※OVALTONE CLEAN BOOST 2 for Bassのレビューです。
投稿者:
wataboow 様(埼玉県)
使用ベース:
Ken smith BSR6TN-CM
使用アンプ:
Phil jones bass D-600、C8
演奏ジャンル:
スムースジャズ
好きなアーティスト:
Nathan East、Dominique di piazza
レビュー:
以前からHPへたまたまたどり着いたためovaltoneさんは存じあげていましたが
福岡で活動中のベーシスト松下さんのブログを見て購入を決めました。
チューナーラインがあると便利だと思い、相談をしたところ既にそのカスタマイズを
した方がいらっしゃったので、同じ仕様にして頂きました。
CLEAN BOOST 2 FOR BASSフルオプションにMUTE機能(チューナーアウト)
サイズは大きくなり、横に1.5倍ほど。PRESET VOLUME Knob+SwitchがTOP面に移設。
私はスミスのイコライザーをフルブースト近くします。
そのため歪まない事が大切になります。ここは見事に合格!全く歪みません。
バッファの癖やノイズも特に気になりません。
ボリューム1は大きいため足で操作可能、ボリュームペダルのようにボリューム奏法は
難しいですが少々の音量変更は出来ます。
またボリューム2はプリセットタイプなので曲中や奏法で変化をつけたい時に
任意の音量に変更出来るので便利です。
ブーストはソロなどの音量アップだけでなく、音量プラスしてのプリセットとしても
使用可能なのでボリュームと合わせると数種類のプリセットとしても利用できます。
またプリセットボリュームもあるためパッシブベースとアクティブベースに持ち替えた
時の音量差を合わせたり、持ち替えなくてもこれもプリセットボリュームとして使えます。
入力時の抵抗値を切り替えがまた面白いです。100KΩ / 10MΩ /1MΩの切り替えが出来ます。
私はアクティブベースなのでロー出しのため、特に大きな変化はありませんが
微妙な変化が得られますし、パッシブでエフェクターを繋がない人にはハイ受け、ロー出し
が出来るためノイズ対策になります。
最後にまだ試していませんが、専用のケーブルとボリュームペダルを使用することも可能です
急にボリュームペダルが必要、という時にもバッファを経由してボリュームペダルが
利用可能となりますのでパッシブボリュームペダルでも安心です。
長くなりましたが、この機材はエフェクターとは言えませんが他人にはわからない
細かいニュアンスや音量調整を頻繁に行うミュージシャンには痒い所に手が届く機材では
ないかと思います。
今回はカスタマイズの相談にも乗っていただき、対応の柔軟さが既存のメーカーとは
大きく違うと思います。今後もお付き合いしていきたい工房です。