投稿者:
大塚 澄生 様(群馬県)
使用ギター:
Sugi Guitars、 Ibaneze RG、Gibson les paul
使用アンプ・キャビネット:
KOCH TT50HEAD+Marshall AV30
演奏ジャンル:
ハードロック、フュージョン
好きなアーティスト:
Greg Howe、Guthrie Govan、Pat Metheny
Bret Garsed、Shawn Lane、Paul Giltert
レビュー:
最近の歪み物のエフェクターの進化は昔と比べると雲泥の差があります。
昔はアンプの歪派だったのですが、コンテストや様々なライヴハウスにて音作りをする際に
アンプの歪を使用するとなるとある程度機種が限られてしまうという不便な事になる場合も多々。
これを打破する策としては良質な歪物を入手するしかないんですね。
今までSuhr、Okkoを使用していたのですがSuhrのオペアンプの歪はとても良かったけど
ギターのヴォーリュームには追従してくれず、Okko Diabloの場合ヴォーリュームにとても良い反応を
してくれていたのでしばらくOkkoを使用していました。
唯一つ難点としてハードロック好きの自分には全体のトーンが中音よりなので抜けは抜群だけど
ジャリジャリ感がでない、、、ここだけなんです。
オペアンプを使った物は歪は良いけれどヴォリューム追従がダメ。
ディスクリートを使った物はヴォリューム追従がとても良い。
この2つを併せ持つ物がこの世に存在するとは思ってもみませんでした。
それが正にOD-FIVE 2 Xtremeです。オペアンプとディスクリートのハイブリッドタイプで
両者の欠点をカバーしつつよりアンプライクな歪を作ってくれています。
一方、ディスクリートのみを使った歪ペダルの方がヴォリュームの追従はまだ一つ先を行くと感じました。
これがクリアー出来れば最高だと感じました。
OD-FIVE 2 Xtremeはうちにあるどのアンプとの相性も良く、大体フラットなセッティングのままでも良い音を
出してくれます。ここがとても重要で他のペダルに極稀にある1つのポイントしか良い音がしない物も存在します。
繋いだ瞬間に良い音を出してくれるペダルは更に良い音を作る事が出来ます。
歪みの量に関しては妥当な所だと思いました。
これ以上の歪が欲しい場合はブースターを繋げてあげれば何の問題もないでしょう。
ただ1つ自分の固体はブルーチャンネルとグリーンチャンネルの音質が同セッティングで違うのですが
これは個体差なのでしょうか、、。ブルーチャンネルの方がミッドシフトレバーを上げた時、グリーンチャンネルよりも
凄くミッドが上がるのでブルーは下、グリーンは上で丁度同じくらいのミッド量です。
これは意図的なものなのか、それとも偶然なってしまった物なのでしょうか。
これから本番で使う機会が多くなるOD-FIVE 2 Xtremeですが一番のお気に入りは毎日この音を聞きたくなる
という事で=練習したくなる音ですね。+とても弾きやすい音なので自分が上手くなった気分になれることです。