭載ギター
GIBSON SG standard
ピックアップ:セイモアダンカン SH18
・ご感想
BIANCOでは音像が近いというかレスポンスがよくなったような気がします。
トーンを絞っても使える範囲というか,演奏中にトーンを触りたくなるようなとても実用的なトーンです。
フロント,センターにした際のローのもたつきも減ったような気がします。
交換前時点で満足はしていたのですが,より一層好みの音色に仕上がり大変満足です。
NEROではリアピックアップの元の音色が少しハイ上がりな特性だったため,リアに装着しました。
交換後はまとまりのある音色になり,よかったです。
多少絞っても,こもりすぎず,トーンだけで音の距離感を前に 出したり,一歩引いたりがしやすくなりました。
・搭載したことのあるコンデンサ
fender american vintage 57
純正品?フィルムコンデンサ
GIBSON SG standard
MONTREUX ORANGE DROP
・上記との比較
-BIANCOと純正品?フィルムコンデンサ
純正品はトーンの範囲が実用的でなく,調整が難しく,シビアな操作が求められていました。
また,BIANCOと比べるとフルでも一歩下がっているようなイメージでした。
フルでも絞った音でもBIANCOがプレイヤーとして扱いやすいイメージでした。
-NEROとオレンジドロップ
オレンジドロップも愛用してきたのですが,微調整という意味では扱いやすいものではなかったように思います。
NEROでは実用的なトーンで作られており,楽曲に応じて音色の変化を組み込みやすいと思います。
トーンをよく触るプレイヤーには適しているのではないでしょうか。
<搭載ギター>
JAMES TYLER USA “Tylerbastar”
<搭載ピックアップ>
フロント:JTS2500
リア:JTS5500++
Potは500kが、オリジナルのキャパシターは0.02μfのセラコンが付いておりました。
<感想>
NUE DEVICE “BIANCO”に交換して音を出した瞬間に感じられるのが、立ち上がりのスピード感もさることながら、
各弦の分離感と明瞭度が上がり、もともとメリハリのあるトーンのギターですが、さらにメリハリ感が増したトーンに変化しました。
明瞭度が上がったことにより確実にブライドになり、またブライトなだけではなく「音全体が太くなる印象を持ちました」。
トーンを絞りきった際もモコモコする事なく、アタックをはっきりと感じられ、可変域全てにおいて使えるトーンです。
楽器からのアウトプットが、よりその楽器らしく明瞭がつダイレクトに出力され、よりプレイニュアンスに反映されるようになりました。
とても気に入りましたので、今後も愛用してまいりたいと思います。
<いままで経験した事のあるコンデンサ>
オレンジドロップ、VitaminQ、DEL RITMO、Spurague、その他
【NERO】
<搭載ギター>
JAMES TYLER JAPAN “STUDIO ELITE HD-P”
<搭載ピックアップ>
リア:SUPER
Potは500kが、オリジナルのキャパシターは0.02μfのセラコンが付いておりました。
<感想>
リアピックアップ専用のキャパシタとして搭載しました。
搭載されているピックアップがJAMES TYLERの中では1、2位に位置するハイパワーなピックアップでハイミッドにざらっとした特徴があります。
NUE DEVICE “NERO”に交換して音を出した瞬間に感じられるのが「確実に音が太くなり、さらに音の繋がりが向上しているようなニュアンス」
Tone全開だと元気過ぎるため、Tone 8位で使う事も多いのですが、“NERO”に交換する前のオリジナルのセラコンではアタック感が若干鈍り
明瞭さも僅かに失われておりましたが、“NERO”に交換後は、もう「全くストレスなくTone 8で常用できるサウンドに変化しました」
そして、音の重心がわずかに下がりつつも滑らかに音が繋がる。このギターで初めて得た感覚でした。
また、トーンを絞り切ってもアタック感がしっかりと残り、可変域全てにおいて使えるトーンです。
これはとても気に入った!というレベルではなく、無くてはならないものになってしまいましたね笑
<いままで経験した事のあるコンデンサ>
オレンジドロップ、VitaminQ、DEL RITMO、Spurague、その他
【ROSSO】
<搭載ギター>
JAMES TYLER JAPAN “STUDIO ELITE HD-P”
<搭載ピックアップ>
フロント:RETRO
Potは500kが、オリジナルのキャパシターは0.02μfのセラコンが付いておりました。
