Driver -歪み- Products -製品-

FOUNTAIN ( 2025~ ver. )

2016年発売のオーバードライブ ” FOUNTAIN ” の2025年、新バージョンとなります。

前バージョンは温かく透明感のある歪み、ナチュラルなオーバードライブとして好評でしたが、新バージョンはさらにヘッドルームと透明感を増し、TONEコントロールはトップエンドを煌びやかに演出し、GAINはPRE GAINとのコンビネーションで多彩なドライブキャラクターを得ることが可能となりました。

ガラスのようなクリーン~クランチから、スムースなロングトーンオーバードライブまで本機1台でお楽しみ頂けます。

前バージョンとの相違点としては、人気の高かった【 S.G. 】【M.O.】セッティングの状態を固定とし、代わりに新規追加されたPRE GAIN、FAT、CLIPスイッチによってその固定モード内のバリエーションの幅を広げた形となります。

FAT、CLIPスイッチはPRE GAINに関連付けられており、これによりブースターあるいはODペダルを前段に繋いで調整した時のような微調整が可能になります。

他の新たな要素として内部30V昇圧が挙げられ、基本のサウンド自体も底上げされています。※電池の使用は不可となります。


モデル名 : FOUNTAIN (ファウンテン)
種別 :オーバードライブ
発売日 :  2025年 2月12日
価格 :31,800円(税抜)/ 34,980円(税込)

ファーストロットお取扱店様リスト

曲中でのサウンドデモ
ギター単体でのデモ
Josh Smith @ NAMM 2025
ASSH氏によるレビュー動画
メインコントロール

基本的なコントロールとして、大きな3ノブをメインコントロールと考えます。

GAIN ・・・歪み量をコントロールします。
VOLUME ・・・音量をコントロールします。
TONE ・・・高域の量をコントロールします。

サブコントロール

中央の小さい PRE GEAIN ノブと、筐体上部の2つのプッシュープッシュスイッチの3つをサブコントロールとして考えます。
これらのサブコントロールは全てプリゲイン部分(回路の最初の部分)に関係するコントロールです。

PRE GAIN ・・・メインのドライブ回路に入る前のゲインをコントロールします。

CLIP ・・・PRE GAIN部分のクリッパーを有効にして、PRE GAIN部分でも歪みを足せるようにします。
       
CLIPオン ⇒ PRE GAINノブを上げると主に歪みが増します。
ディストーション系、DMBL系(高ゲイン)、KLN系(高ゲイン)、MS系
上記のペダルの様な雰囲気を狙う時におすすめです。

CLIPオフ ⇒ PRE GAINノブを上げるとメインドライブ回路に入力される音量が増加します。メインドライブ回路での歪みも増えますが、原音成分の割合も増えます。
トランスペアレント系、TS系、DMBL系(低ゲイン)、KLN系(低ゲイン)
上記のペダルの様な雰囲気を狙う時におすすめです。          

FAT ・・・PRE GAIN部分で増幅される信号をファットなキャラクターにします。

FATオン ⇒ メインドライブ部で歪む前に信号をファットにすることで、ローミッドが充実しリードに最適な繋がりやすいドライブキャラクターが得られます。

FATオフ ⇒ ギターの入力に敏感に反応する素直なドライブキャラクターになります。

スペック

電源:安定化済みのACアダプタ、またはパワーサプライ(DC9V、センターマイナス2.1mm) ※電池使用不可

消費電流:起動時約100mA以上、 通常時 約53 mA / 9VDC ※起動時に100mA以上が必要となる為、パワーサプライには100mA以上の仕様の物をご使用下さい。

内部動作電圧:30VDC

重量 : 約340 g
サイズ : (W)72 x (D)127 x (H)56 (mm)※突起含む

内部構成:メイン回路はハンドソルダリング、電源回路部は一部SMD部品を使用

バイパス:機械式スイッチ-トゥルーバイパス

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい

Parts -ギターパーツ- Products -製品-

Kaleidocycle Pickup

Kaleidocycle(カライドサイクル)とは複数の四面体が環状につながり、連続的に回転する立体構造物の呼称です。

回転の中で裏が表になり、また違う面が表になり裏になるというような性質と、
1つのピックアップに内包される複数のキャラクターに異なる側面からスポットを当てるという今回のピックアップシリーズの主旨との共通点からKaleidocycle Pickup(カライドサイクルピックアップ)と命名しました。

第一弾のモデルは ” Kaleidocycle Single Coil – ST ” , ” Kaleidocycle Single Coil – ST – RWRP ” , ” Kaleidocycle Humbucker-BR-52 ” の3モデルとなりますが、Kaleidocycle Pickup のコンセプトの真意はセットモデルにあります。

セットモデルは ” SSH Traditional set ” , ” SSH Modern set ” , ” SSH Full Potential set ” の3種類となり、これらのセットにはそれぞれ異なる NUE DEVICE を付属することで、同じピックアップながら3種類のキャラクターを引き出します。

 ※セットの価格は単体でS,S,Hを1つずつご購入頂く価格と同価格となる為、セットでのご購入がお勧めです。 

 

SSH Traditional set ¥59,400

 

SSH Modern set ¥59,400

 

SSH Full Potential set ¥59,400

 

【単体/受注】Kaleidocycle Single Coil – ST ¥16,500

 

【単体/受注】Kaleidocycle Single Coil – ST – RWRP ¥16,500

 

【単体/受注】Kaleidocycle Humbucker-BR-52 ¥26,400 

Kaleidocycle Single Coil – ST

Magnet : Alnico6 rod magnet
Polarity : South up
Wind : CW
Magnet wire : AWG42 formvar
Potting : Flash potting
DC Resistance : 5.5kΩ
付属品 : ホワイトカバー, マウンティングスクリュー, チューブ
製作 : Euphoreal Pickup
価格 : 16,500 円(税込)

伝統的なSTタイプのピックアップサウンドを基調に、ローワウンドの繊細さとアルニコ6の低重心でビーフィーな厚みを組み合わせたモデル。広いダイナミクスを持ちつつ繊細になり過ぎない安定感を併せ持ちます。

Kaleidocycle Single Coil – ST – RWRP

Magnet : Alnico6 rod magnet
Polarity : North up
Wind : CCW
Magnet wire : AWG42 formvar
Potting : Flash potting
DC Resistance : 5.5kΩ
※逆巻き逆磁性
付属品 : ホワイトカバー, マウンティングスクリュー, チューブ
製作 : Euphoreal Pickup
価格 : 16,500 円(税込)

Kaleidocycle Single Coil – ST の逆巻き逆磁性バージョンです。巻き数その他スペックは同一になります。

Kaleidocycle Humbucker-BR-52

Magnet : Alnico5 bar magnet
Magnet wire : AWG42 plain enamel
Baseplate : Nickel silver
Potting : Flash potting
DC Resistance : 8.35kΩ
Pitch : 52mm
Leg : Short Leg
Cable : 4 conductor (Black-Slug Start / White-Slug Finish / Red-Screw Finish / Green-Screw Start)
※黒→HOT , 赤白→TAP , 緑網→GND
付属品 : マウンティングスクリュー, スプリング
製作 : Euphoreal Pickup
価格 : 26,400 円(税込)

スペック上は伝統的なハムバッカーですが、カスタムメイドのマテリアルやワインディングパターンの組み合わせによって、ローミッドの厚みとバウンス感を持たせ、ホットなキャラクターを表現するモデル。実際のスペックからくる反応の良さやエッジ、立体感と、基調になるホットさの両立で、STバージョンと同じく広いダイナミクスを持ちつつ繊細になり過ぎない安定感を併せ持ちます。

セットモデル

3種類のセットモデルには基本として” Kaleidocycle Single Coil – ST ” , ” Kaleidocycle Single Coil – ST – RWRP ” , ” Kaleidocycle Humbucker-BR-52 “が含まれます。

SSH Traditional set

SSH Traditional set にはピックアップの他、シングルコイル用に NUE DEVICE ” THE DIME MOD “ ハムバッカー用に NUE DEVICE ” THE BEE MOD “ が付属します。また、配線図の中で使用される510kΩ抵抗器が付属します。
価格:59,400円(税込)

” THE DIME MOD “ は1960年代前半の代表的ボルトオンタイプギターに搭載されていたモデルを基にした、再現シリーズであるトリビュートシリーズのモデルとなり、” Kaleidocycle Single Coil – ST “の伝統的なSTサウンドの側面を強調します。

” THE BEE MOD “ は1956~1960年に代表的セットネックタイプギターに搭載されていたモデルを基にしたトリビュートシリーズとなり、” Kaleidocycle Humbucker-BR-52 ” のエッジ感や中域のくい付きを強調し、トラッドなハムバッカーの側面を引き出します。

SSH Modern set

SSH Modern set にはピックアップの他、シングルコイル、ハムバッカー共用として NUE DEVICE ” SIGNATURE MD “ が付属します。また、配線図の中で使用される510kΩ抵抗器が付属します。
価格:59,400円(税込)

NUE DEVICE ” SIGNATURE MD “ はこのセットモデルのために開発されたモデルとなります。突出するダイナミクスや広すぎる周波数レンジを抑え、モダンで洗練されたスマートなサウンドを引き出します。レンジを限定する為、音作りが早く決まるようになる利点もあります。

※SIGNATURE MDはKaleidocycle Pickupと組み合わせることでバランスが取れるチューニングになっており、他のピックアップと組み合わせた場合にはただ平坦なサウンドになる可能性がある為、単体での販売は無く、SSH Modern set 専用モデルとなります。

SSH Full Potential set

SSH Full Potential set にはピックアップの他、シングルコイル用に NUE DEVICE ” SIGNATURE SC “ ハムバッカー用に NUE DEVICE ” SIGNATURE HB “ が付属します。また、配線図の中で使用される510kΩ抵抗器が付属します。
価格:59,400円(税込)

