Reviews -レビュー- THE ANCHOR II Reviews

THE ANCHOR II Review 7

投稿者:
空也 様 (宮城県仙台市)

使用ベース:
JIRAUD J-BASS4 他

演奏ジャンル:
ロック

レビュー:
「THE ANCHOR II」の導入のきっかけは、「ボードをシンプルに」という所からでした。
AC電源を使わずにボードを構築しているのですがそれまで使用していたMarkbass Compressoreは、
筐体の大きさや真空管故の12V仕様とボード内での配置の自由度がイマイチ低く、
チューナーに関してはメインのラインから外して、
MUTEする為だけにスイッチャーを入れるという形で組んでいました。

出来るだけシンプルに組むには、どんな解決方法があるかな?と
色々検討している時にTwitter等の情報から「THE ANCHOR II」に辿り着きました。

実際に届いてからボードに組み込んでみて「ボードをシンプルに」という目標にぴったりの製品でした。
チューナーアウトとMUTEが備わってる事によりメインラインをベース→コンプ→スイッチャー→アンプと
シンプルにした上でスイッチャーのループ2系統を、音質劣化を極力押さえる形で使えます。

そして特筆すべきはMUTEのノイズがまったく感じられない事。
この辺りは、MUTE付きのプリアンプ等でも結構酷いノイズが入るモノがある中
なんのストレスも無く無造作にMUTE出来るのが素晴らしいですね。

そして肝心のコンプ部分に関して。

ベーシストがコンプに求める部分は「原音重視」か、はたまた「個性」か。これは人により様々だと思いますが、
個人的にコンプは「原音重視」が好きですし、使うベースにもあってると感じます。
そして「THE ANCHOR II」に関しては完全に「原音重視」なタイプです。

誤解を恐れずに言えば
「音色を一切変えず設定どおりに圧縮する」という事を忠実にするタイプのコンプです。
もちろんきちんと聴き比べれば、コンプが掛ってる事は分りますが
傍で聴いている分には殆ど意識されない感じですね。
なのに、弾いてて気持ち良くなる掛り方というマジック。
アタックとサステインが絶妙ですね。

そして目玉のS.C.LOW-CUT。
これにより低音域は圧縮せずに高音域のみにコンプを掛ける事が出来ます。
スラップを多用する人にとっても実に面白いモードだと思いますが
個人的にはロック等で、あえて低音域は暴れさせながら
ピックでガシガシ弾いたりする時にハマると感じます。
この辺りは、コンプに「個性」を求めがちなロックベーシストにもお薦めなのかなと。

コンプそのものの出来もそうですが
Ovaltoneさんの対応が非常に素晴らしいものでした。
迅速丁寧な対応、そしてきちんとした納期管理。
「非常に信頼出来る」メーカー様だと感じベース向けペダルのラインナップを期待したい!
そんな気持ちになりました。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 34

投稿者:
四季 様(東京都)

使用ギター:
Guitars R Us

使用アンプ:
YAMAHA THR5、Matchless DC30

演奏ジャンル:
ロック、ポップス

好きなアーティスト:
Charさん、高中正義さん、The Beatles、松任谷由実さん、山下達郎さん、
Van Halen、Queen、アジカン、Aikoさん、トモ藤田さん、鈴木健治さん、
山本恭司さん、上原ひろみさん、横田はるなさん、等々

レビュー:
使い方の想定として、アンプはクリーンにセットして、OD-FIVE 2 Xtremeの2つのチャンネルをそれぞれ
深めのクランチと歪んだ音にし、ギターのボリューム操作と合わせて広くカバーしたいなと思っていました。

自室で調整し始めたのですが、持ってきているアンプが練習用のYAMAHA THR5でしたので
どうにも薄っぺらい音しか出ない。YAMAHA THR5はシミュレーションアンプで、最初、アンプのタイプを
クリーンにしていましたが、クランチを選択してセッティングをクリーンにしたところ、
結構気に入った音が出るようになりました。ちなみに僕の好きな音は、ザラザラ、ジャリジャリではない歪です。

YAMAHA THR5ではどうにもOD-FIVE 2 Xtremeの評価は仕切れないと思いましたので、
以前からの予定にあったセッションイベントに持っていって試しました。

話はそれますが、セッションイベントに持っていったのはOD-FIVE 2 Xtremeと、電源としてeneloopの9Vのみ。
ミニスイッチの強度とか心配だったので、どうやって持っていこうか考えて、結局タオルにくるんで持って行きました。
OD-FIVE 2 Xtremeがもうちょっと薄ければカバンに入れやすいのにと思いました。
ボードに固定して使うのなら問題ないのでしょうね。
僕のように単体で使う者にとってもっと良い安全な運び方はないでしょうか。

さて、イベントで使ったアンプは無難なJC-120でしたが、リハーサルはないので音を作るのに苦労しました。
BottomとShapeでかなり音が変わるので調整代が大きいので、理想はスタジオにあるアンプに合わせて
事前に音作りしておくべきと思いました。
Gainを上げてBoostさせれば歪はまぁまぁ十分に得られるのですが、
ここでザラザラ、ジャリジャリを少なくする調整が難しかったです。