<感想>
フロントピックアップ専用のキャパシタとして搭載しました。
搭載されているピックアップがJAMES TYLERの中では最もビンテージ寄りなピックアップで明瞭でアタック感のはっきりした特徴があります。
NUE DEVICE “ROSSO”に交換して音を出した瞬間に感じられるのが「ハイの抜けが確実に良くなり、1音1音の鮮明になりました」
粒立ちの向上を狙うにはベストなセレクトだと思います。
他の“BIANCO”“NERO”と共通して言えるのが、
トーンを絞りきった際もモコモコする事なく、アタックをはっきりと感じられ、可変域全てにおいて使えるトーンです。
その基本性能を踏まえた上で“ROSSO”の特徴を生かしたセレクトになりました。
<いままで経験した事のあるコンデンサ>
オレンジドロップ、VitaminQ、DEL RITMO、Spurague、その他
・搭載ギター
FUJIGEN NCLS20R
・搭載ピックアップ
Throbak Eda-Custom MXV(Neck&Bridge)
・ご感想
最初ROSSOを装着して非常に印象が良かったのでBIANCOを追加購入しました。
ROSSO、BIANCOともにOvaltoneさんのペダルに通じる雰囲気を感じるなと思いました。
音の分離がよく各弦の音がしっかり聞こえる辺りがそう感じるのではと思います。
トーンの変化としては佐藤敦史さんのアップされていた交換前後の動画の様な変化をまさに感じました。
NUE DEVICEの絞って行った時の音、特にトーンノブ最小の音まで使える点は製品説明通り全モデルで共通の特徴なのだと思います。
・搭載した事のあるコンデンサ
Vitamin Q
Black Beauty P160 .02 400V
Gray Tiger .02 600V
Bumble Bee .022 600V
Bumble Bee .022 200V
・上記との比較
【Neck】Bumble Bee 200V→ROSSO
フロントに関しては元々ノブ9.5の固定設定で非常に気に入っていたのですが、試しにと着けてみてROSSOに変更することになりました。
変更理由として、ROSSO変更後のノブ9~10の設定時に、気に入っていたBumble Beeと非常に近いトーンで使えた事。その上で、ノブ5以下も使える様になった事です。
【Bridge】Bumble Bee 200V→ROSSO
音のバランスの変化としては、ミドル周り、特にローミッドが出るようになりました。
そのおかげでハイポジションを弾いた時の音が以前よりも力強く使いやすくなりました。
バランス的に以前より少しローに寄ったため、ハイが少し目立たなくなりましたのでここは好みかなと思います。
レスポールタイプのギターですが、よりレスポールらしい音がするようになりました。
NUE DEVICEは「その楽器の特徴がより出やすくなるキャパシタ」というのがこの変更で持ったイメージです。
【Bridge】ROSSO→BIANCO
前回ROSSOに変更した際にBIANCOではハイを加えて良いのではと思い試したところこちらがハマりました。
ROSSOに比べてハイを感じる様になり、全開では喰いつきが良く、ノブを8~9に絞るとROSSOで感じた良さを使える様になった感じです。
NUEの特徴であるノブを絞った良さが上手く活きてきて、本体のトーンが活用し甲斐のあるものになりました。
・搭載ギター
Psychederhythm Psychomaster
・搭載ピックアップ
vintage vibe guitars/JZ
・ご感想
二種類とも個性的な味付けがあるが、自分のギター旨味を引き出してくれるエフェクターのように感じた。
・搭載した事のあるコンデンサ
オレンジドロップ、ビタミンQ、ブラックビューティー 160P
・上記との比較
このギターはジャズマスターモデルなのですが、マホガニーボディということもあり中域の押し出しが強く扱いにくいと感じていました。そこでオレンジドロップやビタミンQなどの定番のコンデンサへの交換で中域のボヤつきを抑えハイの伸びを得られないかと考えていた時に-鵺- NUE DEVICE 【 ROSSO 】と-鵺- NUE DEVICE 【 NERO 】を注文しました。
まず、【 ROSSO 】へと交換したときに初めに感じたのは、コードを鳴らした時の音の粒立ちの違いでした。そしてビタミンQのような力強さもありつつ、ブラックビューティーの時のような気持のいい中域の感じを兼ね備えていて感動しました。
そして、不要な音域がスッキリとしているのでバンドでの音の抜けが今までと比べ物にならないものになりました。そして、ピッキングのタッチが素晴らしかったです。
