※OVALTONE CLEAN BOOST 2 for Bass のレビューです。
投稿者:
空也 様 (宮城県仙台市)
使用ベース:
JIRAUD SuperJB・J-Bass4+Neo Passive 他
演奏ジャンル:
ロック
レビュー:
今回導入させて頂いたCLEAN BOOST 2(MUTE付き)でOVALTONEさんのペダルは2個目。
FOR BASSバージョンの開発にご協力なさってるベーシスト松下一弘さんの
ブログでのご紹介で興味を持ち、導入にあいなりました。
松下さんのブログを参考にさせて頂いていたので
所有のベースでの使い方はある程度見えていたんですが
メインボードでチューナーラインを独立させたかったので
「MUTE付きでのオーダーは可能でしょうか?」という問い合わせをさせて頂いて
OVALTONE様に快諾頂き、無事オーダー。そして導入の運びになりました。
以下インプレです。
基本的にはCLEAN BOOST 2 FOR BASSフルオプションにMUTE機能を入れて頂いたものですが
通常バージョンと異なる点があります。
※筐体の大きさ(エレ○モサイズ)
※PRESET VOLUME Knob+SwitchがTOP面に移設されている
この辺りは、ボードスペースとの兼ね合いもありますので
同様の仕様で注文される場合は考慮すべき点になると思います。
各機能に関して
□バッファ
パッシブベースに繋ぐ場合はベース本来のトーンのまま、クリアな感じになります。
通常のアクティブベースでも劣化する感じはまったく感じません。
ただ、PU-プリアンプ間にバッファが積んでるベースの一部で、若干レンジが狭くなる感じがありました。
これは単純に性能云々の問題では無く、良い者同士でも余分に重ねた分のロス
もしくは相性に因るモノなのかなと。
もちろん、検証用にワイドレンジのヘッドフォンアンプで単体モニターでの僅かな違いなので
後段にエフェクトペダルを組み込み、アンサンブルで鳴らした時に
問題に感じる様な事は、まず無いと思います。
□ボリューム&ブースト
CLEAN BOOST 2 FOR BASSに関してはボリューム設定が2個とブーストスイッチがあり
単純に考えて4種類のボリュームがプリセット出来ます。
これは、ベース本体でパッシブ・アクティブ切り替えなどがある場合は非常に有用です。
また、ボリューム1の大型ノブは頑丈で非常に足先で操作しやすく曲間のミュートにも有効ですね。
特にボリューム奏法等を必要しない場合は、外付けのボリュームペダルの必要は薄いかもしれません。
(個人的には外付け用のケーブルもオーダーしましたが、これは後ほど)
メインベースでの使用に関しましては、本体プリのセッティングに合わせて
後段の歪みをコントロールする為に使用する形ですがこれが実にハマります。
ギタリストが使う様な使用法ですが、原型がギター用のペダルと言う事もあり秀逸です。
□INPUT IMPEDANCE 切り替え。
100KΩ / 10MΩ /1MΩの切り替えが出来ます。
通常の場合は、推奨どおり1MΩで問題ないと思いますが
確かにモノに因ってのマッチングはありますし、サウンドも変わる場合があります。
これは試してみて選ぶ感じです。
□ PRESET VOLUME Knob+Switch
ベースの場合、それぞれの音量差が結構ありますので
通常ボリューム側の設定を変えず、Switchで切り替え出来ますので
セッテイングを変える事無くベースを差し替えられるのは非常に便利です。
□VOLUME PEDAL INSERT
頻繁に音量をコントロールしたい場合には非常に便利な機能。
本体のバッファが有効になりますので、バッファ付きのペダル感覚で使えます。
付けるぺダルの内部配線等に関わる部分もありますので
まったく音痩せが無いと云うのは難しいかもしれませんが
直接ラインに繋げるのとは雲泥の差があります。
また、ミニマムボリュームの設定によっては
本体と合わせて5個のプリセットが使えるというメリットも♪
と、駆け足ででレビュー致しましたが
総合的に、非常に良質なボリュームペダルだと思います。
そして、早速メインボードに組み込み、外せない存在になりました。
前回のオーダーの時もですが、非常に親切丁寧な対応をして頂き
信頼出来るメーカー様と言う事を再度感じる事が出来ました。
ありがとうございます!