今後も使う機会はセッションのようなパッとセットしてパッと弾くような機会が多いと思いますから、
セッティングが早くできることが課題ですが、ちょっとした調整で大きく音が変わるところが長所でもあり、
弱点にもなり得ますね。

さて、音に関してですが、確かに上級者向きのような気がします。
要するに、弾き方がそのまま音に出てしまうので、丁寧に意識して弾かないと恥ずかしいことになってしまいます。

取り留めなくなってしまいましたが、これからも大事に使い続けたいと思っています。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 33

投稿者:
KM 様

使用ギター:
ibanezのjem、freedomのストラトモデル

使用アンプ:
マーシャルの小型アンプ、フジゲンの小型アンプ スタジオではマーシャルのJVM等

演奏ジャンル:
ハードロック、ロック、ポップス

好きなアーティスト:
鈴木健治、春畑道哉、増崎孝司、スティーヴ・ルカサー 等

レビュー:
最初に、OD-FIVEですがアンプで歪ませた音が好きな人はかなりハマると思います。
逆に歪みにエフェクターらしさを求める場合にはちょっと違うのかもしれません。

自分はしっかり歪ませたギターの音が好きでこれまで何台かハイゲインまで出せるという
ディストーションのエフェクターを買い替えてきました。

結局、自分の好きなギターの音がアンプで真空管を使いしっかりと歪ませた粘りのある音だという事がわかりました。
また同時に、出来ればアンプではなくもっとかさ張らない機材でそういった音を出すのが可能だったらな
という欲張りな思いもありました。

OD-FIVEについてはギタリストの鈴木健治さんが使用している事は知っていたのですが、
実際に鈴木健治さんのライブを見た時の印象やデモ動画や多くの方が寄せられているレビューから、
粘りのあるしっかり歪んだ音が出せるとわかり注文させていただきました。

実際に使用してまず受けた印象としては「すごい、アンプの歪みだな~」ということでした。

最近ではとにかく色んなエフェクターに売り文句として「アンプライク」なんて付けられて
逆にわかりにくくなってるんじゃと思っているのですが、OD-FIVEについて自分は歪み方と反応という点について
エフェクターぽさがなくアンプのようだと感じました。

まず歪み方ですが購入の決め手になった粘りという事以外にも、アンプで歪ませた時のカンカンと鳴る感じが
ちゃんと出るのが非常にうれしいです。あまりうまく表現できないのですがエフェクターですとジュワ~となるのに対して
OD-FIVEではカンカンと鳴るという感じです。

反応の方は、ギターのボリューム操作ひとつでジャキっとしたクリーンからハイゲインの音までの幅を持たせられました。
またドロップDで使ったりもしたのですがチューニングを下げた時にもボワつきませんでした。
このあたりはbottomとshapeのノブで音色の調整が柔軟に出来た事も関係しているかと思います。

エフェクターとの相性も良いなと感じました。
OD-FIVEの前にブースターをつないだ時にフロントピックアップの音がつぶれる事が無かったのが嬉しかったです。

最後に、OD-FIVEは大きな音で鳴らして使う時のほうがより気持ちいい音が出るように思います。
バンドの練習やライブでどんどん使っていきたくなりますね。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 32

投稿者:
ロシアンブルー様 (神奈川県)

使用ギター:
suhr, fujigen, tokai他

使用アンプ:
koch studiotone

演奏ジャンル:
主にポップス

好きなギタリスト:
スティーブ・ルカサー、ポール・ジャクソンJr.、ナイル・ロジャース他

レビュー:
EQなどが共用でなく完全独立2ch仕様、EQは最低でもハイとローをコントロール出来るディストーションを探しいて、
中々どちらのニーズも満たしてくれるモノがなかったのでOD-FIVEには非常に魅力を感じました。
実際の所、持ち運ぶ機材は少なくて済むのであれば少ない方が良いですし、
限られたエフェクターボードの中に一台二役出来るものがあると非常に助かります。

音の印象ですが、ギターのおいしい部分が引き立つというか、かなり歪ませてもピッキングの食いつきが良く
アタックのニュアンスも出ますし、ブリッジミュートしてもズンズンザクザク気持ち良いです。
サスティンもありますし、歪んでる割にノイズも少ないと思います。
EQの効きもかなり良いです。歪み量に伴いボトムはとカットするケースが多いです。
ゲイン幅も結構ありますがやはり強めのオーバードライブ~ハイゲインディストーションで使いたくなる感じです。
JCでも全然使えると思いました。というか割と何に使ってもOD-FIVE自体の音になるように感じました。

1つ残念だったのは、自分の勝手な思い込みでしたがロゴや各部の名称が印字ではなくステッカーだったのですね。
ちょっとだけ残念でした。
ともあれ、音も良く機能性に優れコストパフォーマンスの高い使えるディストーションだと思います。
今では重宝しています。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 31

投稿者:
タカヨーク 様 (神奈川県)