【 NERO 】は音の重心を下に移動させたとのことだったので、ローが膨らむ感じなのかと考えていましたが、ボディーの重量を増やした時と似たような印象を受けました。そして、音量も増えた気がしました。そして、ハイが少し落ち着きプレゼンスが多いように感じられたのと、深く歪ませたときのトレブルの感じが印象的でした。
二つとも素晴らしかったのですが、シングルコイルのギターということもあり【 ROSSO 】でこれからは行こうと思いますが、【 BIANCO 】も購入して試してみたいと思っています。そして、残った【 NERO 】はSGに乗せたかったのですが、収まらなかったので、配線の整理をして改めて交換したいと思っています。
拙い文章で申し訳ないですが、ご参考になれば幸いです。
・搭載ギター
Fender USA american standard telecaster natural/R
・搭載ピックアップ
schecter monstertone tele front non tap(neck)
custom shop broad caster(bridge)
・ご感想
今回、私はBIANCOを購入し、使用してみたのですが、事前に商品説明にも書かれていた通り、非常にブライトで音の輪郭がハッキリと出ていると思います。
フロントピックアップをモンスタートーンに変え、フロントでの明確な理想の音を追求し続けて参りましたが、今回の鵺BIANCOでやっと辿り着いたと感じております。
・搭載した事のあるコンデンサ
純正コンデンサー
silver mica 250pF
・上記との比較
何年も前からコンデンサーの交換を考えて参りましたが、なかなか実行に移すことができませんでした。ボリュームを絞ってもトーンが下がらないようにsilver mica 250pFを搭載しましたが、トーン自体の改善になっていない為、理想の音には近づけ無い状態の中、愛用しているOVALTONE様のコンデンサーが発表され、今まで使用していた純正コンデンサーとの交換を行いました。
フロントでの明確な音、さらにトーンが綺麗に効く。コンデンサーだけで音が非常に変わりました。
音の輪郭をよりハッキリとさせたい方に強くお勧めしたいと思います。ありがとうございました。
・搭載ギター
ESP オーダーモデル (Horizon 3シェイプでメイプルトップ/マホガニーバック、セットネック、ミディアムスケール)
・搭載ピックアップ
フロントPU:詳細不明、ヴィンテージではないが音量が大きくどこまでもクリアな音のするPAF系ピックアップ
リアPU:Bare Knuckle Pickups Holy Diver
・ご感想
「ROSSO」
特にプレーン弦での、コンプレッサーをかけたかのような粒立ちに驚きました。カッティングを多く使うギターに運用するのがベターなのでしょうか。
この粒立ちがあればどのジャンルでも素晴らしいコンプレッションの中でプレイ出来るんじゃないかと思いましたが個人的にはローの音量感に不足を覚えました。
自分の使っているギターがあまりローのドバドバ出るタイプのギターじゃないので、
案外schecterやPRSなんかに載せたら上手くローが引き締まってDjentまでやりやすかったりするんじゃないかとも思いました。
キャパシタでこんなに粒立ちが変わるものなのかと一番驚いたモデルです。
「NERO」
とにかくローの存在感が増します。3種類の中で一番情報量の多さを感じました。
100~180Hz付近が広めのQで持ち上がる感じです。相対的にミドルは落ちることになると思うのですが何故か不満は無かったです。
逆に1kHz付近の少しモワっとした(下手したら邪魔な)ミドルがすっきりして個人的には使いやすかったです。
ローに寄ってるにも関わらずプレゼンスが確保されてるのでアタック感も出せて、そういうところも好印象でした。
音圧という意味ではこれが一番だと思います。
「BIANCO」
弾いてての気持ちよさは3種類の中でコレが一番でした。トレブルがジュワっとジューシーで、上手にサチュレーションが掛かっていくような印象でした。
これもトレブル重視のサーキットでありながらローも確保されているので不利なトレードオフじゃないところがとても良いです。
サスティンが伸びるようになったような印象があります。
導電塗料によるハイ落ちに悩まされていたのですが、BIANCOを付けることによって、導電塗料で落ちた”伸びるハイ”をいくつか取り戻せたような感覚がありました。
ROSSOにNEROのような低音が加わったり、NEROにBIANKOのようなハイミッドが加わったらすごそう、とも弾いていて思いました。
・搭載した事のあるコンデンサ