セット名の Full Potential が示すように、Kaleidocycle Pickupの持つポテンシャルを全て引き出すイメージのセットとなります。3種類のセットの中で最もダイナミックレンジや周波数レンジが広く出る為、ギター本体の鳴り方やプレイヤーの弾き方がサウンドに大きく反映されます。

配線図例 Wiring

配線図例 A – タップ無し、シングルコイル時250kΩ負荷、ハムバッカー時500kΩ負荷

SSH Traditional set
SSH Modern set
SSH Full Potential set

配線図例 B – ポジション4オートタップ、ミドルコンデンサー無し、シングルコイル時250kΩ負荷、ハムバッカー時500kΩ負荷

SSH Traditional set
SSH Modern set
SSH Full Potential set


Driver -歪み- Products -製品-

old SanoRa+

『 old SanoRa+ 』はディストーションの代名詞ともいえる黒い鉄筐体のエフェクターのモディファイモデルとなります。
増幅段をデュアル化、トーン回路やクリッピング全般を変更することで、よりきめ細かくモダンなサウンドにチューニングされ、80~90年代ハイゲインの代名詞ともいえるアンプを思わせるようなアンプライクペダルとしてリメイクされました。


モデル名 : old SanoRa+ (オールドサノラプラス)
種別 :ディストーション
発売日 :  2024年 9月21日
価格 :32,000円(税抜)/  35,200円(税込)

一般発売初回お取扱店様リスト

コントロール

コントロール方法はモディファイ以前と変わらず、利き方の方が少し違っています。
右に回すと高域が落ちていくFILTERもそのままですが、途中までは超高域のザラつきを残しながら高域が落ちて行きます。
DISTORTIONは上げて行ってもモディファイの前のような潰れ方をすることはありません。

内部トリマー

内部トリマーはプリゲインの調整で、標準でフルの状態ですが、ハイパワーピックアップやローゲイン主体で使用したい場合、質感に少し奥行きを加えたい時などにお好みに応じて絞って使用することが可能です。

その他

インプットジャックは、プラグを抜いた状態でミュートがかかるよう交換してあります。
DCジャックはモディファイ元に現行品を使用している為、5.5mm×2.1mmセンターマイナス仕様となっています。
消費電流 : 約7.5mA

Purple version

ワタナベ楽器店限定販売カラーモデル
こちらのカラーは一般販売開始後もワタナベ楽器店限定モデルとなります。
ワタナベ楽器店様特設ページ


Booster-ブースター- Products -製品-

WARM GEAR 2

発売以来、ラインアップ中でも高評価を頂いていた機種「 WARM GEAR 」が、ユーザーの声を取り入れ
バージョンアップしました!

ブーストノブの位置によらず音量をコントロールするためのマスターボリュームと、高域のこもらせ具合を選択できるフィルターセレクト用のプッシュ-プッシュスイッチを新たに搭載。

サウンドも基本的には初代のまま、より現代的にパンチがありクリアな音色となりました。

WARM GEAR 2 はブーストノブを下げた状態での暖かな音を基調としながら、ブーストノブを上げるにしたがってミドルからトレブルへとピークを変化させつつフォーカスしたパンチのあるナローレンジブーストを得ることが可能なブーストペダルです。

前段、後段どちらでの使用にも適し、ブーストノブで音色を作りマスターボリュームを下げることで音量を上げずにフィルター的に使用することも可能です。

ボディーサイドのプッシュ-プッシュスイッチは押し込むことで高域にかかっているフィルターを1段階弱めることが出来ます。プリブーストでより自然な高域が欲しい時や、ポストブーストで高域を削り過ぎないセッティングをしたい時に効果的です。

ミニサイズながら通常ラインナップと同じく、設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまでOvaltone工房にて行われています。


モデル名 : WARM GEAR 2 (ウォームギアツー)
種別 :ブースター、フィルター
発売日 :  2024年 7月23日
価格 :17,200円(税抜)/  18,920円(税込)

WARM GEAR 2 ファーストロットお取り扱い店様リスト
公式WEB SHOP

BOOSTノブ

絞り切った状態で少しこもった音になります。上げていくにしたがって音量と共に中域や高域が上がってきます。それ以降はトレブルのピークをプッシュしていくような動作をします。

この特性を利用して、プリブーストでは中域に特徴を持たせたワウ半止めのようなサウンドを作ったり、往年のトレブルブースターを踏んだようなサウンドを作ることができます。

ポストブーストでは、例えばドライブペダルを踏んだ時にジャキジャキしすぎてしまうアンプの高域を削ったり、中域のパンチを加えるような使い方ができます。

MASTERノブ

MASTERノブは出力音量を調節するマスターボリュームノブです。
上記BOOSTノブは位置によって音量と周波数特性の両方を変化させます。気に入った周波数特性が得られる位置で音量が大きすぎてしまった場合にマスターボリュームを使って音量だけ下げることが出来ます。
これは特にポストブーストや単体で音色を作るときに役立ちます。

FILTERスイッチ

側面にあるプッシュ-プッシュスイッチです。押すたびにヘッドが出た状態と入った状態を交互に行き来します。

ヘッドが出ている状態の時が標準で、高域のフィルターが最大にかかります。※初代WARM GEARと同じ状態

ヘッドを押し込んだ状態で、高域のフィルターが少し開いた状態になるので、高域が増えます。※TM4086+に入っているWARM GEAR BOOSTと同じ状態

【注意点】スイッチヘッドはプラスネジですが、ドライバーで回すためのものでは無く、あくまで指で押して操作して下さい。

その他

DCジャック周りにはDCプラグの先が筐体に触れてショートしてしまわないようにゴムリングを装着しています。

フットスイッチにはカチッという物理音を弱めるためにゴムブッシュが嵌めてあります。お好みで取り外すことも可能です。

スペック

電源:安定化済みのACアダプタ、またはパワーサプライ(DC9V~DC18V、センターマイナス2.1mm)
消費電流:約12mA/9VDC
電池内蔵不可。DCジャックからのみの給電となります。

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい



Booster-ブースター- Buffer -バッファー- Products -製品-

PRIME GEAR DELUXE

『 PRIME GEAR DELUXE 』はOvaltoneの高音質バッファーシリーズ『 PRIME GEAR 』の第4世代となる多機能バッファーです。

本機はバッファー機能に加えて、2インプットセレクター、約19dBのクリーンブースター、独立バッファードチューナーアウト(※1)、ジャンクションボックス、チューナーミュート、シグナルスプリッターなど様々な用途で活用可能で、ボード組み換えの際にも使い回しの効く仕様となっています。

バッファー部もPRIME GEARシリーズの特徴であるCURVEDインプットインピーダンス(※2)を再調整し、使用する素子や回路を再検討した結果、今までよりもさらに色付けが少なく自然なバッファーとなりました。

※1・・・チューナーアウト用のバッファーはメインアウト用のバッファーとは回路が異なります。
※2・・・周波数が高くなるにしたがってインピーダンスが低くなるようなカーブを描いていることからCURVEDインピーダンスと呼称しています。
※アダプタ動作のみ、電池使用不可
※出力位相はS端子,R端子共に正相


モデル名 : PRIME GEAR DELUXE (プライムギアデラックス)
種別 :バッファー、ブースター、インプットセレクター、シグナルスプリッター、チューナーミュート
発売日 :  2024年 3月20日
価格 :23,000円(税抜)/  25,300円(税込)

機能のご紹介
ベースでのサンプル by 川崎哲平 氏
バッファー

メインバッファー部は今までのPRIME GEARを踏襲した回路をさらにチューンアップし、よりカラーレーションが少なく明瞭なサウンドになりました。

右側のUインプットかBインプットから入力し、左側のSアウトプットから出力されます。

ブースター

ピンク色のBOOST LEDが点灯時は、その上部のBOOSTノブがアクティブになり、最大約19dBのブーストが可能です。ブーストサウンドはキャラクターの少ない素直な音量のみのブーストとなり、ノブを絞り切るとピンクLED点灯時でもバッファーとしてのみ機能します。

Uインプットに接続時は、フットスイッチでBOOST側(ピンクLED)に切り替えるとブーストオン、UNITY側(グリーンLED)に切り替えるとブーストなしのバッファーという使い方が可能です。

2インプットセレクター

Uインプット、Bインプットそれぞれにギターやベースを接続し、2本の楽器をフットスイッチにて切り替えることが可能です。

その際にBOOSTノブを絞り切っておけば、シンプルな2インプットセレクターとしての使用となりますが、たとえば2本の楽器のうち出力が小さい方の楽器をBインプットに接続することで、BOOSTノブを使って2本の出力差をそろえることが出来るインプットセレクターとして使用できます。

チューナーアウト

R端子はチューナーアウトとして使用可能です。チューナーアウト用に独立したバッファーを内蔵しています。

Uインプットに楽器を接続時、R端子からは常に信号が出力され、フットスイッチでBOOST側に切り替えた時も同一のレベルで出力し続けます。

Bインプットに楽器を接続時には、R端子からは同じく信号が出力され続けますが、フットスイッチでUNITY側に切り替えた時にはSアウトプットからの信号はミュートされます。
この機能を使って、チューナーミュートつきのバッファーとして使用することが出来ます。

また、R端子からの信号をレコーダーやオーディオインターフェース等に送ることで、メインのSアウトプットと関係なくドライなライン信号を並行して録音しておくようなシグナルスプリッターとしての使い方も可能です。
※その場合グラウンドリフト機能は搭載していない為、別途DIなどが必要になる可能性もあります。