使用ギター:
suhr standard
don grosh retro classic standard

使用アンプ:
divided by 13 cj11

演奏ジャンル:
ロック,メロコア,j-pop,ギターインスト,アニソン,etc…

好きなアーティスト:
john mayer,eric clapton,larry carlton,
nirvana,guthrie govan,春畑道哉,a2c,supercell,
Hi-standard,Blankey Jet City,etc…
 

レビュー:
ovaltoneさんを知ったきっかけは鈴木健治さんのblogからで、最初は
「どんなメーカーなのかな?どうせ値段もお高いんでしょ?」と舐めた態度だったのですが、
何の気なしにod-fiveのページを開いた瞬間にカッチョイイ!!と痺れました。
 
もうなんといってもコレの購入動機は見た目ですね!笑 あ、もちろんサンプルの動画は何べんも見てます。
ただ実際に弾いてみないとニュアンスとかが分からないので、値段も手頃だし
まぁ他の人のレビューを見る限り失敗はないだろなーと思い購入にした次第です。大分不純な動機ですね!!
 
そして実際に弾いてみての感想なのですが、まず音が太い!
今まで弾いてきたエフェクターの中でもダントツに太い音がします。ただつなぐギターによっては
ローが出すぎる時があるので、そういう時はbottomを結構カットして使ってます。
あとはshapeのつまみの効きも絶妙で割と上げ目で音を作っても使える音が出るのが良いですね。
 
他にも特筆すべきはmid shitのスイッチがあることですね。
これをちょっと抜けがわるいかな?っていう時に入れてあげるととてもいい感じになります!
あとはpresenceも積極的にいじることで様々な音のバリエーションを作ったり、
音抜けを良くしたりと色々な用途に使えます。
 
歪みの量もかなりあり、boostをonにしてgainを上げ目にしてやればメタルっぽいリフ等もお手の物って感じですね~。
基本的にゲインを少し高めにして使うのがこのエフェクターは合ってるかなと思うのですが、
ローゲイン目で作った音もかなり使えます。
元からローゲインで弾くことを目安に設計されたエフェクターには若干劣りますが、
それでもつまみをいじることによってそれらのエフェクターに近い音が作れてしまいます。
 

とまあここまでべた褒めすると欲しくなるのは道理ですが、
その中でもいくつか欠点というほどではないのですがそういった部分も書き連ねていきたいと思います。
 
まず一つはグリーンチャンネルとブルーチャンネルの音の張り方が若干違います。
これは弾かないと多分分からないと思うのですが、ブルーとグリーンを全く同じセッティングで弾くと
気持ちグリーンチャンネルのほうが音に張りがあります。
ただ欠点という訳ではなく、ブルー側をゲイン高めにしてグリーンをクランチ気味で弾く等、
音の厚みのバランスをとることは出来るしむしろ丁度いいかな~と思って使ってます。
 
あとはさっきも書いた音の太さですかね。元来の音が太いのにgainを上げていくと更にローが出るので、
その状態でbottomを上げるとグシャっとした感じになってしまいます。
まあそれを回避するためのつまみでもあるのですが。
 
あと説明書にもアダプター推奨と書いてあるのですが、電池駆動だと消費が早いです。
ただあの繋いだ時に光るのはカッコイイですよね!
 
あんまり欠点はなかったですね!笑 なので上質なディストーションを求めている人は
是非候補の一つに入れて欲しい一品だと思います。自分もコイツを買ってからギターを弾くのが楽しくなりました。
長文になってしまいましたが、これからお買い求める人の参考になれば幸いです!
 


Reviews -レビュー- THE ANCHOR II Reviews

THE ANCHOR II Review 6

投稿者:
HY 様

使用機材:
MTD-535
FENDER 73′ JAZZ BASS
FENDER C/S 59′ PRECISION BASS

レビュー:
THE ANCHOR Ⅱを知ったきっかけはベーシスト川崎哲平さんのHPでしたが、
こちらのレビュー記事も参考にさせていただいて購入することを決めました。

メインとして使っているMTD BASSは楽器の元々の音がコンプ掛かった音がするため、
直前に使っていたDiamondBCP-1の様にパツパツしたコンプ感が出やすい機器でしばらく使っていると、
その音に少し飽きてしまって、結局楽器からアンプ直で鳴らすことに落ち着いていました。
(コンプ遍歴 Demeter Opt Comp → FMR Audio RNC1773 → Diamond BCP-1 → THE ANCHORⅡ)

そういった経緯から今回は原音を変化させない特性を謳っているコンプの中から、
今回こちらの製品を選んだので実際どの程度「音」に変化あるのかを他のコンプも合わせ知人に協力してもらい、
3種類のコンプを弾き比べてみましたが、ラック型のコンプに遜色ない自然な音には驚きました。
原音から変化がないという事では1番変化しない機器でした。