CENTRALAB,
ニチコン,
Vishay(MKT 1817,1813),
WIMA(MKS2,MKP2),
Sprague(GA CERA-MITE,Orange Drop),
Arco(0.02μF/50VDC,0.02μF/600VDC[モデル名不明]),
ヒグチ電子(DU2J),
Retorovibe(0.022μF 400VDC),
東信工業
※モデル名の分からないものは社名のみ。Arcoは2種類使ったのでそれぞれの数値記載しました
・上記との比較
「ROSSO」
今まで自分が弾いた中でこれだけ粒立ちに優れたキャパシタは無く、文字通り”未体験の音”でした。上手く比較が出来ず申し訳ありません。
「もしかしたら有名な高級ヴィンテージコンデンサってこういう方向性の音なのかな」と思いました。
「NERO」
NEROを付ける前まで、低音を引き締めることで乾いた高音を出すためにWIMA MKS2(キャラが近いので東信工業でもOK)を使っていました。
NEROに換えた途端ローの情報量が一気に増えたので驚きました。
ローが増えると言ってもブワつくようなことはなく、音像の影を塗るような適度の締まりがあるローです。
尚且つ高音域に良い感じの枯れを感じるので目的にも合致しつつローが確保されて一石二鳥でした。
「BIANCO」
傾向としてはArcoの耐圧600VDCのものに近いジュワっと感だと思いました。Arcoのものは(当たり前のトレードオフですが)ローが減ってしまうところをBIANCOはしっかりローも出してくれるのでこれはすごいと感じました。Arcoも相当気に入って使っていたので、その弱点が補われて最強かと思いました。
・搭載ギター
James Tyler STUDIO ELITE HD
・搭載ピックアップ
フロント、センター JTS5500 リア SUPERCHARGED STUDEBAKER
・ご感想
SSHなので022なのか045又は033なのか考えなくて良いのは有難い
鵺 NEROを搭載しこのギターのポテンシャルを数段上がった!
・搭載した事のあるコンデンサ
数知れず 最終的にJohn E Fast 0.022 300V
・上記との比較
大当たりのヴィンテージコンデンサと中々出会う事が少ない、
Rosso,Nerohは使用した感じ当たりのヴィンテージコンデンサ(バンブルビー、ブラックビューティ)の音がする、バンブルもブラックも相場的に1万前後もしていて、当たり外れも大きい、
使用ギターがシングル やハム SSH抵抗値を決めなくても良い、低音はブーミーならないし高音は耳に刺さらない
抜けが良く音像がまとまってはっきりしているので、大変満足している
オススメします‼
・搭載ギター
Suhr modern 7
・ご感想
各所で発信しているのですが、僕が楽器、特にGuitarに求めることは至ってシンプル。素直な音が出ること。シンプルですが、これが掘り下げていくとかなり難易度が高い。
「ニュアンスが出る」だけではなく、ピッキングした瞬間の右手の感触、ボディ、ネックから伝わってくる音程感を持った振動がアンプから出力される音にリンクしているか?これまでギターの部品を幾つも取り替え、ペダルも替えてきましたので、かなり良いところまできていたつもりでした。
しかし、「コードを鳴らした時の音域のバランスの悪さに違和感」を拭い去ることは出来ずにいました。更に、僕はSuhrの7弦ギターをメインで使用しており、ヘヴィサウンドを出すためのみではなく、コードのトライアドの一つとしても鳴らすことがあり、7弦の音の解像度アップも課題でした。
しかし、これらはギターの平均調律を発端とした特性なのか、と諦めてピッキングで低音から高音に掛けてドンッと面で鳴ってくれるように調整していました。
あるきっかけがあり、ボディに耳を当て聞いてみると生鳴りでは思うような音が出ていることに気が付き、この音をどうにかアンプから出せないものか?と悪戦苦闘していたところ、尊敬する先輩GuitaristがTwitterに投稿されていたOvaltoneさん製作「鵺」に辿りつきました。その音は、まさにギターがカバーしうる音域が面で鳴っている理想的な音でした。
「こんな音が出せるのか?」と衝撃を覚えました。
そこには広い音域でバランス良く出力されるため、コード感が非常に強く、かつ余程注意してピッキングしないとスポイルしてしまう音域が鳴っているので心地良い空間が広がっていました。
Ovaltoneさんのホームページに行くと、丁度在庫も有り即注文!今週取り付けを行いました。ギターのそもそもの特性も手伝って、非常に切れ味の良い(ピッキングニュアンスが更に良く出る)素直な音にテンションMAX!
