投稿者:
R.I 様 (横浜市)
使用ギター:
Sugi guitars DS499、Fullertone LEADSOUL
使用アンプ:
Marshall2000、Marshall800、Fender Blues Junior
演奏ジャンル:
ロック
好きなアーティスト:
King Brothers、Elvis Presley、東京事変
レビュー:
EZEQはアンプへの最終出口として音質補正をすることを目的に購入いたしました。
アマチュアギタリストはなかなか自分のアンプを持ち運ぶことはできないと思います。
そのような状況で、信頼できるアンプに毎回あたるとは言えないため、購入の必要性を感じました。
野暮ではあるのですが、商品が到着して中身の基盤や配線を拝見しました。
ブティックアンプといっても感光基盤やプリント基板をつかうメーカーが多い中で、
しっかりとポイントトゥポイントで配線され、配線もグルーで固定されているなど、非常に丁寧な印象を受けました。
ここまで丁寧に製作されているメーカーさんは初めてみたかもしれません。
また、アダプターの接続位置もユーザーのことを考えられていると思います。
試奏は自宅の7WのFenderアンプと、スタジオの2000の2つで行いました。
フラットな状態から試したのですが、音ヤセや原音の変化はどちらのアンプ、
音量でもまったくと言っていいほど感じませんでした。
その後、各ノブをいじってみたのですが、説明書にあるような変化が素直におこるといった印象を受けました。
個人的にはHI-MIDの帯域の調整が特に絶妙だと思います。この部分をあげると音が華やかで魅力的になります。
とくにクリーンの音作りに悩まれている方にはいいかもしれません。
さらに、先述したように、音質補正が目的で購入しましたが、手にとってみてEZEQの可能性を感じたので
色々な使い方を試してみました。
LEVELは帯域調整後の聴感上の音量調整が目的だと思いますが、
そこを全開にしてクリーンブースターとして使ってみました。
ブースターとして作られたものに比べて、増幅幅が小さいので物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、
私個人としては、クセのまったくないクリーンブースターからミッドブースター、トレブルブースターが
1台で体感でき満足できました。アンプ側につなぐ方が素直な変化で使いやすいと思います。
また、ギターを持ちかえた際の音量変化調整や音質補正として最前段につないでもいいと思います。
シンプルな使い心地なので、極端な音量変化や効果を期待するならば他のエフェクターを選んだ方がいいと思います。
しかし、わかりやすさと使い方次第で何にもなりうる機能は1台もっていて損するものではありません。
あとちょっとが欲しいという経験はギタリストなら誰しも感じたことがある感覚だと思います。
そのかゆいところに手が届くエフェクターです。あと写真では分かりにくいのですが、底蓋が黒くてカッコイイです笑。
信頼できる作り方をされているので、他のエフェクターにも興味がわきました。
機会がありましたらまたよろしくお願いします。