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THE ANCHOR II Review3
投稿者:
TY 様(九州)
使用ベース:
Sadowsky NYC、Fender PB ’66
演奏ジャンル:
オールジャンル
レビュー:
PUNCH FACTORY , MULTICOMP , OPTO STOMP , DYNACOMPをこれまでに使用しています。
それぞれに特徴があって大好きですが、
ジャンルが偏る傾向が少なからずあるとも思ってますし、低音はいいけど高音がなんてこともあります。
THE ANCHOR II の購入に至ったのは、
コントロールパネル , リアパネルの仕様が多機能であることでした。
(セッティングがシンプルになる , 音ヤセを少なくできる , コンプ使用以外にも用途がある , 他 と1台で充実していた)
試奏してからの感想ですが、
よりナチュラル、ハイローの帯域を損なわない、アタックを変えても歪んだり音ボケしない。
予想を超える1台であり、及第点以上かと思いました。
ケーブルをモンスター , ベルデン , オヤイデの3種類の使用してみましたが、オンオフしても音質劣化もほぼなかったし、特徴もしっかり出てました。
まだ、大音量で鳴らしてないのが残念ですが、使える逸品だと思ってます!
THE ANCHOR II は、どのジャンルにもそつなく対応できるものです。
BOSS SD-1 Modify Review 8
投稿者:
P 様 (関西)
使用ギター:Fender USA ストラト
使用アンプ:JC-120
演奏ジャンル:ブルース ロック
好きなアーティスト:cream ,red hot chili peppers ,など
レビュー:
できあがったモディファイ品は製品版の原音に忠実で、自然に中低域を足した感じで非常に使いやすい印象を受けました。
また歪の音もスムーズになっており、強い歪ではないですが音抜けがよく、こちらも使いやすい印象を受けました。
このSD-1 mod品が壊れた場合、再びモディファイをお願いしたいです。それくらいすばらしいモディファイであると思います。
THE ANCHOR II Review2
投稿者:
MK 様(関東)
使用ベース:
Moon JB-5
演奏ジャンル:
Pops,Fusion
レビュー:
dbx160Aの代わりになるコンパクトコンプを探していたのがきっかけでした。
原音重視をうたうエフェクターは数多くありますが、エフェクターである以上原音通りなんてことはありません。
足りないと思うところを補正してくれるだけでなく、それ以上においしくしてくれる。
そんなエフェクターがまさにこれでした。
ratioはきつくなく、あくまでナチュラルな圧縮感が絶品です。
スラップ時のサムは太く力強くなりプルも引き締まります。
リミッターとしても使えますが、個人的にはコンプとして使う方がよいかなと思います。
コンパクトエフェクターでこれだけの衝撃を受けたのは久しぶりでした。
知り合いからの紹介でしたが、私もいいコンプとして友人に自信を持って紹介できる商品です。
Lime Comp Sample Movie
DEMO#1:
Lime Comp
![]() モデル名 : Lime Comp 受付休止 |
Features
LimeCompはシンプルで高性能なコンプレッサーです。
浅く掛けた時にはペダルコンプ特有のアタック感を付加し、深く掛けた時にもアタック感が強調され過ぎず、使える音のまま、サスティーンを稼ぐ方向に働きます。内部で電源電圧を昇圧し、歪みの発生を抑えており、加えてノイズも非常に少ない為、エフェクトチェーンの先頭に持ってきて常時オンでの使用にも適しています。また、コンプの掛かり方をお好みで2種類のモードから選択する事ができます。
ハイエンドコンプのクリアな音質と、ペダルコンプの味のあるコンプ感を両立させたい人には特におすすめです。
※圧縮方式はオプティカル方式です。
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Controls
(1) Comp (3) fast/slow fast slow |
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Specifications
■ 電源 ■
006P乾電池(1個)アルカリ電池推奨、ACアダプター(入力:AC100V 50/60Hz、出力:DC9V、センターマイナス、2.1mm ) ※安定化されていないものは9V以上の電圧が出力されている場合があり、故障の原因になる可能性がありますので、なるべく安定化されているアダプタを使用して下さい。
■ 消費電流 ■
約25mA (DC9V)
■ サイズ ■
67 (W)x 50 (H)x 112 (D)mm
■ 重量 ■
約280g
Manual
取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい。THE LimeComp Manual
DiscoFreq’s Effects Database インタビュー
先日、海外の大規模エフェクターサイト、”DiscoFreq’s Effects Database“さんにOvaltoneのインタビューが掲載されました!