ボディに耳を当て聞いた音に限りなく近い音がアンプから出てきました。こんなに小さな部品でここまで違うのか!と。クリーンだけではなく、勿論、歪みペダルも使用しますので試したところ、分離感がアップし、音の雑味が無くなりました。
この雑味があると、美味しい帯域をマスキングしてしまうことにもなることに気が付きました。しかもバランス良く出力されるので、歪みの質感もまとまりが良くなり、キレイな音楽的な歪みサウンドに。課題であった7弦の濁り、抜けの悪さもかなり解消されました。
意表を突いた新商品!ホントに最初は一体何だこれは?!
と思いましたが、非常に有意義な良いお品物です。是非、こだわりのある方々にはお試し頂きたいですね!
・搭載した事のあるコンデンサ
JUPITER CONDENSER Red Astron Type
ARIZONA CAPACITORS Type C50309 Blue Cactus
MONTREUX Orange Drop
・搭載ギター、ピックアップ
Strictly 7 Guitars Viper V7 FR/T(7弦FVタイプ)
ピックアップ:Duncan Nazgul&Sentient
strandberg Guitars Boden OS6 (ヘッドレス6弦モデル)
ピックアップ:Duncan P-rails&P-rails Hot
・搭載した事のあるコンデンサ
Sprague Orange Drop,Vitamin Q
DEL-RITMO BLACK CANDY
K73-16B Russian Capacitor
・ご感想
まず今回レビューするにあたって改めて手持ちの物を付け替えて比べましたが、明らかに鵺デバイスをつけた時の変化が他のものとは違いました。
通常トーンコンデンサの選定にあたっては、目的とする音域の再生がきちんと為されるかというのを主に比較する事になりますが、鵺デバイスをつけた時だけは音圧というか音の勢いやレスポンスが大幅に変わるため、単純に音の違いだけではそのギターにつけるべきかどうかが判断できませんでした。
ゲインを上げたかのようなパワー感の向上があるため歪ませて使うにも良さそうですが、レスポンスが良くなりピッキングの粗が目立つため誤魔化しが効かなくなります。人によっては弾きづらいと感じてしまう事もあるのではないかというのが正直な感想です。
低音域の輪郭がかなりはっきりするので7弦やダウンチューニングとは相性が良好です。P-railsを搭載したstrandbergでは様々なサウンドが切り替え可能なのでひとまずこちらに搭載して弾き心地を楽しませて頂きます。
・搭載ギター
ROSSO:Gibosn / TAK Firebird
NERO:Provision / Original Model
BIANCO:Knaggs / Severn
・搭載ピックアップ
TAK Firebird: Shep Tone AB Costom / Tak Burstbucker
Provision Original Model:Tak Burstbucker / Shep Tone AB Costom
Knaggs Severn:Bare Knuckle Rebel Yell / Seymour Duncan SSL-1
・ご感想
§ ROSSO
Bumblebeeから換装しましたが、枯れなどのニュアンスはほとんど違いがありませんでした。音は低音が以前と比べ若干ボヤける傾向にあるものの、クリーンでの出音が以前よりスッキリしたり、歪みでの倍音の気持ちよさなどBumblebeeよりも使いやすい感じを受けました。
クリーンやクランチを主に使用するプレイヤーにオススメ。
§ NERO
とにかく全体的にパワーが上がるので、特にハイゲイン前提で使用するならこれに優るものはないと感じました。
締りの良い低音がグイッと前に出て、かつプレゼンスも程よく上がるのでアンプの歪みを1割ほど音を下げて丁度いいくらい歪みの乗りがよくなります。
どちらかと言うとGibson系との相性が良いと思います。
§ BIANCO
全域が自然体のまま出力され、そこに高音域をスッとひと匙足したようなそんな出音です。
ですので、元から高音が足りないギターに付けても変化はほとんど感じられないと思います。
特にアッシュやアルダーボディーでSSH、HSHタイプのギターとの相性は抜群ですね。
・搭載した事のあるコンデンサ
Bumblebee
Grey Tiger
TINY CHIEF
VITAMIN Q
PHILCO
Black Beauty
PM GREENIE
Orange drop
・上記との比較
3点ともどちらかと言うとSprague社のコンデンサーに似ているなと感じました。
トーンを0にしても使いやすい音で、通常のコンデンサーの5~10までの変化を0~10の可変に収めてる印象があり、より細かくトーンを調整しながら弾くことが出来ます。
