投稿者:
S.S. 様
使用ギター:
ストラト(SSH、SSS) レスポール
使用アンプ:
MesaBoogie LoneStarSpcial Marshall JMP2203
レビュー:
Ovaltoneさんの製品との出会いは2010年2月に初代Terminusを購入させていただいてからとなります。
その後2012年にOD-Fiveを購入しました。
その音質の良さに関してはプロギターリストの鈴木さん、峰さんはじめHPに多くよせられた
皆さんの感想をみれば分かると思います。
Terminus、OD-Fiveともに気に入っている歪みですが「質感」という意味ではディスト-ションのOD-Fiveよりも
オーバードライブのTerminusがより好みでした。
2013年正月に田中さんに
「TerminusをOD-Fiveのように2chでV/M(vintage&Modern)の切替ができるようにできませんか?」
こんなわがままな一言からやりとりがはじまり「Terminus2+Moment【T2M】」を製作していただきました。
T2Mはとにかく懐が広いODです。
左側;Terminus2
右側;Boost ch.
【左側】TS系のようなハリのある歪みから~レンジが広くても音のボケないキレのある歪み
【右側ON】モダンハイゲインアンプに近い歪みまでカバーしています。
歪みの質感はあくまでODの枠にありながらもOD-Fiveに迫る歪み量は満足です。
T2Mで新しく搭載されてるtop、plcの可変範囲も自然に効きながらも効果は十分にでます。
はじめに希望したV/Mの切替をtop、plcのノブで調整する形になっており
自分の気持ち良いと感じる「低域のしまり感」にできます。
T2Mのセッティングで弾き手の好みとセンスがでるのはtop、plcこの2つの調整だなという印象ですね。
あとは右側のBoostスイッチ。
3モードスイッチとVol,GainでCleanBoostにするのかGainBoostにするのかが調整できますが
Gainを上げてもコード感もピッキングのタッチしっかり出るのは流石です。
ギターのVolにもきちんと反応してくれてるのはとても使いやすいですね。
そしてノイズの少なさはOD-Fiveと変わらず素晴らしい。
T2Mはバイパス時にもMomentのナチュラルなバッファー経由なので音質の劣化対策にもとてもいいですよ。
ここはスルーバイパスだった初代Terminusからの大きな変更点だとおもいます。
自分が使い分けるとするなら、
インストならOD-Five。
バンドならT2M。
バンドの中での音の馴染み方はOD-FiveよりもT2Mのほうが優れていると感じます。
まだ手元にきて間もないですがこれから楽しみたいと思います。
つたないレポートですがOD-FiveやOvaltoneの製品を使ってる方、新しく歪みを検討している方には
ぜひこのT2Mを試してもらいたいという気持ちです。
最後に一般ユーザーの私の意見を汲み取り製作してくれた田中さん本当にありがとうございました。