Ovaltoneの掲載ページはこちらです。
“DiscoFreq’s Effects Database”(以下FXDB)とは、Bart Provoostさんが運営する、過去、現在を通してギターエフェクターのもっとも完全なデータベースを目指しているサイトで、営利目的ではなく純粋に有志によるサイトで、11年の歴史がある、というサイトとのことです。
そんなサイトにインタビュー記事を掲載して頂けた事は、Ovaltoneとして非常に光栄で、英語のインタビューでしたが、なんとか頑張ってお答えしました。
それでは、以下掲載文の和訳を、英語で表現仕切れなかった内容の補足と共にお伝えしたいと思います。
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FXDB: Ovaltoneはどのようにスタートしましたか?
Ovaltone: 私はもともとギタープレーヤーで、エフェクターはあまり好きではありませんでした。私はいつもギターとアンプだけで演奏して来ました。しかしある時、自分のアンプを持ち運ぶのが困難になったので、良い歪みペダルを買わなくてはならなくなりました。私は沢山のペダルを試しましたが、完全に満足できるものには、めぐり合えませんでした。そこで私は自分自身で作る事を決意しました。
最初はインターネット上の膨大な回路図をコピーしたり、そこから改造をしたりしているうちに、どのような回路や部品が音のどういう部分にどう影響するのかという事が感じられるようになり、そのうちにイメージしている音に近づけて具体化していくことが出来るようになりました。
FXDB: 名前やロゴにはどういった由来がありますか?
Ovaltone: 私は反応や音などが違和感の無い、自然なものだと感じられるペダルを作りたいと思っていました。卵の形というのは非常に自然なものの象徴としてと相応しい思い、それでOvalという単語を選び、Ovaltoneと名づけました。
ロゴについては、私は比較的海の近くに住んでおり、サーフボードショップのロゴなどが自然に目に入る環境にいるので、無意識で影響を受けてロゴに反映されたかも知れません。
FXDB: Ovaltoneが他のビルダーと違うところは何でしょうか?
Ovaltone: 私は、私が最高だと感じられるものを作っているので、人によっては最高だと感じてくれる人もいるのではないかと思っています。
FXDB: 新しいペダルを作る際は、どのようにスタートしますか?
Ovaltone: まず、ギタープレーヤーが使いたいと思われるもの、あるいは依頼される場合は話を聴いて、そこからだいたいの内容をイメージして、プロトタイプを作ります。
そしてそのプロトタイプに対して、希望の音が出るまで改造を繰り返します。はじめから上手く行くものや、とても長くかかるものもあります。時には全く最初からやり直すこともあります。
希望の音が出るようになった段階で、今度はネガティブな要素(ノイズ、操作性・・・)を元の音の魅力が削ぎ落とされない範囲で取り除きます。
FXDB: どのようにペダルの名前をつけますか?
Ovaltone: 特に決まった法則性はありません。そのペダルが出す音や感覚から、連想したものを基に名付けています。
FXDB: 製造過程について教えて下さい。
Ovaltone: 全てを家で行っています。一人のビルダーが回路を作り、配線しています。エンクロージャーは購入し、サンディングし、スプレー塗装してデカールを貼ります。
FXDB: ペダルのルックスはどのくらい重要でしょうか?
Ovaltone: 私は、エフェクターはある種の少年のおもちゃ(プラモデルやラジコンなど・・・)に似ているところがあると思っています。
外観に凝ることによって値段が高くなってしまうことは嫌ですが、そうでなければ可能な限り、ペダルを手に取った人の少年の心が「うおー、カッケーーー!!」と目を輝かせるようなものにしたいと思っています。
FXDB: パーツの選択は重要ですか?