ジャンクションボックス

R端子をチューナーアウト等で使用しない場合は、Sアウトプットからボード内へセンドし、ボード内からR端子へリターンさせることでジャンクションボックスとして機能します。

Rから右側のOアウトプットへはパッシブのスルー回路となっています。

9-18VDC対応

電源電圧は9VDCから18VDCまでの範囲で対応しています。

スペック

消費電流:27mA@9V ,95mA@18V
重量 260g
サイズD115 x W70 x H48 (mm)

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Driver -歪み- Modify -改造- Products -製品-

OVALIZED SCREAMER 808ts

元祖TSオーバードライブペダルの開発者、田村 進 氏とOvaltoneのコラボレーションにより実現した808 MODとなります。

田村氏がTSタイプのコラボレーションで必ずと言って良いほど採用しているシークレットオペアンプにスポットライトを当て、Ovaltoneの解釈でそのオペアンプの特性を最大限引き出すようチューニングを施したモディファイです。

倍音を豊富に纏ったエッジ感や伸びていつつタイトなボトム、存在感のある中域と強弱を細かい階調で音色に変換して再生するような表現力を得ることが出来ました。
また、音量レベルがノーマルと比べて大きめになっているので、より扱いやすいと思います。

OVALIZED SCREAMER シリーズは9,10ともにグレードアップしつつも元のサウンドキャラクターから大きく逸脱しないということを念頭に置いたモディファイでしたが、今回の808tsは表面的なサウンドは元のキャラクターを引き継いでいる様に思えますが、入力された演奏に対しての反応や立体感は現行ノーマルとはかなり離れたものになりました。

モデル名は Tamura Susumu氏 のTSを使わせて頂き『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』となります。

※『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』は島村楽器様限定製品とさせて頂きます。
正式リリース前には再度アナウンスをさせて頂きますが、本製品は全国の島村楽器様あるいは弊社ウェブショップからのみご購入可能な製品となりますので、ご確認の程、宜しくお願い致します。


モデル名 : OVALIZED SCREAMER 808ts 
(オーバライズドスクリーマーハチマルハチティーエス)
種別 : オーバードライブ
発売日 :  2024年 1月21日
価格 :40,000円(税抜)/  44,000円(税込)

Special DEMO – Les Paul – played by Takubon
Special DEMO – Stratocaster – played by Takubon
Special DEMO – ES335 – played by Takubon
JC120でOS-9 , OS-10 , OS-808tsの比較1
OS-9 , OS-10 , OS-808tsの比較2 ブースターとして
JC-120で現行機との比較

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Parts -ギターパーツ- Products -製品-

鵺 – NUE DEVICE – SIGNATURE SERIES “SC” “HB”

SIGNATUREシリーズ
初期からのモデルやTributeシリーズは押し出し、明瞭さなど、前に出るチューニングでしたが、SIGNATUREシリーズは内側に沈むような解像度の高さを持たせ、ワイドレンジながらリラックスして気持ちよく弾き続けられるようなチューニングを目標としました。

SC
SCはSingle Coilの略で、シングルコイルピックアップに合うようにチューニングされています。トップの輝きや、深いボトムエンドなどシングルコイルに求められる要素を凝縮しました。シングルサイズハムバッカーや、低出力ハムバッカーでよりクリーンでピュアな方向性を求める場合にもおすすめです。

HB
HBはHumBuckerの略で、ハムバッカーピックアップに合うようにチューニングされています。弦の存在感の出るトップエンドや、歪ませたときの密度感を重視してチューニングしています。P90タイプや、シングルコイルでも太い力強さを求めている場合にはおすすめです。

鵺- NUE DEVICE -シリーズについて
目標とする反応、サウンドが得られるよう作成した小規模な回路を、コンデンサのような形態にパッケージングしたもので、既存のトーンコンデンサと交換することで使用可能なパッシブエフェクターとなります。
パッシブピックアップのエレキギター、エレキベース専用となりますので、他の機器には使用できません。※パッシブピックアップの後ろにアクティブ回路を搭載した楽器には使用可能です。
※名前の「鵺」は、複数からなるというところと、単にコンデンサではないという謎めいたところから空想上の妖怪をあらわす言葉「鵺」を採用しました。


鵺- NUE DEVICE – SIGNATURE SERIES “SC” ( ヌエデバイス シグネチャーシリーズ エスシー)
5,940円(税込) / 5,400円(税抜)

鵺- NUE DEVICE – SIGNATURE SERIES “HB” ( ヌエデバイス シグネチャーシリーズ エイチビー)
5,940円(税込) / 5,400円(税抜)

サイズ:径 15.5mm 、円筒部長さ 30.5mm ※外殻はカーボン複合素材 CFRP を採用し、今までよりも軽量となっています。

発売日:2023 / 12 / 23

使用方法、注意事項

※写真はROSSOモデル旧パッケージのものです
・お使いのギターのトーンコンデンサが装着されている箇所に、そのまま同じように置き換えて下さい。
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルのGNDの文字がある側をGNDに近い側(ポット裏、もしくはトーンポットの足)に接続して下さい。
・ラベルのSIGNALの文字がある側を信号側(VOLポットやセレクター)に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。
・あらかじめ、足の先に予備ハンダをすることをお勧めします。
・エレキギター、ベースのトーン回路での使用を前提に製作されている為、他用途には使用をお控え下さい。
 ※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。ローインピーダンスのトーン回路にはお使い頂けません。 アクティブ回路が入っている場合でもパッシブトーン回路の後にアクティブ回路が入っている場合は使用可能です。 

Driver -歪み- Products -製品-

GD-XIII

GD-XIII は Ovaltone のドライブペダル GD-013、GD-013 Ver.2.0 に続く 3 代目となるドライブペダルとなり、シリーズを引き継ぎつつ次世代機種としての意味を込め GD-XIIIと名付けられました。

ローゲインからハイゲインまで広範囲にカバーし、特にサウンドトラック制作に求められる幅広い世界観の構築に対応するべく開発されました。

初代、二代目と同じく、ゲーム・アニメ等の楽曲収録で絶大な人気を誇るギタリスト後藤貴徳氏、また GD-XIII ではゲームサウンドクリエイター・ギタリストの佐藤敦史氏も本格的に監修に加わり、両名による緻密で度重なるテストを経て完成しました。

回路は初代、二代目とは異なる新規の GD-XIII 回路となっており、根本的に新しいサウンドでありながら確実に GD-013 シリーズを踏襲したサウンドとなっています。
GD-013 シリーズのサウンドは既に世に出ている多くの作品の中で使用されており、そのサウンドは GD-XIII が次世代に引き継ぎます。


モデル名 : GD-XIII (ジーディーサーティーン)
種別 : ディストーション
発売日 :  2023年 9月22日
価格 :45,000円(税抜)/  49,500円(税込)


コントロール


フットスイッチ
オンオフスイッチです。オフ時はトゥルーパイパスです。

ノブ
GAIN
ゲイン量を調節します。

TONE
上げると高域が出ます。下げると高域が下がります。

LEVEL
出力音量を調節します。

トグルスイッチ
右トグルスイッチ(左右に動きます)

High Gain Wide
広いレンジ感を保ったハイゲインモードです。基本のゲインが上がります。

Low Gain
ローゲインモードです。基本のゲインが下がるとともに、重心が下がりしっかりとしたサウンドになります。ゲインを絞ってトーンを上げることでクランチサウンドを、ゲインを上げることで厚みのあるオーバードライブサウンドを得ることが出来ます。

High Gain
基本のゲインが上がります。High Gain Wideに比べてより中域に集中した密度の高いディストーションサウンドが得られます。

左トグルスイッチ(左右に動きます)
Classic
歪み始めるポイントが早く、柔らかなアタックとより豊富な倍音が得られます。

Modern
歪み始めるポイントが遅く、アタックの芯が残り少し硬めのサウンドが得られます。

開発協力


ギタリスト 後藤貴徳 氏にはGD-013シリーズの1からご協力頂いており、主に直感的に気持ち良くプレーできるか、セッティングに手間取らずプレーに集中できるかという観点から監修頂きました。

ゲームサウンドクリエイター・ギタリスト 佐藤敦史 氏にはGD-013 ver2.0からご協力頂いており、主にアンサンブルの中でのEQバランスや、ラインやシミュレーター環境での相性、空間系との兼ね合いなどポストプロダクションの視点から監修頂きました。

● 後藤貴徳氏
参加作品
・NieR シリーズ
・エースコンバットシリーズ
・アイドルマスターシリーズ
・ラブライブ
・太鼓の達人
・ウマ娘
・ホロライブ
・仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ
・アメージング ボンバーマン
・ほか多数のゲーム作品に参加
他アーティスト作品等

● 佐藤敦史氏 参加作品
・遊戯王デュエルリンクス
・パワプロ
・ダンスダンスレボリューション
・オトカドール
・Winning Eleven
・悪魔城ドラキュラ
・ほか多数のゲーム作品に参加
他アーティスト作品等

その他の仕様


重量 約 430 g
サイズ 95(W) x 113(D) x 54 (H) mm
電源 安定化済みの AC アダプタ、またはパワーサプライ (DC9V 、センターマイナス 2.1mm)、9V電池
消費電流  約 3.5mA / 9VDC

動画




<以下NAMM2023ブースにて>





<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Driver -歪み- Products -製品-

TM4086+ REV. 1.2

独特のきらびやかなエッジ感や砕けるようなクランチ~ドライブを備えるメインドライブ部と、オンにすれば炸裂感と共に太く伸びのあるサウンドを生み出すブースター部を1 台に凝縮しました。

” TM4086+ ” は 90 年代に F 社から発売されたアンプヘッドのサウンドをモチーフにしつつ、ペダルとしての汎用性のを高めたドライブペダルです。※開発の経緯はこちらをご参照下さい。

