最近デモ動画をいくつか追加しました!
スペシャルデモはそれぞれのエフェクターのポテンシャルを引き出すべく、プロの方にお願いして「なるべくカッコ良く!」というコンセプトで公開させて頂いています。
その他、Ovaltoneが自前で用意している、「どのツマミを動かすとどうなるか」というのをご覧頂く為のノーマルデモと、プロトタイプなどのテストをラフに撮影したテスト動画があります。
今回はそのうちのノーマルデモを4機種”TERMINUS II +MOMENT” “RAT2 MOD” “ONION” “RED & BLUE DEVIL”を追加しました。
いつもノーマルデモはどうしようか悩んで、毎回少しずつやり方を変えながら試していたのですが、今回は初期の頃にやっていた、「楽器屋さんで試奏しているような一人称視点」というのを「固定画面と演奏画面に分ける」という方法で作成してみました。
エフェクターだけの固定画面だと、どうしても動きがなくてつまらなくなってしまう。また、説明方式のようにあるツマミだけをちょっとずつ動かしていく方法だと、どこにおいしいところがあるのか判り難い。というように考えていたので今回の方法に至りました。
エフェクターのほうは写真のような形で、アルミラックの隙間から真下を撮るような感じで、これが冗談で思いついたのですが、いざやってみると丁度良い感じで撮影できたので良かったです!
下段にはLEDのスタンドライトを当てています。
演奏映像はデジタルのハンディーカムで普通に撮影しました。ポイントは痩せて見える様にアスペクト比を縦に伸ばしているところです。
音の方は、今回は Island Craftさんのマイク一発です。ちょっと録音環境を変えたこともあって、これ一本でイメージばっちりの音がとれました!
アンプはhughes and kettner tubemeister 18 というアンプで、これは癖の無いクリーンが出せる、小さいサイズ、価格というバランスが良かったのでしばらく前から導入していました。
キャビネットはCAA112、celestion vintage30です。
デモ音源のリバーブについては、賛否両論あり、悩んだ時期もあったのですが、オンマイクだけの場合はリバーブを、というよりも離れた距離で聴いている感じを演出するために必要なのではないかという考えで、かけるようになりました。スピーカーの前数センチのところに耳をくっつけて聴く人はいないと思うので・・・
デモを作る時はどのデモであっても、その場で聴こえていた音の印象に近くなるように、マイキングをしたり、マイクの音を混ぜたり、エフェクトをかけたりしています。その甲斐あって、「実際に音を出したらデモの印象に近かった!」というご意見も頂けて、良かったなぁと思えました。「録った音そのまんまです!」というのもある意味フェアなのですが、Ovaltoneとしては、自分で録音して再生する経験がなかったり、少なかったりすると、録れている音からその元の音を想像するのが難しかったりするので、実はあまり親切ではないのではないかという考えです。
演奏の方は手癖ばかりで単調になってしまい申し訳ないのですが、音の変化や音自体のイメージなどはして頂けたのではないかと思っています。まだノーマルデモが追加できていない機種もあるので、しばらくはノーマルデモはこのフォーマットで行ってみたいと思います!