Ovaltone: 個々のパーツには独特のサウンドキャラクターがあります。それぞれをシチュエーションによって、ここぞという所に配置するようにこだわっています。
全てのお客様に出来るだけ同じ音の物をお届けしたいので、NOSパーツやビンテージパーツは使わないようにしています。
FXDB: どのペダルがもっとも誇らしいですか?
Ovaltone: 良いと言って頂けたものは全て誇らしく思っています。
FXDB: どのペダルがもっとも人気がありますか?
Ovaltone: OD-FIVE 2(CROSS,Xtreme)です。それはサウンドが良く、ゲインもあり、独立したコントロールの2ch仕様です。
FXDB: 誰が、どんなジャンルであなたのペダルを使っていますか?
Ovaltone: 私達のペダルは日本の素晴らしいプロミュージシャンにも使われています。鈴木健治さん、川崎哲平さん。
FXDB: Ovaltoneの近い目標を教えて下さい。
Ovaltone: 現在はメールでのオーダーだけなので、将来的にはお客様に実際に試して頂ける場所を準備したいです。
FXDB: 現在何か新しい製品を作っていますか?
Ovaltone: はい。
・ウルトラハイゲイン用のブースター(VERMILION BOOST:公開済み)
・セッション専用の歪みペダル
・スーパーファットなオーバードライブ
—————————————
ということで、長くなってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました!
VERMILION BOOST
![]() モデル名 : VERMILION BOOST 生産終了⇒後継 OVALTONE HARMONICS BOOST |
Features
すでに歪んでいるサウンドを、より深く、きめ細かく倍音豊かで、サスティーンの長いサウンドにブーストするのが目的で、
歪んでいるアンプ、あるいは歪みエフェクターの前段での使用に特化したブースターです。
フルレンジブーストと、トレブルブーストを好みのバランスで設定可能で、歪みブースト用に調整された僅かな歪みを付加出来るのが特徴です。
より多くの倍音と少しニュアンスの違う演奏感を得ることが出来るclipツマミを搭載しています。
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Controls
(1) Treble (3) clip off/on (4) on/off |
Specifications
■ 電源 ■
006P乾電池(1個)またはACアダプター(入力:AC100V 50/60Hz、出力:DC9V、センターマイナス、2.1mm ) ※ 安定化されていないものは9V以上の電圧が出力されている場合があり、故障の原因になる可能性がありま すので、なるべく安定化されているアダプタを使用して下さい。
■ 消費電流 ■
約 1.7 mA (DC9V)
■ サイズ ■
67 (W)x 51 (H)x 110 (D)mm
■ 重量 ■
約230g
Manual
取り扱い説明書をダウンロードして頂けます。
詳細な仕様や注意事項の記載もありますので、ご注文前にご確認下さい。VERMILION BOOST Manual
VERMILION BOOST Sample Movie
DEMO#1:
Humbuker Demo
AMP:Marshall JCM 2000
DEMO#2:
Singlecoil Demo
AMP:Marshall JCM 2000
ブースター完成!
先日、ブログでプロトタイプの動画をご覧頂いたブースターが完成しました!