ROSSOは特にBumblebeeと比較しても遜色ないものなので、まずはこれを試してみて、自分のギターに足りないものがあればNEROやBIANCOに変えてみるという工程をオススメします。
(一度使用すれば傾向も把握出来ますし)
NUE DEVICEはあくまでもギターが持っているポテンシャルを余すこと無く引き出してくれる印象が強く、ギター自体も良いものに付けないとあまり変化はわからないかも知れません。
それとDEVICE自体が大きいので、ギターによっては新たにザグリを入れないといけなくなる点が勿体無いですね。せめて半分近くのサイズになれば・・・
・搭載ギター
Knaggs KEYA
・搭載ピックアップ
PRS RP
・ご感想
【ROSSO】
クリアでいてギターの美味しい帯域がしっかりと出ている。オープンな音との説明通りの開放感あふれる音。ハム、シングルともにバランスが取れており、3種類の中で最も優等生だと感じた。
・搭載した事のあるコンデンサ
GREY TIGER、TIGER、bumble bee、BLACK BEAUTY、zenith wax、sprague wax 他多数
・上記との比較
・搭載ギター
Fender MEX Deluxe Lone Star Stratocaster 2015
・搭載ピックアップ
Bridge:Twin Head Humbucking
Middle:Texas Special Single-Coil Strat
Neck:Texas Special Single-Coil Strat
・ご感想
分離感が良く、単音のメリハリがとてもよく出る印象を受けました。
特に歪ませた時が絶品で、眠たい音をザラッとした荒々しい音に変えてくれます。
また、基本的なイコライザーの掛かり方はQ.O.O.に似ているように感じました。
今回ギターへの載せ替えにあたって、他社のものと比較しましたが、改めてコンデンサによるタッチや音の違いを実感させてくれた製品でした。
・搭載した事のあるコンデンサ
SPRAGUE ORANGE DROP 0.047μF / 600V
Fender PURE VINTAGE WAX PAPER 0.1μF / 150V
CRL/CENTRALAB Ceramic 0.05uF / 600V
・上記との比較
オレンジドロップと比較すると倍音が艷やかになり、味気ない音から色を付けられたように思います。
また、トーンの効き具合がとても緩やかで絞りきっても使える音になりました。
・搭載ギター
James Tyler USA Studio Elite 2k (bianco)
Varita USA soltar HSH (Rosso)
・搭載ピックアップ
tyler、JTS5500(N,M)(リアのsecretにはトーンは結線されていません)
Varita、Tom Holms H450(N),H455(B),Voodoo STR-60BLK(M)
・ご感想
今まで、トーンはほとんど絞り切ることがなかったのですが、絞りきってもモコモコせずアタックを感じられるので積極的にトーンを使いたくなる印象です。rossoもBiancoもより生音に近くなり弾いたままのニュアンスがそのまま出力されている印象です。
・搭載した事のあるコンデンサ
Tyler 0.02μfセラミックコンデンサ
Varita 0.047μfセラミックコンデンサ
・上記との比較
これまでのものと比較して、絞り切ると使えない音だったものが、全てが使える音になりました。また、Rossoはこれまでのトーンの4~10、Biancoは6~10までを使えるトーンで細かく可変できるのでこれから重宝しそうです。
・搭載ギター
MOMOSE テレキャスタータイプ
・搭載ピックアップ
LINDY FRALIN BROADCASTER SET
・ご感想
【ROSSO】
どのPUポジションでもバランスが良く全弦綺麗に鳴ってくれます。変な癖もなく扱いやすい。
【 NERO 】
ブースターを踏んだかのようにパワーが上がりました。
プレーン弦も巻弦の様に太くなりリードや激しい音楽に向いているように思いました。
【BIANCO】
他2種の後に試したらパワー不足?のように感じましたがニュアンスが出しやすく反応が早い。
・搭載したことのあるコンデンサ
オレンジドロップ
ブラックビューティー
サークルD
・上記との比較
NUE DEVICE3種どのモデルも音の芯がしっかりしており、トーンを絞ってもモコモコにならず芯の後ろで音が変化しコンデンサーとは似て非なるものの様に感じました。
・搭載ギター
FreedomCGR Hydra Classic 24F
・搭載ピックアップ
リア:FCGR FPU-HYB-01B