「CH.A のクリーン~上げていったナチュラルドライブ~ CH.B のクランチ程度まで」を左側のドライブエリア単体で狙い、「CH.B の FAT オンのクランチ~ドライブサウンド」を右側のブースターセクションをプリ段で ON することで狙っています。

内部にはトリマーや接続順切り替えスイッチを搭載し、使い方の拡張性も高くなっています。

※2024/2/12以降出荷分に関しましては、REV1.2バージョンにアップデートされています。

REVISION 1.2ではエフェクターとしての使いやすさの向上を念頭に、弱入力と強入力の間の領域に対する反応性がよりスムースになっています。


モデル名 : TM4086+ (ティエムフォーティエイティシックスプラス)
種別 : ブースター/オーバードライブ/ディストーション
発売日 :  2023年 8月21日
価格 :32,000円(税抜)/  35,200円(税込)

DRIVEセクション


フットスイッチ
BOOSTERセクションを含むオンオフスイッチです。オフ時はトゥルーパイパスです。

ノブ
GAIN
ゲイン量を調節します。

TONE
高域のコントロールです。NFBタイプになっており、倍音成分のコントロールができます。

VOLUME
出力音量を調節します。高耐久のポットを使用し、回転のストップ強度はポットのスペック上9.18kgf・cm 以上となります。
足での操作が可能ですが全体重を掛けるなどすると壊れる為、つま先で回すような動作が対象です。

BOOSTERセクション


フットスイッチ
BOOSTERセクションのオンオフスイッチです。

BOOSTER ノブ
上げるほどブースト音量が大きくなります。それと共にミッド~ハイ帯域の押し出しが強くなります。Ovaltone WARM GEARをベースとしてMT4086+用にチューニングしたBOOSTERが入っています。

内部

BOOSTER内部トリマー
内部トリマーでBOOSTERのマスター音量を調節できるので、任意のつまみ位置のサウンドのまま音量の増減を調節できます。ポストブースト時は少し下げたほうが扱いやすいです。出荷時は約80パーセントの位置になっています。

BOOST→DRIVE DRIVE→BOOST スイッチ
ブーストセクションとドライブセクションの順番を入れ替えるスイッチです。
出荷時はBOOST→DRIVE状態です。

その他の仕様







重量 約 430 g
サイズ 120(W) x 102(D) x 61 (H) mm
電源 安定化済みの AC アダプタ、またはパワーサプライ (DC9V 、センターマイナス 2.1mm)、9V電池
消費電流  約 17mA / 9VDC

動画





<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Booster-ブースター- Driver -歪み- Products -製品-

MERKAVA OVERDRIVE

Ovaltoneの初期のブースターオーバードライブMERKAVAはその力強く素直なブースト感と、ブースト音に対する調整の多彩さでユーザーから評価されたモデルでした。

その後派生モデルとしてベースへの対応を意識したMERKAVA MK.2、クリーンサウンドに特化したUB-C3、セッティングに迷うことなくジャストなゲインブーストが得られるUB-G4というモデルも誕生しました。

MERKAVA OVERDRIVEはもう一度原点に返り初代MERKAVAの復刻、改良版として誕生しました。

単体オーバードライブとしての使用の幅やブースト感の範囲を拡げるOVERDRIVEモードや、より扱いやすい操作範囲と変化にアップグレードしたTONE、アルミ削り出し筐体になったことやパーツ、半田等のアップグレードによってより細かな階調を得たサウンドの奥行きなど、初代の時点では到達出来なかったサウンドを体現しています。


モデル名 : MERKAVA OVERDRIVE (メルカバオーバードライブ)
種別 : ブースター/オーバードライブ
発売日 :  2023年 1月22日
価格 :36,000円(税抜)/  39,600円(税込)

コントロール

フットスイッチ
オンオフスイッチです。オフ時はトゥルバーパイパスです。

ノブ
GAIN
ゲイン調整ですが12時方向くらいまではゲインというよりも音のハリやEQ的な動きになります。その範囲ではモードとの組み合わせで積極的にクリーントーンを作っていくような使い方も可能です。
12時以降はよりゲイン感や押し出しが上がってくるのでブースターとしてはブースト時の押し出し具合や質感を調節し、単体のオーバードライブとしては通常のゲインつまみのイメージで使用可能です。

TONE
上げると高域が出ます。下げると高域が下がります。

LEVEL
出力音量を調節します。NORMAL/BOLD , FLAT BOOST/MID BOOSTのモードでは、通常のエフェクターよりも出力が大きくなっています。後段の許容に合わせて適度な設定がおすすめです。
CLIPPED , OVERDRIVEモードでは音量が下がりますが、それでもエフェクターとしては大きめの出力になっています。

右トグルスイッチ(左右に動きます)
OVERDRIVE
エッジのあるドライブサウンドが得られます。単体では鋭いクランチサウンドを作るのに適しています。ブーストでは倍音の細かいザクザクした質感を狙う際に有効です。左のCLIPPEDモードと組み合わせれば粘りのあるオーバードライブが得られます。

FLAT BOOST
文字通りフラットなブースト感のモードです。GAINを上げて行くとミッドのハリが強くなっていきます。

MID BOOST
FLAT BOOSTモードよりも中域のブースト量が多く、音量感も大きいモードです。

左トグルスイッチ(左右に動きます)
CLIPPED
リミット感が強く、柔らかい歪みも得られるモードです。アタックの凸凹を抑えたい時や、OVERDRIVEモードでよりスムースで粘りのあるオーバードライブを作るときに最適です。

BOLD
アタック瞬間の芯の部分を太く残したモードです。ゴリッ、ボリッといった質感を残したい時に最適です。

NORMAL
基本的なモードです。

その他の仕様

重量 約 450 g
サイズ  95(W)x 113(D)x 54(H)mm
電源 安定化済みの AC アダプタ、またはパワーサプライ (DC9V 、センターマイナス 2.1mm)
※内部にて昇圧を行っておりますので、電源電圧は9VDCにてお願い致します。(9VDCの規格であれば多少高い電圧のものは許容します)
消費電流  約 22mA / 9VDC

Ziggy Marley Band ギタリスト 秋元武さんに MERKAVA OVERDRIVE のご評価を頂きました << 記事 >>

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詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Parts -ギターパーツ- Products -製品-

鵺- NUE DEVICE – TRIBUTE SERIES ” THE DIME MOD “

1960年代前半の代表的ボルトオンタイプギターに搭載されていたモデルを基にしたトリビュートシリーズです。
セラミックの歯切れの良さを基調にしながら、この時代の特徴的な暖かみや中域の圧縮感、滑らかさを盛り込み、ナローレンジながら魅力的な音色に仕上がりました。
トーンを絞り込んだ時のこもり感も再現しました。

鵺- NUE DEVICE -シリーズについて
目標とする反応、サウンドが得られるよう作成した小規模な回路を、コンデンサのような形態にパッケージングしたもので、既存のトーンコンデンサと交換することで使用可能なパッシブエフェクターとなります。
パッシブピックアップのエレキギター、エレキベース専用となりますので、他の機器には使用できません。※パッシブピックアップの後ろにアクティブ回路を搭載した楽器には使用可能です。


鵺- NUE DEVICE – TRIBUTE SERIES ” THE DIME MOD ” ( ヌエデバイス トリビュートシリーズ ザ・ダイム・モッド)
5,940円(税込) / 5,400円(税抜)
発売日:2022/11/20
ファーストロットお取扱店様リスト


鵺- NUE DEVICE - TRIBUTE SERIESとは
トーンコンデンサの音色の特徴を形成する要素を回路で再構築するギターインナーサーキットである鵺デバイス。 TRIBUTE SERIESはより具体的なモデルを定めて再構築、モデルの要素を十分に感じられつつ、今までの鵺デバイスのように弾いていて楽しめるようなリアレンジを行いました。



使用方法、注意事項



※写真はROSSOモデル旧パッケージのものです
・お使いのギターのトーンコンデンサが装着されている箇所に、そのまま同じように置き換えて下さい。
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルの表示線がある側(文字の流れる先の方向)をGNDに近い側に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。
・あらかじめ、足の先に予備ハンダをすることをお勧めします。
・エレキギター、ベースのトーン回路での使用を前提に製作されている為、他用途には使用をお控え下さい。
 ※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。ローインピーダンスのトーン回路にはお使い頂けません。 アクティブ回路が入っている場合でもパッシブトーン回路の後にアクティブ回路が入っている場合は使用可能です。 

※ -鵺- NUE DEVICE 【ROSSO】【NERO】【BIANCO】につきましてはこちらをご覧ください。
※ -鵺- NUE DEVICE 【ORO】につきましてはこちらをご覧ください。


Driver -歪み- Products -製品-

OVALIZED SCREAMER-9 / OVALIZED SCREAMER-10


OVALIZED SCREAMER-9

TSの周波数レンジの範囲を逸脱せずに、ダイナミックレンジ方向のクリアさと立体感を拡大したModです。

DRIVEの下限を引き下げ、クリーン〜ローゲインクランチを得意とします。ブースト用途でもコシのあるタイトなサウンドに仕上げます。

TONEの効きは緩やかに、アタックのスピード感を損ねないチューニングとなります。

バッファードバイパスにおいてもモディファイがなされており、煌びやかでワイドレンジかつ奥行きのあるサウンドになっています。

OVALIZED SCREAMER-10

ナローで温かい中域が魅力のTS-10を意識したModです。

周波数、ダイナミックレンジ共にナローな方向にチューニングし、ローゲインでは平滑化された聴きやすいクランチを、ハイゲインでは飽和感のあるスモーキーなリードサウンドを提供します。