原音を変化させたくない方には自信を持っておすすめできるコンプだと思います。


Reviews -レビュー- VERMILION BOOST Reviews

VERMILION BOOST Review 3

投稿者:
呉地 様

使用ギター:
YAMAHA TSG
YAMAHA WED CUSTOM
YAMAHA AES FG
YAMAHA SC7000

使用アンプ:
FENDER Blues Junior Ⅲ

好きなギタリスト:
スティーブ ルカサー 
ブラッド ギルス
鈴木 健治

レビュー:
購入動機

自宅において小音量でTUBEオーバードライブを楽しむ為にFENDER Blues Junior Ⅲを購入。
最初は満足していましたが、更にブーストした音をプリ管に突っ込んでみたくなり、
鈴木健治氏も使用しているとの事で購入を決めました。

使用感想

トゥルーバイパス仕様との事なので、廉価なペダルにありがちな音痩せはほとんど感じません。
スイッチングノイズも自宅使用レベルではまったく感じませんでした。
これなら大音量での使用でも安心でしょう。

では、肝心な音質にいきます。
まずはアンプ側のゲインを全開、トーンはミドルを5で他は全開、
マスターは気持ち良いギリギリの小音量、リバーブは若干深めです。
このアンプは、この状態でハードブルースをこなせる程に歪む事を考慮しておいてください。

で、ペダル側はのつまみは全てゼロ、クリップスイッチオフでペダルを踏んでみると、
すでに若干のブーストがかかります。
この状態でクリップスイッチをオンにしてみると、コンプをかけたように音にまとまりが出て
密度が増す感覚です。高域も若干強調される感じでしょうか。ボトム弦でリフを刻む時などはオンにしたくなります。

クリップスイッチをオフにしてフルのつまみを5まで上げると、すでに恍惚の世界に突入!
アタック、サスティーンともに強調され、倍音も豊かになります。
アンプの特性もあるとは思いますが、クリーミーにきめ細かく歪が深くなるとでもいいましょうか。
また、アンプの反応速度が上がった感覚とピッキングニュアンスも良く出るので、僕にとっては弾きやすくなります。

この状態からトレブルのつまみを上げていくと、目盛5前後で早くも僕にとってのベストセッティングです。
アタック音が「か」から「きゃ」に変わる感覚で、気持ち良いけれど耳が痛くない倍音が更に足されていきます。
この時、若干、低音が締まっていく感じはアンプの特性かもしれません。
もう、気持ち良くて指が止まりませんよ!(笑)

ここで試してみたくなるのが、全てのつまみ全開でしょっ?(笑)どうなる事かと思いきや・・・
確かに僕の使用範囲は超えますが、決して使えない音ではなく、泡立つようにクリーミーに深く歪みます。
アンプのすぐ横で弾いているので、小音量でもフィードバックが得られました。

倍音が豊富になるため、ディレイ深めでボリューム奏法なんて時には魅力的な音色です。
80年代には、このくらい歪んでたギタリストっていたなぁ・・・(笑)
ここまではゲインが全開ですので、歪みの質のコントロールです。

続きまして、アンプのゲインをクランチまで絞って、ペダルで強めにブーストするセッティングです。
要するに、アンプ側のヘッドクリアランスを作って、バッキングとリードの明確なボリューム差を求める訳です。
結論か書くと、ライブではこちらのほうが実用的かもしれません。

ただ、同じレベルまで歪ませた時、こちらのほうが透明感が残ります。基音が歪み切らずに残る感じでしょうか。
チューブアンプの特性でもあると思います。
このセッティングの時にクリップスイッチが活きてきます。良く考えられているなぁ・・・と関心させられました。
でも、個人的な好みとして、今はゲインは全開かなぁ・・・

続きまして、設計者の意図からは外れるかもしれませんが、クリーントーンでのセッティングを探してみました。
この場合、ボリューム差が明確に出るので、ブーストは控えめのほうが良い結果が得られました。
ジャズ等で使用の場合は、ブースターをオンで音作りをして、オフ時にボリュームを下げるほうが
好みの音を探しやすかったです。オン時に倍音が膨らむのを逆手に取ったセッティングです。

最後に総評ですが、二つのつまみと一つのスイッチで、誰しもが望む音を探せるブースターだと思います。
手持ちのギターとアンプのキャラクターはそのままに、その更に奥へと連れて行ってもらえますよ!
実はこのブースターをきっかけに、小さなフルチューブマーシャルが欲しくなってます。
まあ、ギターを大好きな人が設計しないと、こういう製品にはならないでしょう。

伝えたい事がいっぱいで、文章が長くなってしまいました。
ご購入の参考になれば幸いです。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 30

投稿者:
北村 様 (三重県)

使用ギター:
prs, fujigen, Gibson等

使用アンプ:
soldano bogner ceriatone等

演奏ジャンル:
ロック エモスクリーモ フュージョン等

好きなギタリスト:
ヌーノ、レイボーン、エリックジョンソン等

レビュー:
ハードロック系の早弾きにはOD-FIVE2は最強です。
そしてそれ以外にも設定次第では他の高価な歪みペダルに負けないポテンシャルを持っています。

一人で弾いてる分には今まで買った歪みペダルでNo.1です。バンドの中に混ざってもかなり上位に入るペダルです。
僕はg-systemのループにOD-FIVE2、バルバロッサのガーゴイル、shigemoriのruby、klon
ケンタウルス等を入れ使い分けてます。
OD-100やSLO-100のリードトーンが欲しいなら間違いなくOD-FIVE2xtremeで決まりだと思います。
ちなみに友人達はクランチも大変気に入ってました。