センター:WTA-ST01
フロント:FCGR FPU-HYB-01N
・ご感想
クリーン、トーン10で触った第一印象は、全ての帯域が底上げされて今まで聞こえづらかった帯域までしっかり聞こえるように感じました。ピッキングしてすぐに音が聴こえ、低音が尾を引いて抜けていくような音に聴こえました。
トーンを絞っていっても1、2弦の存在感や5、6弦の硬い部分が残っていて、ややかかりが薄いかと思いました。そのため音を深くこもらせる奏法を用いる方には向いていないのかなと感じました。ですから逆にトーンを高域カットに使う方にはもってこいであると思います。
歪ませると、いくら歪みのトーンを高くしてもギター側のトーンを絞ってやればすぐに手なずけられます。コードの分離感が感動的に増して、今までひとつの塊のように捉えていたコードの音が千切りにされた細い線の集まりのように感じました。また、音感の良くない自分の耳で聴き取れるほど倍音がなります。オープンDが特に分かりやすかったかと思います。
ソロは、アタックが良く聴こえることが良くも悪くも弾き手に大きく影響を与えるかと思います。普段粘り気のあるソロをとる方は気をつけないと三味線のようなソロになってしまうかと思います。自分はいわゆる速弾きの好きな人間なのでアタックが出てくれることは大歓迎なのですが、普通であれば歪みすぎてアタックが聴き取れないようなセッティングでもしっかりとアタックが聴こえてくれるので、弾いていてとても楽しいです。
・搭載した事のあるコンデンサ
FP02J333
N L011
(と書いてありました。メーカーは分かりませんでした。ごめんなさい。最初に付いていたものです。)
・上記との比較
以前のコンデンサーの時は良くも悪くも粗のある恐らくヴィンテージライクと呼ばれるようなふっと音が立ち上がってさっと消えるようであったのに対して、neroははっきりとした音像で、アタックがバチバチとしていて芯のある音が残るようでした。完全に自分の感じた事なのでもしかすると同じくneroを試された大多数の方々に首を傾げられてしまうかも知れませんが、トレブリーなコンプレッサーをかけたような感触がしました。と言いますのも、タッピングの発音が以前のコンデンサーと時と比べてすこぶる良いのです。またコードの分離感が増したようにも思えます。トーン6あたりでのシングルフロントセンターハーフトーンのカッティングが楽しくて止まりません。
ただ、こもらせてファジーな感じを出したいといったことはできないように思えます。どうしても輪郭がハッキリ残ってしまうので、ブーミーなサウンドはある程度諦める必要があるかと思います。
そのような点を差し引いてもとても素晴らしいコンデンサーでした。Ovaltoneさん、ありがとうございます。
・搭載ギター
crews bottom’s up
・搭載ピックアップ
Bridge:suhr ml
Middle:suhr ml
Neck:suhr DSH+
・ご感想
元々載っていたコンデンサーをはずしコネクターをつけて、コンデンサー同士を比較できるようにして検証しました。 BIANCOを付けてみての出音の第一印象はスッキリしてる、雑味が減った、でした。 弾きこんでみての感想としては、 音の解像度が高い。 1弦1弦の音の分離感がしっかり感じられる(クリーンでも歪みでも) 雑味は減ったがオーディオ的にはならず、きちんとギターとして弾いていて楽しい。 音の解像度が高いのでエフェクター、シールドでのロスがあっても気にならない。 音の解像度が高いために、ブライトさ・反応の良さが出てくるように感じました。 逆ではないのが、このコンデンサーの特性だと思われます。 そのためか倍音はあまり出ないように感じました。 またトーンを絞ってウーマントーン的なプレイには向いていないようです。
・搭載した事のあるコンデンサ
セラミックコンデンサ
ビタミンQ
オレンジドロップ
ブラックビューティー
・上記との比較
今回、元々載っていたのがセラミックコンデンサー(0.023μF)でした。 トーン10の状態で5,6弦がボヤケ気味。 トーン0の状態でエフェクター(ワウとフェイザー)が掛かったような感じでした。 またPU構成がSSHのため、出音のバランスに悩んでいました。 BIANCOを載せた場合 トーン10の状態で1弦1弦の実音がボヤケずしっかり感じられる。 トーン0の状態でも音の輪郭が残っていて、エフェクト感は無くなりました。 出音のバランスも個人的にはかなり改善されました。 試しに推奨方向と逆にBIANCOを付けてみたところ、セラコンとBIANCOの中間位の 感じになりました。雑味が有りとトーンを絞った際にエフェクト感が有る。 この変化は個人的に興味深い点でした。 私がコンデンサーを選ぶ基準は、トーン10の状態で好みかどうかなので あまりトーンはいじらないのですが、これはトーンの効き方を試してみたくて ついつい手が伸びてしまいます。 今回3種類の中からBIANCOを選びましたが、自分の狙った方向に上手く合致したので 大変満足しております。