TS-10で少しだけ物足りないと感じるボリュームへの追従や、あと少しのローミッドの支え、音の実在感などは実用を意識したチューニングにて補っています。

バッファードバイパスにおいてもモディファイがなされており、ノーマルよりもナチュラルな方向性となっています。


モデル名 : OVALIZED SCREAMER-9 (オーバライズドスクリーマーナイン)
種別 : オーバードライブ
価格 :26,000円(税抜)/  28,600円(税込)
正式発売日:2023/3/19
ファーストロットお取扱店様

モデル名 : OVALIZED SCREAMER-10 (オーバライズドスクリーマーテン)
種別 : オーバードライブ
価格 :26,000円(税抜)/  28,600円(税込)
正式発売日:2023/2/21
ファーストロットお取扱店様

※※モディファイ元製品の価格上昇により、先行発売時の価格から変動がございます。※※


Parts -ギターパーツ- Products -製品-

鵺- NUE DEVICE – TRIBUTE SERIES ” THE BEE MOD “

1956~1960年に代表的セットネックタイプギターに搭載されていたモデルを基にしたトリビュートシリーズです。
高音の喰いつきがありつつ滑らかな音色、歪ませた時の中低域の太さや、フロントピックアップでの艶とタイトさの両立等のポイントを備えています。
トーンを絞り込んだ時のこもり感も再現しました。

鵺- NUE DEVICE -シリーズについて
目標とする反応、サウンドが得られるよう作成した小規模な回路を、コンデンサのような形態にパッケージングしたもので、既存のトーンコンデンサと交換することで使用可能なパッシブエフェクターとなります。
パッシブピックアップのエレキギター、エレキベース専用となりますので、他の機器には使用できません。※パッシブピックアップの後ろにアクティブ回路を搭載した楽器には使用可能です。


鵺- NUE DEVICE – TRIBUTE SERIES ” THE BEE MOD ” ( ヌエデバイス トリビュートシリーズ ザ・ビー・モッド)
5,940円(税込) / 5,400円(税抜)
発売日:2022/08/21
ファーストロットお取扱店様リスト


鵺- NUE DEVICE - TRIBUTE SERIESとは
トーンコンデンサの音色の特徴を形成する要素を回路で再構築するギターインナーサーキットである鵺デバイス。 TRIBUTE SERIESはより具体的なモデルを定めて再構築、モデルの要素を十分に感じられつつ、今までの鵺デバイスのように弾いていて楽しめるようなリアレンジを行いました。




REVIEWS お客様の声

※投稿者名の水色のバーをクリックすると開きます
※頂いた順に掲載させて頂いております。

ジョニー様

・搭載ギター
FUJIGEN NCLS20R

・搭載ピックアップ
Throbak Eda-Custom MXV(Neck&Bridge)

・サウンドチェック環境
ギター→Fuzz Face or BD-2→アンプ(STAR Nova-110)

・感想
現在、フロント=鵺Rosso、リア=鵺Biancoを搭載、その前がBumble Beeを搭載していて、購入時に予想していた通りの完成度でした。
一言で言うとトーンをフルに使えるBumble Beeという印象です。
鵺シリーズの大きな特徴としてトーンを絞ってもギター音の美味しいところがなくならない点だと思っています。
鵺シリーズが発表になった時に「このコンセプトの何が画期的かって、貴重なビンテージコンデンサを量産できるかもしれない点だ」というような事を思ってましたがそれをより使い易く実現してしまった感じです。

・搭載した事のあるコンデンサ
Vitamin Q
Black Beauty P160 .02 400V
Gray Tiger .02 600V
Bumble Bee .022 600V
Bumble Bee .022 400V
Bumble Bee .022 200V
鵺Rosso
鵺Bianco

・上記コンデンサとの比較

鵺Rosso/Biancoを搭載するまでは、上記の中でBumble Bee .022 200Vがバランス良く音が出て1番気に入っていました。ただそれでもトーンの5以下は篭りすぎて使えなかったのですが、初めて鵺を載せてトーンがフルに使える点が気に入って以来使っていました。
そこから今回フロントリア共に鵺BEEに載せ替えてみての感想です。共通して今回もトーンノブをフルで使えます。
トーンを絞るとハイが落ちていきますがミドルの部分は残るのでモコモコしない。元気な音から落ち着いた音へと変化していきます。

【フロント】Rosso→Bee
Rossoに比べてミドルが強化された印象です。
Rossoは印象としてかなりフラットな印象ですが、BEEは少し広めの帯域でミドルが少しだけ持ち上がる印象でした。
そのぶん歪ませた時にパワーのある音がして、クリーンでは柔らかく感じます。
元のBumble Beeはバランスが良い中でもミドル寄りでしたが、それよりもローミッドが少し多めになっていてミドルと言われる帯域の中でも少し幅広く強化されている気がします。
フロントはこのままBEEで行こうと思っています。

【リア】Bianco→BEE
同じくミドルが強くなって音に元気、パワーが加わった印象です。少し音が大きくなったかなと感じました。
一方、ハイのトップエンドに関しては明確に減りました。この辺りの変化はいかにもビンテージコンデンサに変更した時の感じで、コンセプト通りだなと感じました。
ただビンテージコンデンサと決定的に違うのがトーンは全て使える点です。この音なのにトーンはフルに使えるというのは中々に衝撃的です。
この新シリーズはトーンがフルに使えるビンテージコンデンサと考えて良いのではないかと思います。
Bumble Bee→Rosso→Biancoと変更していくにあたって、ハイの喰い付きが気に入りBiancoに決定した経緯もあり、また個人的にリアのBiancoが最高に気に入っているので自分は暫くしたらリアはBianco戻すと思います。
ですがここは好みの部分であって、特にレスポールを複数所有している様な方はリアBEEの1本が欲しくなる様に思います。

ひろ様

・搭載ギター
マホボディ
メイプルネック+ローズ指板

・搭載ピックアップ
F→LINDY FRALIN HUM-CANCELLING P90
R→Bare Knuckle Pickups Ragnarok

・サウンドチェック環境
VOX MV50CL←ボード←ギター

・ご感想
気になっているコンデンサを、同じく気になっていた鵺デバイスからリアレンジで登場とのこと購入させていただきました。
肝心な音なのですが、低域がすっきりした印象で、中高域が明るくなりました。結果、抜けの良いサウンドになった気がします。早く大きなアンプで試してみたいです!

・搭載した事のあるコンデンサ
Retrovibe Oil Capacitor
Orange Dropなどなど

・上記との比較
感想と被ってはしまいますが、今まで試したものよりも、すっきりした低域もあってか良い意味で明るくなった気がします。

ひろたく様

・搭載ギター
Gibson SG

・搭載ピックアップ
Fr : SeymourDuncan SH-1 59 Model
Rr : SeymourDuncan SH-4 JB Model

・サウンドチェック環境
ギター → エフェクターボード → YAMAHA THR10

・ご感想
Ovaltoneさんの鵺シリーズは、全てトーンを絞ったどの音色でも使える音の印象がありますが、
それは今回の鵺BEE MODでも同様で、特にフロントでの使用が気に入りました。トーン10では明るくきらびやかで抜ける音。トーンを絞ってもモコモコし過ぎず、とても味のあるブルージーな使える音でした。
リアでは、よりハイが強調されパワーがあり、トーンを絞ってもフルで使えるのは同様でした。

・搭載した事のあるコンデンサ
Orange Drop 716P 0.022uF / 400V
Black candy Vitamin-Q 0.022uF / 630VDC
鵺ORO

・上記との比較

私のイメージですが、
Orange Drop : ブライトな音でハイが抜ける印象。
Black candy Vitamin-Q : 高音から低音までフラットな特性でレンジが広い印象。
鵺ORO : 明るくきらびやかな音でトーンを絞っても、トレブリーで使える音がどのトーンでも続く印象。

鵺BEE MOD : 鵺OROに比べて、ハイは食いつき感があり、元気な力強い音。トーンを絞ればブルージーでお洒落な音が気に入りました。

定番のコンデンサーに比べ、鵺シリーズのすごいところはやはりトーンを絞った音が全て使える音に尽きると思います。


Km様

・搭載ギター
Gibson Historic Collection 1958 LesPaul STANDARD
(フロント・リア両方に搭載)

・搭載ピックアップ
Burstbucker 1 / 2

・サウンドチェック環境
Marshall JVM 210H
Roland JC-120

・ご感想
通常のコンデンサだと絞った際にモコモコになりすぎて扱いにくさを感じていたのですが、
THE BEE MODは使える範囲が広くまさにトーンコントロールという感触。

・搭載した事のあるコンデンサ
Luxe製レプリカ バンブルビー
Montreux製レプリカ バンブルビー

・上記との比較
全体的に解像度が上がったような印象です。
トーンを絞った時も過度に引っ込んでいかず、ゲイン感の変化も自然だと思いました。


FR様

・搭載ギター
Collings CL

・搭載ピックアップ
jimmy Wallace PAF

・サウンドチェック環境
スタジオ
1, エフェクターボード→JC-120
2, Line6 hx stomp  →JC-120

・ご感想
トーンを絞ることで耳障りな高音域が抑えられ、アタックのカリッとした部分は残ってくれるのでクリーン、歪み共に、気持ちいい音になりました。

・搭載した事のあるコンデンサ
バンブルビー not pio

・上記との比較

基本的な音の傾向は近いものの、BEE MODの方が、よりクリアに聞こえる印象でした。
装着前と比べ、ピックアップの高さを下げても同じ押し出し感が得られたので、より広い音のレンジと音圧が両立でき、もっと好みのギターになりました。


koba様

・搭載ギター
James Tyler USA
Body :ALDER
NECK:MAPLE

・搭載ピックアップ
JTS5500
JTS5500
SUPER

・サウンドチェック機材
fractal AXE FXⅢ

・ご感想
鵺デバイスRossoからTHE BEE MODに変更。 ギターの個性として低域が強くモッサリしてしまう傾向がありました。 変更後、低域の太みを残しつつスッキリし中域・高域ともにバランスが良くなりました。 TONEを絞っても非常に甘い音まで出せるためサウンドの幅も広くなりました。