コストパフォーマンスと機能性は最高だと思います。
あとクリーンの出るアンプなら大抵ちゃんと音作れるんでこれ一個あればなんとかなりますよ!本当に‼


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 29

投稿者:
BIGJIRO→ 様

使用ギター:
FENDER JAZZ MASTER、FENDER テレキャスターカスタム

使用アンプ:
マーシャルJCM800

演奏ジャンル:
ロック

好きなアーティスト:
JELLY→、LAID BACK OCEAN、GEEKS

レビュー:
まずovaltone様に出会ったのはエフェクターフェスティバルにて。
そして最も興味を持ち、その後口コミやTwitterなどの高評価を見て購入することにしました。

OD-FIVE2はかなり幅広いサウンドを作れます。そのため最初は音作りに手こずる可能性がありますが
そこはギタリストの楽しみ。自分の音が見つければ、もう手放せないペダルになるでしょう。

肝心な音ですが、まずはきらびやかな音ヌケとどっしりした太さにかなり衝撃をうけました。
単純に弾いてて気持ちがいいです。
そして細かなピックニュアンスも伝えてくれます。

個人的に歪み系エフェクターを数十個と試しどれも心から満足ができずにいたのですが、
OD-FIVE2に出会い初めて心から満足しました。極上の歪みです。
 
トータルとして、音の良さ、操作性の良さ、ノイズの少なさ、デザイン性、どれをとっとも本当に最高のエフェクターです。

是非是非!試して頂きたいエフェクターです。
 

そして何よりとても親切な対応して下さったovaltone様、ありがとうございました!!


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 28

投稿者:
佐々木 様(岩手県)

使用ギター:
ストラトキャスター、レスポールタイプ

使用アンプ:
JC‐120

演奏ジャンル:
ロック、ポップス、フュージョン等

好きなアーティスト:
Eric Clapton、Jeff Beck、Surface、すかんち、鈴木健治、今剛etc…

レビュー:
鈴木健治さんのTwitter、UstreamをきっかけにしてOvaltoneさんを知りました。
以前からJポップ等で聴くことができるスタジオミュージシャンのギターサウンドに憧れを持っており、
デモ動画や多くのレビューでの高評価に魅力を感じ、購入を決心しました。

サウンドは、心地よいクランチからハイゲインなディストーションまで本当に幅の広いサウンドを作ることができ、
かつ2チャンネルなので、バッキングとリードとの踏み分けでこれ一台で
あらゆるステージをこなすことができると思います。

音抜けも非常によく、バンドのアンサンブルを崩すことなくモニター無しでも自分の音を確認できるほどです。
また、エフェクターを踏む際に足でノブを触ってしまうことがよくあるので、
ノブに関して相談させていただいたところ、写真のように小さい丸型のノブを付けていただけました。

【希望すること】
サウンド、使い勝手ともに満足していますが、本当に使える音の幅が広いが故に、
最初に少しセッティングで戸惑うことがあると思いました。
そこで、求めるサウンド毎にいくつかセッティングの例等を説明書やHP等に記していただけると
嬉しいと思いました。

私は、鈴木健治さんのムービーをきっかけに興味を持ったので、鈴木さんのサンプルセッティング等があれば、
それを元にさらに自分の音を作るヒントになりそうです。

最後に、発注からオーダーの細かい相談、発送まで、丁寧で親切な対応をしていただいた
田中さんに心からお礼申し上げます。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 27

投稿者:
舛田 智 様(東京周辺) studioClearance

使用ギター:
ストラト

使用アンプ:
JCM900 or JC120(ジャズコーラス)

演奏ジャンル:
ヘヴィメタル

好きなアーティスト:
鈴木健治さん KellySIMONZさん 
ポールギルバート氏 清水昭男氏

レビュー:
最初に納期について少々無理な注文をしてしまったにも関らず
快く迅速に対応して下さって助かりました。

一人のお客さんとの信頼を大切にされている姿勢が伝わってきて、
購入する側としてはとても安心してやりとりができました。

肝心の性能について、
他の方も書かれているように、まず歪みの抜けが良いです。
ギター単体での派手さや奇抜さではなく、バンドアンサンブルでの使い易さ・音色の馴染み易さを追求した
上品な音という印象です。

設計も非常に気に入りました。
ツマミ類はギターの音作りをするのに必要最小限のものが揃っており、別の表現をすれば
余計な機能が無く、無駄を極限まで省いているといった印象です。

前面にあるのはLevel・Bottom・Shape・Boost・Gainの5種類。

Shapeでエッジの効いたバッキングからマイルドなソロなどに切り替えができて、
左側面にあるミドル帯域のシフタースイッチでキャラクターを変えるので便利です。

Presenceは上側面についておりチャンネル共通である点も便利です。
(高域はギター側のツマミ等で調整できる為)

値段を考えると、本当に良い買い物ができたと思いました。
今後重宝する機材になりそうです。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 26

投稿者:
中尾 太一様

使用ギター:
Top Guitar製ストラトモデル Fender stratcaster

演奏ジャンル:
POP Rock Fusion Jazz

好きなギタリスト:
Jimi hendrix  田中義人 鈴木健治 Mike sturn etc….

