OD-FIVE 2 Xtreme,CROSS Reviews Reviews -レビュー-

OD-FIVE 2 Xtreme Review 37

投稿者:
tomo 様(東京都目黒区)

使用ギター:
Fender American Vintage ’57 Stratcaster

使用アンプ・キャビネット:
スタジオ・ライブハウスのJC-120

演奏ジャンル:
ロック・ポップス

好きなアーティスト:
char,aiko,狩野良昭,John Frusciante
 

レビュー:
バンドではコードカッティング、パワーコード、アルペジオ、オブリ、ソロと
様々な歪み量と音量をコントロールしなければならず、2ch仕様の歪みペダルが欲しくて購入しました。

弾いてみてまず驚いたのは、他の方も言われていますが、手元のボリュームへの追従性です。
シングルコイルのストラトなら、OD-FIVEをリードが弾けるくらいの歪みにセットしておいても、
ボリュームを絞ればテンションコードが余裕で弾けるほぼクリーンまでイケます。

この特性は要するに手元の弾き方がダイレクトに音に反映されるので、
思いっきり歪ませてもニュアンスは失われません。

音はとてもクリアです。
OD-FIVEを買うまではモディファイ物のODを2つ並べて、1つをブースターとして使ってましたが、
単体の音はまずまずなのですが、直列で使うとどこかぼやける感じがしてました。
OD-FIVEは音のピントが合ってる感じでクリアです。ほんとに歪ませてもクリア。
ですのでちゃんと弾かないと、腕がバレます。

かと言って、シビアでいい音が出るポイントの少ない、弾きにくい音ではなく、
ギタリストが弾いていて気持ちいいポイントをしっかりと押さえていると思います。

操作性はつまみが多く、それぞれの効きが良いので初めは戸惑いました。
ですが、1度自分の使い方を見つけると、その時のアンプやバンドのバランスの環境に合わせて、
調整がかなり出来ますので良い感じです。

私はブルーチャンネルをバッキング用、
グリーンチャンネルはOD-FIVEのブーストをon、Level大き目にしてリード用にして使っています。
ブルーチャンネルも割と歪み多目で、弾き方と手元のボリュームで歪み量をコントロールしています。
とってもコントローラブルで使いやすいです。

操作性の改善点をあげるとすれば、ツマミがたくさんあって密集しているので、
スイッチを踏む時に足が当たって動いていないか心配になる時があります。
またツマミももう少し固めだと、エフェクターボード内で運搬中にセッティングが変わらないので良いかなと思います。

音色はこのレビューを読んでいる方はみなさん鈴木健治さんなんかの動画を
いくつも見ているんじゃないかと思いますが、そんな感じです(笑)
それらのサンプル動画を見てその音が嫌いでなかったら、買って損はないと思います。

エフェクターではなく弾き方で個性を出したい人には絶対オススメです!
ギタリストのワガママに忠実に応えてくれる、良きパートナーとなってくれるペダルです。
私はもう手放せません。