使用方法、注意事項



※写真はROSSOモデル旧パッケージのものです
・お使いのギターのトーンコンデンサが装着されている箇所に、そのまま同じように置き換えて下さい。
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルの表示線がある側(文字の流れる先の方向)をGNDに近い側に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。
・あらかじめ、足の先に予備ハンダをすることをお勧めします。
・エレキギター、ベースのトーン回路での使用を前提に製作されている為、他用途には使用をお控え下さい。
 ※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。ローインピーダンスのトーン回路にはお使い頂けません。 アクティブ回路が入っている場合でもパッシブトーン回路の後にアクティブ回路が入っている場合は使用可能です。 

※ -鵺- NUE DEVICE 【ROSSO】【NERO】【BIANCO】につきましてはこちらをご覧ください。
※ -鵺- NUE DEVICE 【ORO】につきましてはこちらをご覧ください。


Driver -歪み-

Forty 5 DRIVE GEAR

Forty5 DRIVE GEAR は往年のロックサウンドをイメージしたミニサイズドライブペダルです。

DRIVE 、 VOLUMEというシンプルな2ノブ構成ですが、DRIVEつまみの位置によって歪み量だけでなくキャラクターも変化し、特に意識せずとも「良い感じ」にセッティングすることができます。

歪の深さはローゲイン〜ミドルゲインで、左に回し切る周辺の青いエリアでは絞るほどにエッジが立ち、右に回し切る赤いエリアではジューシーでホットなハイゲイン手前くらいのゲイン感が得られます。

ギター側のボリュームを絞っての演奏や、ブースターの大入力を受け入れる能力も優れています。

WARM GEARに続くミニサイズのシリーズとなります。他機種同様の製作方法でOvaltone工房にて製作されており、サウンドを落とさず外装の簡略化やコントロールをシンプルにすることで作業量を減らし、メインラインナップよりも価格を抑えています。


モデル名 : Forty 5 DRIVE GEAR (フォーティーファイブドライブギア)
種別 : オーバードライブ
発売予定日 :  2022年 6月21日
価格 :18,000円(税抜)/  19,800円(税込)
ファーストロットお取扱店様リスト











コントロール

VOLUME
音量を調節します

DRIVE
歪の深さはローゲイン〜ミドルゲインで、左に回し切る周辺の青いエリアでは絞るほどにエッジが立ち、右に回し切る赤いエリアではジューシーでホットなハイゲイン手前くらいのゲイン感が得られます

ON/OFF
OFF時はトゥルーバイパス

その他の仕様

重量 約 140 g
サイズ 46 (W)x 96(D)x 48(H)mm
電源 安定化済みの AC アダプタ、またはパワーサプライ (DC9V ~ DC18V、センターマイナス 2.1mm)
消費電流  約 22mA / 9VDC

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詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Other -その他- Products -製品-

TONE VOLT

TONE VOLT は音色に重点を置いたエフェクター用安定化 9V 出力のパワーサプライです。
コモンモードフィルターと 2 段階安定化により、電源に重畳するノイズを強力に取り除きます。最大 350mA の出力を2 口と 5 口の 2 系統、合計最大 700mA の給電が可能です。
アイソレートはされていませんが、シンプルな構成をハンドメイドで組むことで、電池のような滑らかで澄んだ奥行きのあるサウンドを目指しました。専用アダプターが付属します。


モデル名 : TONE VOLT (トーンボルト)
種別 : パワーサプライ
発売日 :  2022 / 5 / 21
価格 :22,000円(税抜)/  24,200円(税込)
ファーストロット取扱店様リスト


仕様


出力電圧
無負荷時約 9.4V / 最大負荷時約 9.1V

最大出力電流
左側2口で合計350mA / 右側5口で合計350mA


出力 DC ジャック仕様
センターマイナス 内径 2.1mm 外径 5.5mm 合計7口


サイズ、重量
本体 108x60x27(mm) 約 150g
アダプタ 72x51x34(mm) ケーブル長 約 2m 約 170g

付属アダプター(特注仕様)

入力:
100-240VAC (50-60Hz) 0.48A
出力:12VDC 1.6A
ケーブル:2m 、同軸シールドタイプ
プラグ:センタープラス内径2.1mm外径5.5mm、L字、フォークタイプ

注意事項

・アイソレート出力ではありません。

・出力ケーブルは付属しません。内径2.1mm外径5.5mmのケーブルをお使い下さい。

・DC 入力端子はセンタープラス 12VDC です。ベストパフォーマンスの為に、同じ仕様であっても別アダプターではなく必ず付属のアダプターを使用してください。

・最大消費電流を上回る合計消費電流で使用しないで下さい。

・最大負荷に近付くにつれて発熱がありますが、通常環境では最大負荷時でも筐体表面は 40℃以下です。触れない程熱くなる場合には何らかのトラブルが考えられます。

・何らかのトラブルで過電流状態が起こった場合、一時的に保護回路が働き、その直後後数分間は正常に動作しません。
時間をおいて再起動して問題が無ければ保護回路による保護が働き本体の故障を免れた状態となります。時間をおいても回復しなかった場合は故障が考えられます。

比較動画


少し差がわかりにくいかもしれないのですが、以下の点について注目すると違いが分かりやすいかもしれません。
弦のはじける感じや、アタックとサスティンの分離、アタック後音量が減少するスピード、音の重心位置、前後感などの違いを感じてみて下さい。 実際のアンプの前ではかなり大きな差となって感じられます。


比較音源動画と同じ順番です。 比較の製品は優秀な物で、実際の使用では全て無視できるレベルのノイズです。 TONE VOLTは音にこだわっているというコンセプトの物ですが、性能においても他社製品に引けを取らないノイズレベルとなっております。

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詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Booster-ブースター- Products -製品-

WARM GEAR

WARM GEAR はその名の通り暖かな音を基調としながら、ブーストノブによってミドル、トレブルをプッシュし、力強いブーストサウンドを生み出します。

前段、後段どちらでの使用にも適し、前段使用では太さを足すようなゲインブーストからワウ半止め風ブーストまで、後段使用では音量を上げるブーストの他、内部のアッテネートスイッチの設定により、音量を上げずレンジを整えるフィルター的に使用したいというニーズにも応えます。

ミニサイズながら通常ラインナップと同じく、設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまで Ovaltone 工房にて行われています。


モデル名 : WARM GEAR (ウォームギア)
種別 : ブースター
発売日 :  2022 / 1 / 21
価格 :15,400円(税抜)/  16,940円(税込)
DISCONTINUED → WARM GEAR 2



YOUTUBE WARM GEAR 再生リスト  
https://www.youtube.com/watch?v=uye-__KeSqI&list=PL1VbQ26_sl5TaeDi_7pOE2ZEtW5B6PKho&ab_channel=ovaltonefx

Duesenberg ギタリスト 匠さんに WARM GEAR のご評価を頂きました

Ziggy Marley Band ギタリスト 秋元武さんに WARM GEAR のご評価を頂きました

コントロール


ノブ

絞り切った状態で少しこもった音になります。上げていくにしたがって音量と共に中域や高域が上がってきます。
11 時くらいの位置で丁度良いバランスになり、それ以降はトレブルのピークをプッシュしていくような動作をします。

内部スイッチ

Full と Attenuate のどちらかを選択します。
Full ・・・通常モードです。
Attenuate・・・全体の音量が下がります。ノブの位置 11 時~ 12 時くらいでオフの時の音量と概ね揃うくらいです。
出荷時は Full です。

その他の仕様

重量:約 140 g
サイズ:45.7 (W)x 96.5 (D)x 50(H)mm
電源:安定化済みの AC アダプタ、またはパワーサプライ (DC9V ~ DC18V、センターマイナス 2.1mm)
消費電流 : 約 15mA / 9VDC

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詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Parts -ギターパーツ-

-鵺- NUE DEVICE “ORO”

-鵺- NUE DEVICE 既存の3モデル【ROSSO】【NERO】【BIANCO】に加え、新たなテイストの【ORO】が登場しました。”黄金”をあらわす【ORO】は、文字通り豊かで芳醇なサウンド傾向をあらわします。

鵺- NUE DEVICE -シリーズについて
目標とする反応、サウンドが得られるよう作成した小規模な回路を、コンデンサのような形態にパッケージングしたもので、既存のトーンコンデンサと交換することで使用可能なパッシブエフェクターとなります。
パッシブピックアップのエレキギター、エレキベース専用となりますので、他の機器には使用できません。※パッシブピックアップの後ろにアクティブ回路を搭載した楽器には使用可能です。


-鵺- NUE DEVICE “ORO” ( ヌエデバイス オーロ )
5,940円(税込) / 5,400円(税抜)



-鵺- NUE DEVICE は、OVALTONE行きつけのリペアショップ秘蔵のヴィンテージコンデンサの特性を回路で再現するところからはじまりました。基本の【ROSSO】とアレンジバージョンの【NERO】【BIANCO】です。【ORO】はそこからさらにアレンジを加えたモデルとなります。

【ROSSO】【NERO】【BIANCO】という既存3モデルは、違いはあれど3種ともに明瞭で繊細なニュアンスの出る方向性です。【ORO】はそこから少し離れて、3モデルではカバーしきれなかったサウンドキャラクターを持たせたモデルとなっています。