レビュー:
自分のバンドのリハでは、まだ使えていないのですが、
演奏の仕事の際に使用させて頂きました!!

まず音抜けがすごく良いです。それも使い難い変な抜け方でなく良い帯域で抜けます。
アンサンブルに適した本当に良いサウンドです。
ハイゲインペダルにありがちな変な埋もれる感じがなく、良い意味で埋もれさせることも出来るのが、
最高でした。

ブーストオン時のミドルアップも音にフォーカス感がなくそのままブーストされるので、弾き易いです!!
とにかく、エフェクターのデメリットをそうとう解消しています。
ギター側のボリュームにも、センシティブに反応するので、エフェクターの数が減りました。
とにかくおすすめです。


Reviews -レビュー- SD-1 Mod Reviews

BOSS SD-1 Modify Review 9

投稿者:
ogk 様 (千葉県)

使用ギター:
オービル・レスポールカスタム

使用アンプ:
ローランド・JC120

演奏ジャンル:
ポップロック

好きなアーティスト:
BUCK-TICK


レビュー:
改造前に比べ、中低音が豊かになり、腰の座った艶のあるサウンドになりました。
バンド演奏の中でもヌケがかなり良くなった感じです。

自分はそういう使い方はしてませんが、音量もかなり大きくなってるのでブーストに使用するのも
かなり重宝すると思います。
トーンで歪みの表情も多彩になっています。

以前は音圧を稼ぐ為に歪みをもう一台繋げてましたが、コレ一台で賄えるようになりました。
SD-1のウィークポイントが全て改善された印象で、手放せない一台になりました。

ありがとうございました!




OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 25

投稿者:
T.Y様(大阪市)

使用ギター:
ESP M-SEVEN

使用アンプ:
Marshall jcm2000, Roland jc120

演奏ジャンル:
Rock

好きなアーティスト:
Joe Satriani,  John Petrucci,  Tony Macalpine, 
Greg Howe,   柴崎浩,   ISAO,   DAITA

レビュー:
スタジオにて常設アンプ クリーン設定で、アンプのドライヴチャンネルと比較しながら、OD-FIVE 試奏してみました。
OD-FIVE全てのツマミの効きがしっかりしていて、ノイズも少なくかなりきめ細かいレベルまで音作れます。
 アンプぽい反応でした。boostの効きもしっかりまえにきます。

歪は幅も半端なくあり モダンハイゲインアンプに近い印象でした。 
ロックからメタルまでカバーできる感じで、 マーシャルのドライブチャンネルよリイカツイ音でます。
個人的にメサ所有していたので、レクチぽいハイゲイン系な印象でした。

低音は、マーシャルはスピーカー4発なので必然てきにガツンときますが、
ジャズコ2発でもOD-FIVEのボトムレベルあげることによりマーシャルと変わらないほどの低音だせたのが
一番の驚きでした。

OD-FIVEの音を追求するには 最初は手こずりましたが、どのような場所・状況でも活躍できるペダルだと思いました。     
このサイズではここまでのポテンシャルは なかなかないと思います。 私てきには高額なアンプヘッド買うより
得した気分です。

何より注文から購入まで親切対応して下さったOvaltoneさんありがとうございました。


Reviews -レビュー- THE ANCHOR II Reviews

THE ANCHOR II Review 5

投稿者:
NOBI様

使用機材:
FENDER JAZZBASS、 DINGWALL SJJ4

レビュー:
私が「THE ANCHOR II」を知ったキッカケはReview4を書かれた松下さんのブログでした。
ブログを拝見し、これは買わずにはいられないと思ったのが購入の経緯です。

私はコンプレッサーに対して色づけも求めないので、原音重視系を好み、GROOVE COMPを
愛用しております。
製品が届き使用したところ「THE ANCHOR II」はさらにナチュラル傾向であると感じました。

GROOVE COMPは料理で言えば隠し味の「ダシ」のように原音を替えずに旨味を増やすと表現する
ならば、「THE ANCHOR II」はGROOVE COMPとは、増やす旨味成分が異なり、こちらのほうが
、よりナチュラルという印象です。

尚、どちらが良いということはありません。共に素晴らしい製品ですので、環境にあわせて
選び使いつづけます。

コンプレッサー部分以外についてですが、私は足元には少ない方が好みで、チューナー
アウトとミュート機能があり、これらを一台にまとめることで、スペース削減ができることと、
ミュート機能により確実にミュートができることは非常に有難いです。

あとDC OUT付も、何気に便利ですし、特徴的は「S.C.LOW-CUT」も良い機能ですね。

総評として、素晴らしい製品に出会えて良かったと感じております。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 24