見た目はこの様になりました。サイズはMXRサイズです。
写真に撮りきれなかったのですが、赤のベタ塗りではなく細かいメタリックが入っています。
裏蓋はつや消しのシャーシブラックです。
音の方は、前回書かせて頂いたとおり、すでに歪んでいるアンプなどをブーストして、
より深い歪みを得るのが目的の、少し歪が足されるタイプのブースターです。
とはいえVERMILION BOOST自体は、オーバードライブの様にわかりやすく
歪んでいるわけではなく、基本的にはクリーンブースターの様に入力された音を
ストレートに増幅しているので、ブーストしていても詰まってしまったり飴色になるような
音色変化はなく、またダイナミクスの面でもピッキングが素直にゴッと通ってきてくれます。
コントロールは”Treble” “Full” “clip off/on” の3つで、
Treble・・・トレブルブースター
Full・・・フルレンジブースター
clip off/on・・・クリッパーのオフ、オン
となっています。
音を歪ませる場合、あまり低音を大きく入力してしまうと、よく言われる「ブーミーな音」になります。
ブーミーな音自体はそれはそれでとても魅力のある音なのですが、整ったドライブサウンドのまま
さらにゲインを稼ぐ為には、次の歪みを発生させる部分に入力する前に、低音をちょうど良い具合に
削らなくてはなりません。その役割を果すのがトレブルブースター部分です。
トレブルブースターでブーストすればスッキリとしたドライブサウンドが得られますが、今度は音が
細くなってしまったり、ブーストする音の圧力自体が十分に得られないという問題が出てきます。
そこで、トレブルブースターとフルレンジブースターの両方のバランスを自分で調節できるようにすれば、
それぞれのプレイヤーの好みに合ったブースト感を得られるのではないかと考えました。
クリッパーの部分は、VERMILION BOOST自体の歪みを切り替えます。
クリッパーをオンにすると、少しリミット感のあるまとまった音色が得られ、また音の輪郭を強調するような
倍音が追加されます。
表に出てくるサウンドの差は小さいのですが、弾き心地がだいぶ変わります。
クリッパーをオンにすると音が繋がって、弾き易くなり、オフにすると生々しい弾き心地になります。
価格 ・・・ 16,800円 / 17,800 円 ( レビュー割引価格 / 通常価格 )
長々と書いてしまいましたが、動画も準備出来ましたので、ご覧下さい!
●ハムバッカー
●シングルコイル
EZEQ Review 1
投稿者:
水上 様 (神奈川県)
使用ギター:
Navigator レスポール
使用アンプ:
Mesa/Boogie Express 5:50
主な演奏ジャンル:
ロック
好きなアーティスト:
AC/DC,AEROSMITH,THE YELLOW MONKEY
レビュー:
OD-FIVE 2 Xtreme Review 2
投稿者:
山口様
使用ギター:
Fender Stratocaster
使用アンプ:
Marshall MG
演奏ジャンル:
ロック、メタル
レビュー:
僕がOvaltoneさんを知ったのはtwitterでフォローして頂いたことがキッカケでした。
以前はマルチエフェクターを使っていたのですが、ライブ映像を見返すとバンドサウンドに埋もれて全然抜けてこない音。
何がいけないのか?と自分の音作りを考えた時に真っ先に上がった原因が”歪み”。
僕は気持ちいいサスティーンが欲しくて歪ませていましたが、歪ませれば歪ませるほど細く痩せていく音…
そんな時にフォロー頂いたOvaltoneさんのサイトを覗いてみるとまず目についたのがOD-FIVE 2 Xtreme(当時はCROSSだったかな?)
試奏動画を観た瞬間にあの目の細かい歪みのサウンドに惚れてしまいました!!
マーシャルのラウドな感じが木綿だとするとOD-FIVE 2は絹ごしかな!!(余計に分かりにくいですねww)
それに2chで音色をプリセットできるのが非常に嬉しいです。(僕はバッキングとソロで使い分けています。)
あと何と言ってもあのルックス…かっちょいい!!の一言に尽きます!!
そして初めての音出し。
電源を繋いだ瞬間「光った!!」と感動(笑)プラグインしてLEVELを上げていくと徐々にOD-FIVE 2の音が姿を現します。
まずはブーストをOFFにしてクランチに!!OD-FIVE 2の音色のファーストインプレッションは「この音大好き!!」ピッキングの強さでクリーンからギャンギャン歪む感じまでまさにアンプの音です!!
次にこのペダルの真骨頂とも言えるであろう、ディストーションサウンド。
非常に気持ちいい。素敵です。
MID SHIFTをONにすると太くて僕好みの音が作れました。
音作りも本当に簡単です。
PRESENCEは煌びやかさが加わって籠りがちな音を抜ける音にしてくれます。かなり大きくしても耳が痛くなることはないです。
続いて、バンドでの音はと言うとすごく抜けてくる音でした。
メンバーからも「音太くなったね!」とか言われるようになりました。
しっかり歪ましても細くならないので重宝します。
試奏でしか聴いたことがなかった音色ですが、音出しして即効でハートを打ち抜かれました(笑)自宅では騒音などの都合上(というか予算上?)ソリッドの15Wの練習用アンプを使っていますが、あたかも真空管アンプを使っているかと思うような音圧、レスポンス、ダイナミックレンジの広さ…どれを取っても極上だと感じました。
今まではどんな弾き方をしてもそれなりの音が出る安物のエフェクターを使っていたので、このペダルを始めて使った時は重い通りにならなくて戸惑いましたが(笑)
半月ほど使い倒してやっと自分の好きな音が出せるようになってきました。
かなり弾き方、その他空間系のセッティングも変えましたし。
あと、塗装ですが、ただのガンメタかと思いきや、微かにピンクのラメの様な妖しい光沢が!!