3モデルよりも暖かく、スムースな傾向のサウンドで、トーンをより絞り込むこともできます。ホロウボディのギターに搭載してよりメロウなサウンドを狙う、あるいはシングルコイル等のトレブリーなブリッジピックアップのサウンドを落ち着けるといった用途に最適です。

使用方法、注意事項



※写真はROSSOモデル旧パッケージのものです
・お使いのギターのトーンコンデンサが装着されている箇所に、そのまま同じように置き換えて下さい。
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルの表示線がある側(文字の流れる先の方向)をGNDに近い側に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。
 ※-鵺-NUE DEVICEはハイインピーダンスのパッシブトーン回路専用となります。ローインピーダンスのトーン回路にはお使い頂けません。 アクティブ回路が入っている場合でもパッシブトーン回路の後にアクティブ回路が入っている場合は使用可能です。 

※ -鵺- NUE DEVICE 既存の3モデル【ROSSO】【NERO】【BIANCO】につきましてはこちらをご覧ください。


Discontinued 廃盤製品 PREAMP - プリアンプ -

OVALTONE PREAMP

エフェクターを接続する為のクリーンを作ることを念頭において、開発されたコンパクトプリアンプです。
通常のラック型プリアンプのように、パワーアンプの前やアンプのリターンに接続して使用します。

GAINや3EQに加えて、BOOST、THIN/FAT、GLASSという、細かい音作りの助けになるようなコントロールも搭載しています。
オンオフ、BOOSTは外部スイッチの接続に対応しています。

また、本体のみでもドライブサウンドを作ることは可能です。ペダルとして使用できるペダルモードも搭載しています。

使用部品にもこだわり、KORG Nutube 6P1、JRC MUSES01、Oxford Electrical Products製オーディオトランス、アルミニウム削り出し筐体等を採用しています。

 ギタリスト秋元武氏によるサンプルサウンドはこちら 


モデル名 : OVALTONE PREAMP
(オーバルトーン プリアンプ)
種別 : プリアンプ
発売日 :  2021 / 5 / 21
価格 :58,800円(税抜)/  64,680円(税込)




セクションごとのコントロール説明


OVALTONE PREAMPのツマミは8つです。
一見、複雑なように思われますが、セクションごとに見ていくとそこまで複雑ではありません。


ゲインセクション

< GAIN >
最初の増幅段の増幅量を設定します。
ギターの出力によって違いがありますが、9時くらいまでがクリーン、9時~3時くらいまでがクリーンに近いクランチ、3時以降から歪みが増すというのが目安です。

< BOOST >
最初の増幅段の増幅率を設定します。
外部接続のスイッチによって0とノブ設定値とを切り替え可能です。
BOOST LEDが点灯中、ノブの設定値が有効です。

外部接続スイッチなしの標準では点灯状態です。
特にBOOSTを切り替えて使わないという場合には、追加のGAINつまみのような使い方もおすすめです。
GAINで上げるのとはまた違ったキャラクターが得られます。

< MASTER >
最終的な出力音量を設定します。マスターボリュームです。
※パワーアンプ側の入力許容とのバランスに注意して下さい。パワーアンプの入力にレベル切り替えスイッチがある場合は、ラインレベルを選択して下さい。


EQセクション

TREBLE >
高域の量を設定します。
TREBLEを設定するときに、後述のGLASS(より高い高域のコントロール)との兼ね合いに注意して下さい。TREBLEを下げてもGLASSの帯域は残ります。

< MIDDLE >
中域の量を設定します。
12時位置で少し多めになっています。トラディショナルなアンプのようなキャラクターを狙う場合は下げ、ブティック系アンプのようなキャラクターを狙う場合は上げ目で設定すると良い結果が得られやすいです。

< BASS >
低域の量を設定します。
絞っていくと、かなり低域を切ることが可能です。狭い部屋などで低音がまわってしまうような場合に有効です。


キャラクターセクション

THIN / FAT >
すっきりした音と太い音のバランスを調節します。左に回すほどすっきりし、右に回すほど太くなります。
まず12時にした状態で3EQで音を作り、それで足りなかったらどちらかに傾けるような設定方法がおすすめです。

< GLASS >
超高域の量を設定します。特に歪みエフェクターを使用する場合は、ザクザクとした音色の部分の調整に役立ちます。
全開から絞っていくような設定方法が分かりやすさの面でおすすめです。
※パワーアンプ以降の高域再生能力が低い場合は、効きが弱くなる場合があります。

クリーントーンでのGLASSノブのサンプルは、EQセクションに含まれています。
下記動画はGLASSの所を頭出ししています。



外部コントロールセクション

< ON/BYPASS >
外部のオンオフスイッチ(ラッチタイプ)を接続可能です。
オン時は右側LEDが点灯状態です。オフ時はトゥルーバイパスです。

モノラルジャックを使用する場合、自動的にRINGとSLEEVEが接続状態になり、ペダルモードが有効になります。
ステレオジャックを使用すれば本体のオンオフとペダルモードのオンオフの両方を外部からコントロール可能です。
何も接続しないときはオン / プリアンプモードの状態が維持されます。

※ペダルモード・・・ペダルとして使用しやすいよう周波数レンジが狭まり、出力音量が低下するモードです。
※ベースでベースプリアンプとして使用する場合は、ペダルモードはレンジが狭すぎる可能性がありますので、ベースでの使用には通常モードがおすすめです。

< BOOST >
外部のオンオフスイッチ(ラッチタイプ)を接続可能です。
オン時はBOOSTノブの設定量が適用され、左側LEDが点灯します。
オフ時はBOOSTノブを絞り切った状態の値が適用され左側LEDが消灯します。
BOOSTのオンオフはスローに切り替わるので、オンオフのノイズが発生しません。
何も接続しないときはオンの状態が維持されます。


セッティング例

いくつかのセッティング例を動画に収録しました。

「どことなく〇〇風味」を感じるようにセッティングしたサンプルです

ストローク、アルペジオ、カッティングの固定フレーズでのサンプルです

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


接続環境

プリアンプを使用する場合、考えられる接続環境は

●パワーアンプに接続
●ギターアンプのリターンに接続
●ライン接続

となります。

またそのほかの接続環境として

●ギターアンプのインプットへ接続
●ベースでベースアンプ、ラインでの使用
●空間系エフェクトを使用する場合

が考えられます。

また、OVALTONE PREAMPの出力はラインレベル、ローインピーダンス、正位相となります。
ラインレベルですが、MASTERとその他EQやGAINの兼ね合いによって、ユニティーに近い状態に音量を落として使用することも可能です。


パワーアンプに接続

・パワーアンプに接続する場合は、入力レベルに気を付けます。
入力レベル切り替えスイッチのあるパワーアンプではラインレベル、もしくは高レベル側を選択します(ものによって音量が足りない場合は低レベル側を選択します)

また、パワーアンプによっては入力許容レベルが低いものがあり、パワーアンプの入力部で歪んでしまう場合があります。その場合は本機のマスターを下げ、パワーアンプ側のボリュームを上げて対処します。

・製品によってはパワーアンプ単体でも成り立つように、パワーアンプにEQセクションが設けられていたり、プリアンプを通った後のようなキャラクター付けがなされているものがあります。その場合あらかじめパワーアンプ側をフラットなセッティングにしておく必要があります。

下記動画は数種類のパワーアンプとの相性を試しております。
最初はつまみを12時に設定して、そこからセッティングを追い込んでいます。
動画中にノブを動かしている意図や持っていく方向について記載していますので、あわせてご覧ください。セッティングの参考になれば幸いです。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


ギターアンプのリターンに接続

・パワーアンプに接続するときと同様に入力レベルに気を付けます。

・ギターアンプのパワーアンプ部は、製品によって単体のパワーアンプ以上に強いキャラクターを持っているものもあり、思うような結果が得られない場合があります。ライブ等、万全を期す必要がある場合には単体のパワーアンプか、動作の確認が取れているギターアンプのリターンの使用をお勧めします。

下記動画はパワーアンプ動画のサムネイルですが、リターン接続が頭出しされます。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


ライン接続

本機はあくまでもプリアンプであるため、ライン環境で使用の際にはパワーアンプシミュレーター部、キャビネットシミュレーター部、マイクシミュレーター部が別途必要になります。
出力インピーダンスは一般的なオーディオインターフェイスのライン入力に接続可能です。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


ギターアンプのインプットへ接続

ギターアンプのインプットに接続する場合、2通りの例が考えられます。

・プリアンプとして使用する場合
・ペダルモードで歪みペダルとして使用する場合

プリアンプとして使用する場合には、接続するギターアンプ側のプリアンプの影響がなるべく少なくなるようにギターアンプ側をセッティングする必要があります。

一般的な3EQの場合、Treble 0、Middle 10 、Bass 0 にすることでEQ部分の影響を少なくすることが出来ます。プリアンプの影響はEQ部分だけではないので、そのセッティングをスタートポイントとして、適宜調節して下さい。
また、ボリュームやプリゲインのツマミの所にハイパスが入っているアンプの場合、そのツマミの設定位置が低いほど相対的に高域が大きくなります。

動画ではJC-120のインプットへの接続を試しています。
おすすめの接続法ではありません。ですがどうしてもというケースもあると思いますので実験しました。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。

ペダルモード
※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


ベースでベースアンプ、ラインでの使用

OVALTONE PREAMPは、ベースでの使用も可能です。
ただしプリアンプモードでは一般的にアンプの前に接続して使用するベースプリアンプに比べ出力が大きいため、設定によってはMASTERの位置は絞った位置で使用する場合があります。

動画ではDIに接続し、OVALTONE PREAMPがオフの時の音とオンの時の音を収録しています。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