投稿者:
西山昌一郎 様

使用ギター:
Deviserプロトタイプ、レスポール等

使用アンプ:
Fender TwinReverb等

演奏ジャンル:
ポップス、ロック

好きなギタリスト:
エリック・ジョンソン、ジョーサトリアーニ、今剛、松原正樹、鈴木健治

レビュー:
まず重量が軽いです。こういったツインペダル系の歪みは重いものが殆どですが、
本機は堅牢さと軽さを備えています。

また他メーカーの一般的コンパクトペダルより頭一個分背が高いです。
通常、ギタリストが多く踏むのは歪みのON・OFFかと思いますが、この背丈も足元での安定操作において
非常に信頼がおけます。二つのスイッチ幅も自分にとっては十分余裕のある幅でした。
 
肝心の音ですが、非常に多機能で余りにたくさんのサウンドが作れてしまいますので、好みの設定を。

グリーンランプは、ゲイン弱めで、ボトムカット、シェイプを上げた歯切れの良いクランチサウンドが好みです。
バッキングにおいて「聞こえる」おいしい帯域を残しながら、アンサンブル、オケへのなじみ方が秀逸です。
 
ブルーランプは、これはアンプ側や他のエフェクトの設定を詰めれば、OD-100、3+SEとVHTに
近いサウンドになり得ます!
しかし、ただのクローンではなく独特の良い艶があります。
ブーストスイッチは切って、ゲイン7~8割、アンプや他FXによって、本機ボトムカットやシェイプ調整を
しっかり行えば、ある程度環境問わず、歪みはこれ一個で大丈夫と思える鳴り方をしてくれます。
 
 
トータルとして、全つまみが積極的に「効く」ことが幅広いサウンド作りを可能にしてくれます。
特にVol.ペダルや、ギターヴォリュームとの相性も良く効き、ピッキング反応も自分には申し分ありません。

 
そして重要なのが、ペダルを踏みっぱなしにしておいても、待機中にアンプから鳴る「シャーッ」という
ノイズが激減したことです。
ギタリストは気にならなくても、そこを気にする方は多いと思います。

トータルで、こんなに様々なことが考慮されたペダルに出会ったのは初めてでした。
ovaltone様、ありがとうございました!!


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 23

投稿者:
S.Y様(大分県)

使用ギター:
xotic xs-2  Vanzandt STV-R2

使用アンプ:
MARSHALL JCM800 JC-120  VOX AC-30

好きなギタリスト:
マイケル ランドゥ
大村憲司
ポールギルバート
佐々木秀尚
鳥山雄二

レビュー:
ギタリストのみなさんならよくわかってくださると思いますが、自分は今の機材に不満があるわけではなかったのですが
なんとなく異なった歪みペダルを探してました。
CAAのOD-100の歪みが欲しかった訳ではなかったのですが、間違いなく好みの歪みだったのもあり
OVALTONEさんにたどり着きました。

好きなギタリストが使用し始めたのも購入の後押しになりました。
最初はあまりにこれまで弾いてきたどのペダルとも弾き心地が違い歪みが少ない様に感じ、
故障では?とさえ思い田中さんにメールまでしてしまいました。田中さん、真摯な対応ありがとうございました。

しかしコツが掴めてくると巷のどんな歪みペダルも及ばないくらい弾き手が伝えたい情報をアウトプットしてくれます。

ライブで使用した感想
音抜け抜群でPAに期待しなくても自分の音を確認できる。勿論、ボリューム等の調整も必要ですが。

とにかく音が遠くまで飛んでいく、これが最高に気持ちいいです。
気持ちよすぎて一人よがりのプレイに注意です。

歌謡曲からハードロックまでこなせる幅広いサウンド。やはりいい歪みは曲を選ばず使えます。

各コントロールは固定観念にしばられずみなさんの好みに合わせれば最高のサウンドが期待できると思います。
ODFIVEはペダルというより楽器としてとらえた方がイメージしたサウンドに持っていける感じがします。
知る人ぞ知るペダルであってほしいのですが、多くのギタリストが求めるドライブサウンドが飛び出すペダルです。最高です。

最初はイメージ的にハムバッキング向けかな?と思ったんですが、これがまたシングルコイルでも最高です。
ここ数日はシングルコイルとの組み合わせにはまってます。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 22

投稿者:
T.O様(山梨-神奈川)

使用ギター:
PRS CUSTOM24,Nil NANAGEN RedComet

使用アンプ:
Marshall JCM2000,Fender blues junior iii

演奏ジャンル:
HARD ROCK,FUNK,JAZZ,POPS

好きなアーティスト:
Greg Howe,extreme,the band apart,Limp Bizkit etc…

レビュー:
今回は通っているギター教室の先生からの紹介でこのOD-FIVE 2Xtremeを知りました。
普段はスタジオにあるMarshall JCM2000をメインに歪の音づくりをしていましたが、
スタジオごとに癖やコンディションも違うので、初めはプリアンプの購入を考えていました。
しかし、なかなか自分に合うものが見つからないある日、先生のライブに行った際、
このOD-FIVE 2Xtremと出会いました。