何から何までこだわっているペダルだなと思いました。
お値段は3万円ですが、この音色、この迫力で3万円は安過ぎます!!
最後に、Ovaltoneさんの製品を買うのは今回が初めてですが、素晴らしい製品、素早い対応、丁寧な梱包。本当に素晴らしいエフェクターメーカーだなと思いました!!友達に広めたい気持ちと、今はまだ知る人ぞ知るOvaltoneでいてほしい気持ちがあります(笑)
田中さん、素晴らしい歪みをありがとうございました。
これからも利用させて頂きたいと思います。
BOSS SD-1 Modify Review 7
投稿者: pentagon 様 (東京在住) 使用ギター: gibson lesPaul'57 使用アンプ: 今回はJC-120 演奏ジャンル: 80~90sHR 好きなアーティスト: MSG、GnR、など レビュー: まずなにより歪みのMax値が大きくアップしていますね。 が、下は変わっていない様なので、ブースター&クランチは 今迄と同じイメージで使用できるように思います。 大幅に上がった歪みをSD-1に求めるかどうかは人によって違うと思いますが、 ノーマルSDに比べると俄然使える音だと思います。 歪みアンプ+ブースターとして使用するのは想像しやすいとおもいますので、 今回あえてlesPaul-JC120(クリーン)の組み合わせで使用してみました。 まず、製品説明の通り、ボリューム感がアップしているので より音圧を感じる事ができます。おそらく中低音域が上がっているせいだと思います。 まぁマーシャルなんかを歪ませたとき感じとはやはり違いますが、 人によってはこういう使い方をする場面も多いと思いますので、 使い勝手のいい「道具」になるかな、と。 また、ノイズがかなり減っている他、 がっつりdriveを回したときのチリチリ感が無くなって、 「癖の無いかなり素直なドライブ」といった印象を持ちました。 変更されたTONEノブはこのModにおいて音作りの「キモ」になりそうです。 driveとのバランス調整でおいしいところが前に出てくるようなイメージでしょうか。 個人的な好みではありますが、 JC-120をクリーンでほぼフルテン(treble下げ気味)、 深めのクランチ気味SD-1modの前にクリーンブースターをかましてやると とってもハリのある気持ちいいロックンロールサウンドを奏でられるかな、と。 とにかくこの価格でSD-1がしっかり変身して帰ってきます。 仕事も丁寧で好感が持てます。 SD-1を眠らせている方、かなりオススメですよ。
歪んでいそうで歪んでいない、でも少し歪んでいるブースター
現在ブースターを開発中です。
ブースターには様々な用途がありますが、今回開発中のものは、既にある程度深く歪んでいるサウンドを、さらに深く歪ませる為のブースターです。
既に歪んでいるサウンドをさらにブーストする時には、「より長いサスティーンを得る」「よりきめ細かいサウンドを得る」「より豊かな倍音を得る」事が目的として考えられます。このような場合、実は純粋なクリーンブースターでは思うような結果を得る事は難しいのです。
昔から例えばチューブスクリーマーやSD-1をブースターとして使用すると美味しいと言われているのは、僅かな歪みをブレンドしつつレンジを整えブーストすることで、上記の様なシチュエーションで良い結果をもたらしてくれるからなのだと思います。
今回は伝統的なエフェクターでのブーストよりも、さらにハイゲイン域での使用に最適で、よりレンジの広い現代的なサウンドを目指し、新しい「歪んでいそうで歪んでいない、でも少し歪んでいるブースター」が目標です。
動画はそのブースターのプロトタイプのテストです。
現時点で自分の中では70点くらいの所まで来れたという感触です。
もう少し粗さを抑え、もっと細かく柔らかくして行きたいと思っています。
THE ANCHOR II Review1
投稿者:
yooukim 様