空間系エフェクトを使用する場合

パワーアンプに対してラインレベルで信号を送る場合、空間系エフェクトもラインレベルに対応しているものが必要になります。ですが、音量や各機器のバランスによって、ペダルレベルで使用可能な場合もあります。
プリアンプの手前側で空間系エフェクトを使用する場合は、ペダルレベルで問題ありません。

※動画内でのセッティングは収録時のもので、環境やその他の要因でセッティングは変化します。


その他の仕様


重量:約725g
サイズ:124(W)x96(D)x72(H)mm
消費電流:約150mA / 9VDC
入力インピーダンス : 1MΩ
推奨負荷インピーダンス:2kΩ以上
電源 : 安定化済みのACアダプタ、またはパワーサプライ(DC9V、センターマイナス2.1mm)
※内部で昇圧しており、外部昇圧には対応しておりません。9V入力を厳守して下さい。


注意事項



ご購入前の注意点

一般にギターアンプの構成要素はプリアンプ、パワーアンプ、キャビネットとなっており、本製品はそのうちのプリアンプの部分のみの役割を担うものです。

プリアンプは3つの構成要素のうち、コントロール類が多く、積極的に音を増幅、加工をするような回路の為、音を作る部分として説明される事が多いので、「プリアンプさえ決めればパワーアンプは音量を上げるだけのもので、キャビネットは音が出るだけのもの」と考えてしまいがちです。

ですがパワーアンプ、キャビネットもそれぞれ固有の音のキャラクターを持っており、プリアンプを接続するパワーアンプ、キャビネットの音への影響を無視することはできません。

本製品はその中でも色々な環境に対応するべく、コントロール類を考えておりますが、すべての環境で全く同じ音にすることはできません。

色々な組み合わせの中で、共通に聴こえてくる部分から本製品の音をイメージして頂けるのではないかという思いで、本ページの動画の中でも、できるだけ複数の組み合わせをご紹介しました。

ご確認、ご納得頂きました上でご注文頂けましたら幸いです。


Nutube 6P1 に関するご注意 

本製品は KORG 社の Nutube 6P1 を使用しており、 以下の特徴がございます。

・メーカー公表の連続期待寿命は 3 万時間です。
3 万時間とは毎日約 3 時間使用した場合、 約 27 年間です。

・上記より、 寿命による交換は長期不必要と思われますが、 落下や事故などで交換が必要になった場合は弊社へご連絡頂けましたら幸いです。専用のマウント基板ごと交換後、 バイアス調整を行います。

・Nutube 6P1 内部のフィラメントの振動に由来するマイクロフォニック ・ ノイズ(キーンという高周波ノイズ) が原理的に起こりやすくなっています。
本製品ではクッションによる振動の分離や、 カバーによる空気振動の分離を行い、実用上問題のないレベルになるよう対策しておりますが、 ケーブルに抜き差し等、筐体に直接、 個体振動が伝わるようなタイミングで 「キーン」 という薄いノイズが乗ることがあります。 仕様となりますので、 あらかじめご了承ください。

・Nutube 6P1 は通常の真空管のように発熱することはありません。


その他のご注意 

・使用上、 裏蓋を開ける必要性はありませんが、 開ける場合にはネジ溝が潰れやすいため力加減にお気を付けください。また、 閉じる際は裏蓋の溝が非対称ですので元通りに戻すようご注意ください。

・Nutube 6P1 の素材の大半はガラスです。 保護はしておりますが激しい衝撃をなるべく与えないようお願い致します。

・電源は 9VDC 対応です。 外部昇圧は行わないで下さい。

・Nutube 6P1 の保持に両面テープを使用しております。 UL969 規格を取得した耐熱両面テープを使用しておりますが、 保管や使用の際には極端な高温環境を避けて下さい。

・ノブ、 ワッシャーに 3D プリント部品を使用しております。データ出力物ですが細かい造形に個体差がありますことをご了承下さい。

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Buffer -バッファー- Products -製品-

PRIME GEAR HW – hand wired- // WEB ONLY //

PRIME GEAR HW(プライムギアハンドワイアード)はエレクトリックギター、エレクトリックベース用のシグナルバッファーです。

通常のバッファーとしての役割(ハイインピーダンス→ローインピーダンス変換)と共に、微妙な演奏のタッチを拾い上げるような音色補正効果を与えます。
特に中ぐらいの強さのタッチから弱いタッチの時に力みなく演奏でき、反応の鈍い演奏環境では補正としての役割を、通常の環境でもニュアンスを出すことが容易になるため、演奏のほかの部分によりリソースを割けるという利点を得る役割を果たします。

基本回路は前作のPRIME GEARより引き継ぎ、入力インピーダンスは上記の特徴を得るため再チューニングされたCURVED IIインピーダンスとなっています。

ハンドワイアードのポイントトゥポイント*によって製作されています。

上記製作方法により一台の製作に通常よりお時間を頂いてしまい、多くの台数を一度に製作できないため、本モデルは公式WEB SHOP直販限定モデルとしての販売となります。

*GNDはグランドプレーン、LED部はPCB


モデル名 : PRIME GEAR HW
(プライムギアエイチダブリュー)
種別 : バッファー・エンハンサー
価格 :18700円(税込) 17000円(税抜)

*無塗装の為、筐体に小さな傷等がある場合がございます。
*一部ハンダに有鉛ハンダを使用しております。
*Not compliant with RoHS
*Domestic-only Model


入力インピーダンス

入力インピーダンスは前作のCURVEDインピーダンスモードを基に、新しく数値を変更したCURVED IIインピーダンスを採用しました。
これは低い周波数に対しては通常よりも高いインピーダンス、高い周波数に対しては通常よりも低いインピーダンスで受けることで、低音弦の反応を軽くし、高音域は刺さらずに奥行きを与えることを狙っています。
また、これにより下がる高域レベルを回路全体としてはリカバーする方向をつけることで、結果としてはノーマルな出力バランスを得ています。

ハンドワイアード

部品の足同士を絡めてからハンダ付けをするハンドワイアードという手法で製作されています。
弊社初期の製品では全てこの方法で製作しておりましたが、生産数の増加に伴いプリント基板方式へ移行しました。音の面でどちらが優れているという事ではありませんが、手間がかかる分一般的にはハンドワイアードの物は高価な傾向があります。2つの手法の間で音のキャラクターは異なり、PRIME GEAR HWではハンドワイアードで組んだ時のキャラクターが求めるサウンドにより適していた為、採用しました。
WEBモデル限定とすることで生産台数を縮小し、ハンドワイアードをふたたび実現しました。

電源電圧

外部昇圧機器の普及に伴い、電源電圧はDC9VからDV18Vまで対応しています。

サウンドキャラクター

バッファーは後段に続く長い経路によるハイ落ちなどを防ぐために最前段に接続して使用するもので、理想的にはシールドケーブル1本でアンプにつないだ状態の音に戻してくれるようなものが望ましいですが、現実的には何か通った時点で音は変わってしまいます。
PRIME GEAR HWでは元から大きくずれない範囲で積極的にキャラクターを付加しています。弦を張り替えた直後のようなみずみずしい輝きと奥行きや弾力、そして少しのまとまりを与えます。

反応が良くなったように感じられ、力まずともはっきりとした発音が可能になります。演奏、特に音の出し方のみに集中して弾けるシチュエーションは実際には少なく、曲の構成や譜面に注意を払ったり、共演者との意思疎通をしたり、ステージパフォーマンスを行ったり、場合によっては歌ったり歌詞を思い出したり・・・など、そんなシチュエーションの中、発音方面の助けになればという思いでチューニングしました。

ライン録音でのサンプル

ライン録音で、PRIME GEAR HWをつながない状態とつないだ状態を比較しました。
オーディオインターフェイスのHi-Z端子に繋ぎ、ギターはアンプ部にアンプシミュレーターソフトを使用し、スピーカー、マイク部はサードパーティーのIRを使用しました。ベースは素の状態です。













その他仕様

重量:約120g
サイズ:97(W)x51(D)x37(H)mm
消費電流:約6mA/9VDC
入力インピーダンス:グラフ参照
推奨負荷インピーダンス:10kΩ
電源:9VDC to 18VDC センターマイナス2.1mm

<<取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。>>
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい


Cable -ケーブル-

DARK HORSE crafted by Live Line

Ovaltoneのシールドケーブル ” DARK HORSE ”を線材として使用し、Live Lineオリジナル国産プラグを採用したコラボレーションシールドケーブルです。

Live Lineシールドケーブルを製作する熟練したクラフトマンが、ひとつひとつ手作業によって丁寧なハンダ付けを行なったうえに作られています。

ラインナップ

P1020724
P1020714
P1020739
P1020728
3メートル S/S
5,000円 (税抜) / 5,500円(税込)

3メートル S/L
5,200円 (税抜) / 5,720円(税込)

5メートル S/S
6,300円 (税抜) / 6,930円(税込)

5メートル S/L
6,500円 (税抜) / 7,150円(税込)

線材 Ovaltone ”DARK HORSE” 

国産シールドケーブルの老舗であるLive Line協力の下、Ovaltoneのカスタム仕様で国内生産されたシールドケーブルです。
もともと高品位なLiveLineの線材ですが、カスタム仕様によりOvaltoneからの音のご提案として自信を持ってお勧めできるケーブルが出来ました。
楽器用ケーブルとして、極端にハイファイになることも無く、かといって鈍ることもない、ニュートラルで明るい音楽的なサウンドです。

Live Line 国産オリジナルプラグ

特注鋼鉄製による一体構造は衝撃に強く、シャフト折れなどの心配もありません。
内部は、ケーブル線を確実にロックする鉤状クランプを採用し、引っ張りによるストレスにも強い構造です。また、プラグシャフトとボディを隔てる絶縁板にはガラスを混ぜた耐熱素材のベーク板を採用するなど、耐久力の高いタフなプラグです。