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『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』発表

元祖TSオーバードライブペダルの開発者、田村 進 氏。2023年現在、エフェクター関連の情報を追っている方であればその存在を既にご存じなのではないでしょうか。
特に近年では海外含む数々のコラボレーションや開発案件等、各方面でご活躍されています。

今回、そんな田村 進 氏とOvaltoneとのコラボレーションが実現致しました!

『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』

TS808のモディファイとなりますが、本機は特定の808個体の再現というスタンスではなく、田村氏が秘蔵する特殊なオペアンプを題材にOvaltoneがそこから受けたインスピレーションを基に最大限そのオペアンプの魅力を引き出すべくモディファイを施した808となります。

この田村氏秘蔵のオペアンプは、既に生産終了品でありながら田村氏が関わったTS MODやTS系新規設計には必ず採用されているとのことで、その特徴は、豊富な倍音成分やダイナミクスの変化へのスムースな反応、見通しの良い音色に現れています。

OVALIZED SCREAMER シリーズは9,10ともにグレードアップしつつも元のサウンドキャラクターから大きく逸脱しないということを念頭に置いたモディファイでしたが、今回の808tsは表面的なサウンドは元のキャラクターを引き継いでいる様に思えますが、入力された演奏に対しての反応や立体感は現行ノーマルとはかなり離れたものになりました。

まず無改造の状態でオペアンプを載せ替えた時に、とてもしっかりした密度を持っていて、滑らかなサウンドという印象を持ちました。基本の音がこれであれば、もっとレンジを広げてしまっても、もっと強弱に対して敏感にしても痛くなったりサウンドが崩れることはないだろうという予想がつきました。

その予想は的中し、結果として倍音を豊富に纏ったエッジ感や伸びていつつタイトなボトム、存在感のある中域と強弱を細かい階調で音色に変換して再生するような表現力を得ることが出来ました。
また、音量レベルがノーマルと比べて大きめになっているので、より扱いやすいと思います。

基本的なモディファイ内容はOVALIZED SCREAMER 9 を踏襲していますが、トーン回路は無改造、クリッピングやサウンドチューニングは本機独自のものになります。

こちらの『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』は来年1月発売予定となります。

そして

『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』は今回、田村 進 氏 と繋いで頂いた島村楽器 静岡パルコ店様にて開催されるイベント

【 ギタラバ SHIZUOKA 2023】

にてリミテッドエディションを先行発売させて頂く事となりました!
※12/17   15:00~のイベント参加者様からの販売となります




こちらのリミテッドエディションは、プレートカラーのみの限定で、サウンドやモディファイ内容はその後販売予定の通常版(マットブラックプレート)と同様のものとなります。
詳細につきましてはイベントページをご確認下さい。

販売に関しまして
以前イベントで先行発売のみさせて頂いたOVALIZED SCREAMER 808ですが、正式リリースを前に今回のお話を頂き、正式リリースはTamura Susumu氏のTSを使わせて頂き『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』として今回のモディファイ内容で発売させて頂く事となりました。

また、『 OVALIZED SCREAMER 808ts 』は島村楽器様限定製品とさせて頂きます。
正式リリース前には再度アナウンスをさせて頂きますが、本製品は全国の島村楽器様あるいは弊社ウェブショップからのみご購入可能な製品となりますので、ご確認の程、宜しくお願い致します。