投稿者:
Take様 (大阪府)
使用ギター:
ストラトキャスター
HSHストラトタイプギター
使用アンプ:
Hughes&Kettner TubeMeister18
好きなギタリスト:
Andy Timmons
Andy Wood
Steve Morse
演奏ジャンル:
ROCK HARDROCK
レビュー:
現物が届くまでは、ツマミ類の多さから操作が難解なイメージを持っていましたが
実際に使ってみると2ch独立のペダルで操作はすぐに慣れました。
ペダルを上から見て上下に同じツマミ類が並んでおりスイッチでチャンネルを切り替えるだけです。
音は非常に立ち上がりが早く粒の細かい歪みです。
よくあるディストーションの様にシャリシャリと細くならず、
中低域がガッと前に出てきて他の音に埋もれることは無いと思えるほど音圧があります。
音の作り方が最初は難しかったですが、それだけ作れる音の幅が広い証拠とも言えると思います。
EQに該当するツマミ類は非常に効き方が好みでした。アンプのEQでは捉えにくい帯域を操作できる印象です。
(もちろん使用するアンプによって印象は違うと思います)
欲を言えばPresenceのツマミは共通ではなく各chに欲しいですし、
本体サイドにあるMid Shiftスイッチもパッチケーブルと干渉しやすい位置にあるので
違う位置、もしくはボタン式のスイッチ等にしてほしいですが、これだけツマミが多ければこの配置も納得できます。
むしろこれだけのツマミ類をこの筐体に詰め込んで、さらにこの低ノイズをよく実現できたなと思います。
BoostスイッチはONにすると素直に歪み量がアップします。
全く音質を変えずに歪み量だけを上げられるのは素晴らしいと思います。
Gainのツマミで例えると約45度右に回したぐらいゲインが上がります。
これは自分にはちょっと歪みすぎかなと感じました。
ですがBoostのON-OFF、それに2つのチャンネル切り替えで4種類の音をセットできるので
積極的に切り替えを行って音作りをするためのBoost量だとも思います。
総合して非常にレベルの高いディストーションペダルだと感じました。
クランチ気味のセッティングやギターのボリュームを絞った時の反応はもちろん良好ですが
あくまで得意な音はディストーションだと思います。
ですので良質なディストーションを探している方にはお勧めです。
試奏せずに購入するには少し高価かもしれませんが結果的に非常に満足しています。