それから自分で調べ始め、試奏ができないにもかかわらず、
レビューなどを見てOD-FIVE 2Xtremeの評価が高いこと、
見た目がとてもかっこよく、さらにハンドメイドで丁寧な作りというところにとても惹かれました。
また、何よりみなさんおっしゃるよう、完全独立の2chというのが一番の魅力でした。

実際に演奏してみて、まずコンパクトとは思えないほどのハイゲインとノイズの少なさに驚きました。
特にNil NANAGENはギター自体ゴリゴリの歪ギターであるので、まさにこのギターにぴったりの
エフェクターだと思いました。
また、音量調節、ピッキングの強弱によりさまざまな演奏が可能だと思います。
まだまだ技術向上中の自分にとっては100%の効果を発揮できないかもしれませんが、
逆に自分の腕を磨くための良き愛機となりそうです。

最後に注文から発送までとても親切な対応をしていただいて、
安心して購入することができました。


OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 21

投稿者:
S.I 様

使用ギター:
Collings 290、RS Guitarworks Strato

使用アンプ:
EVH 5150Ⅲ 50W、Bogner Shiva Combo

演奏ジャンル:
特になし

好きなアーティスト:
スティービー・サラス、グリーンデイ、Feeder

レビュー:
友人に勧められサンプル動画を拝見して興味を持ち、制作していただきました。

まずなんと言ってもその可変幅。とんでもなく広いです。
クリーンくらいのクランチ〜ソリッドなハードディストーションまでまんべんなくいけますね。

他のレビューには1、2chはそんなに変わらないとありましたが、個人的にはハードな歪みは1ch、
クランチは2chが好みでした。
OD-100との比較ですが、個人的には5150Ⅲのようなモダンなハイゲインディストーションのような感じですね。
キレがあって、倍音があって、とても使い勝手が良いです。

個人的に1番気に入ったのがMIDの切り替えとプレゼンスですね。
これでコンボアンプでもスタックでも、自分の好みのサウンドまで無理なく作れます。

コストパフォーマンスに優れた秀作だと思います!


Reviews -レビュー- THE ANCHOR II Reviews

THE ANCHOR II Review 4

投稿者:
松下 一弘 様(福岡県)

使用ベース:
Xotic XJ-1T,他

演奏ジャンル:
クラシック・ロック・ポップス・J-Pop・ラテン・ジャズ・ゴスペル
R&B・フュージョン・ソウル・ファンク・演歌etc

レビュー:
これまで使っていたコンプレッサーの見直しとペダルボードの変更のタイミングでこのペダルと出会いました。
プロベーシスト川崎哲平氏が開発に関わり、彼とOvaltoneさんの妥協ないこだわりで生まれたペダルです。

個人的に、DIやアンプまでの間にミュートできるポイントが欲しいと考えています。ミュート機能搭載のおかげで
それをTHE ANCHOR IIに任せることができました。
さらにチューナーアウト付き。ボード内のペダルを大幅に減らすことに貢献してくれます。コンプ、ミュート、
チューニングと1台3役は多機能といわざるを得ません。

「ミュートのされ方」にもかなりのこだわりを感じます。
スイッチングノイズが皆無であり、嫌な音ひとつせずに消音してくれます。PAミキサーやアンプにとっても
安心して踏めるスイッチです。

肝心のコンプは本当に質がよく、最初の試奏の興奮はとても忘れられません。
楽器本来の音を加工するようには聴こえず、Reductionのツマミを上げて圧縮をかけていっても
どこまでも「自然」な音が再生されます。
「自然」であり、「違和感を感じない」のです。ここまで原音忠実であり、コンプ・リミッターの仕事をしてくれるペダルは
そうそうないと思います。
自分がコンプに求めることはこれだったという満足感は計り知れません。

InputGainのツマミは、高出力なアクティブベースにも、出力に不安のあるパッシブベースにも、
幅広く入力を確保できる部分です。
Reductionのツマミ下にみえる緑LEDのおかげで、演奏中にコンプの効果が視認できるところも楽しみです。

特筆すべきはS.C.LOW-CUTスイッチでしょう。
低音域にはコンプがかからないようにするものですが、特にスラップ奏法時に有効な機能です。
スラップ奏法のスタイルや技術にもよると思いますが、ドーン!と低音弦を鳴らせる人は、
ナチュラルに出してあげたほうが楽器全体が鳴っている感じを出せると思います。
そこで制御し難いプル音だけを圧縮して聴きやすい音に。傍から聴いていても、とてもコンプがかかっている音に聴こえず、まとまった音色になります。
ここがOvaltone THE ANCHOR IIの素晴らしいところ。自然であることです。

ホームページから発注、確認メールでやり取り、正式オーダー。約1週間後に完成連絡。料金振込み、発送、受け取り。
Ovaltoneさんの丁寧で安心な対応。それに完成した製品の完成度。何もいうことはありません。
手にとってみれば、金額なんて安いもの。そのように思えます。

現場から生まれたペダル。最高品質で多機能なペダル。全てに大満足であり、
即メインペダル入りしたのは言うまでもありません。
多くの演奏家の足元にオススメしたい製品です。

ブログリンク:
THE ANCHOR IIの記事