・搭載ギター
EXTREME GUITAR FORCE ストラトタイプ
(アルダーボディ、メイプルネックローズ指板)
・搭載ピックアップ
同メーカーオリジナルHSH
・ご感想
ROSSO
基本となるモデル、ということでサウンド全体が一皮むけたような印象でした。
オープンなレンジ感とのことですが、所謂ハイファイサウンドではなく、ギターらしさを残しながらも抜けてくるようなサウンドでした。
NERO
重心を下げたモデル、とのことで特に歪ませた時のパワー感が増した印象でした。とはいえ歪みやすくなったというわけでもなかったです。
歪ませた時の、バッキングはもちろんリードで音が太くなったように思いました。
BIANCO
ブライトでハイスピードということで、表現が難しいのですが、ハイエンドギターのあの感じが3モデル中一番でるなと思いました。
音の立ち上がりの良さがありつつ、ある程度しっかり鳴っているギターにおいては生鳴りとアンプから出る音の差が少ないように感じました。
・搭載した事のあるコンデンサ
Orange drop(モントルー?、純正でのっていたもの)
VitaminQ(メーカー不明)
・上記との比較
3モデルとも、共通して「音の情報量」が増えた印象です。
どこかの帯域が出た分どこかが削られたことも感じられず、情報量が増えた増えたからといってある帯域で音がダンゴになることもなく、トーンを絞っても使える音になるということです。
これも表現が難しいのですが、より楽器らしくダイレクトに音が出ていくようになりました。トーンを絞った音も使える、というところもポイントではないでしょうか。
今回はBIANCOを載せることにしましたが、他のギターにもROSSOやNEROを試してみたいと思いました。
※比較動画をUPして頂きました!
ORANGE DROP https://youtu.be/pvLeUbQnDhg
ROSSO https://youtu.be/_byDZa3yktM
NERO https://youtu.be/zcVSug8_G8w
BIANCO https://youtu.be/-mp8s8zLjt0
・搭載ギター
Mayones Regius 7
・搭載ピックアップ
Bridge:Bare Knuckle Aftermath
Neck:Bare Knuckle Aftermath
・ご感想
音の輪郭がはっきりとし、特にアタックが強く速く、またダイナミクスが広くなり、ピッキングの強さで音量がより変化するようになりました。
トーンを絞っても倍音が残り、エキサイターがかったような印象で、タッピングやピッキングハーモニクスも出しやすく、良い具合に鳴ります。
絞りきってもモコモコしないので、通常トーンを10から4くらいの間で音を作っている方は、
可変幅を一杯まで使って微調整できそうです。
反面、丸っこいサウンドはまったく出せなくなりますので、用途に合わせてギターを特化させていくためのデバイスになるのかなと感じました。
・搭載した事のあるコンデンサ
CBB22 0.022μF / 630V
Jensen Aluminium foil / paper-in-oil / tinned copper leadout 0.022 μF / 630V
・上記との比較
絞るほどに通常のキャパシタとの差がはっきり出ます。特に絞りきったときのネック側の音が思いのほか歪んだソロに良さそうで気に入りました。
※比較動画をUPして頂きました!
NERO https://www.youtube.com/watch?v=v4aVHQHFlJ4
・搭載ギター
Fender custom shop 65 stratcaster
・搭載ピックアップ
smitty pickups Blues ’64
・ご感想
2つとも音のハリが良くなり、音の分離が良くなった。
Rossoのほうがカラッと乾いた印象、Biancoはミドルが出る。
トーンを絞りきってもモコモコした音にならない。
かといってフルテンにしても耳が痛くなる音にはならないので、色々な音が作り出せる代物だと思いました。
・搭載した事のあるコンデンサ
Dilectronセラミックコンデンサ 0.01uF
・上記との比較
今使っているコンデンサと比べると若干コンプがかかった感じにはりましたが、Rosso, Biancoともどのセッティングでも音がぼやけたり、潰れた音にもなっていないのでどのセッティングでも使える音になる点は鵺の最大の特徴だと思いました。
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