使用ベース:
FENDER JAZZ BASS
演奏ジャンル:
ファンク、ロック、ジャズ
好きなアーティスト:
STUART ZENDER(ex.jamiroquai)、FERNAND LAMADRID
レビュー:
THE ANCHOR IIは、プロベーシストの川崎哲平さんのブログに掲載されたのを機に知りました。
実際に購入して試してみて、「とても自然なかかり方」をするコンプレッサーであるという事が印象的でした。
現在、市販されているコンプレッサーにも原音重視の物は沢山あります。しかし、どれもエフェクトをかけた際、低音が膨らんでしまったり、プルの音がエンハンスされ硬質な音になってしまったり、レンジが狭くなってしまったりなど、ベース本来の音を本当に大切にしている物とは言えません。 しかし、その点THE ANCHOR IIは原音をほとんど変えずにコンプレッサーとしての役割を果たしてくれました。
かかり方としては、低音をきっちりと圧縮し、高音域はプルなどのアタック音に主にかかる感じでしょうか。 深くかけた際にも、低音の膨らみや高音域の音質変化が全くないところが、とても気に入っています。ラインの音を聴いてもとても自然でした。
また、チューナーアウト、DCアウト、ミュートスイッチをそれぞれ備えているところにも原音を大切にするこだわりが感じられます。ベース~アンプ間まで繋ぐ機材は、少なければ少ないほど良いですから。
上記のように、ベース本来の音により自然にコンプレッサーをかけたいと思っている方ならば、買って損はないと言うことができるエフェクターです。 OVALTONEさんありがとうございました。
お待たせしております・・・
写真などでの発表のみで製品ページが用意できていないもの、色々なシチュエーションでの(アンプとの組み合わせ等)デモ動画、音源など、かなりお待たせしてしまっているものもあり、大変申し訳ない気持ちです。
ゆっくりでも一つずつ仕上げて参りますので、ご容赦頂ければ幸いです。
また、中には製品ページが無くとも、仕様が決定していてお作り出来るものもありますので、どうしてもという場合はお問い合わせ頂ければと思います。
LimeComp再検討中
ここのところ、昨年末から取り掛かっているLimeCompの再検討についてお話したいと思います。
このLimeCompの狙いとしては、THE ANCHORが自然なコンプ感を目指したものなので、もう少しキャラクターのある、例えばダイナコンプやロスコンプなどの潰れ方を意識したものにしたいと思っていました。
ただ、ダイナコンプなどの方式では信号が圧縮用のICをどうしても通ってしまう為、周波数レンジの狭さや非演奏時のホワイトノイズの大きさ、解像度の甘さが気になってしまいました。
また、Ovaltoneではデッドコピーや既存品の定数変更品は作りたくないという小さなこだわりがあり、それらの理由から、別方式からのアプローチで狙いのコンプ感を得られるように仕様を固めて行きました。
一旦完成したデモ機は、問題点の解決に至ったものの、コンプ感の面でまだ目標に到達しておらず、今回の再検討に至りました。
最初は少しの変更で解決に向かうと思っていたのですが、これがなかなか一筋縄では行かず、結局1からの出直しを3回くらい繰りかえし、ようやく狙いのコンプ感に到達する事ができました。元のクリアさを保ったまま、ペダルコンプ独特の「クッ」としずみ込むようなコンプ感があるので、とても新鮮な感じです。
加えてファストリリースモードを付け、このモードではリリースタイムを速くすることでプリプリとアタックが粒立つような感覚が得られ、特に音数が多い場合や、コンプ後の「ヌァーン」と持ち上がってくる感じが抑えられるので、さりげなくコンプをかけておきたい時に効果を発揮するのではないかと思います。
大まかな仕様が固まったので、あとはツマミの操作感等、細かいところに違和感が出ないよう詰めていけば完成です!