投稿者:
KM 様
使用ギター:
ibanezのjem、freedomのストラトモデル
使用アンプ:
マーシャルの小型アンプ、フジゲンの小型アンプ スタジオではマーシャルのJVM等
演奏ジャンル:
ハードロック、ロック、ポップス
好きなアーティスト:
鈴木健治、春畑道哉、増崎孝司、スティーヴ・ルカサー 等
レビュー:
最初に、OD-FIVEですがアンプで歪ませた音が好きな人はかなりハマると思います。
逆に歪みにエフェクターらしさを求める場合にはちょっと違うのかもしれません。
自分はしっかり歪ませたギターの音が好きでこれまで何台かハイゲインまで出せるという
ディストーションのエフェクターを買い替えてきました。
結局、自分の好きなギターの音がアンプで真空管を使いしっかりと歪ませた粘りのある音だという事がわかりました。
また同時に、出来ればアンプではなくもっとかさ張らない機材でそういった音を出すのが可能だったらな
という欲張りな思いもありました。
OD-FIVEについてはギタリストの鈴木健治さんが使用している事は知っていたのですが、
実際に鈴木健治さんのライブを見た時の印象やデモ動画や多くの方が寄せられているレビューから、
粘りのあるしっかり歪んだ音が出せるとわかり注文させていただきました。
実際に使用してまず受けた印象としては「すごい、アンプの歪みだな~」ということでした。
最近ではとにかく色んなエフェクターに売り文句として「アンプライク」なんて付けられて
逆にわかりにくくなってるんじゃと思っているのですが、OD-FIVEについて自分は歪み方と反応という点について
エフェクターぽさがなくアンプのようだと感じました。
まず歪み方ですが購入の決め手になった粘りという事以外にも、アンプで歪ませた時のカンカンと鳴る感じが
ちゃんと出るのが非常にうれしいです。あまりうまく表現できないのですがエフェクターですとジュワ~となるのに対して
OD-FIVEではカンカンと鳴るという感じです。
反応の方は、ギターのボリューム操作ひとつでジャキっとしたクリーンからハイゲインの音までの幅を持たせられました。
またドロップDで使ったりもしたのですがチューニングを下げた時にもボワつきませんでした。
このあたりはbottomとshapeのノブで音色の調整が柔軟に出来た事も関係しているかと思います。
エフェクターとの相性も良いなと感じました。
OD-FIVEの前にブースターをつないだ時にフロントピックアップの音がつぶれる事が無かったのが嬉しかったです。
最後に、OD-FIVEは大きな音で鳴らして使う時のほうがより気持ちいい音が出るように思います。
バンドの練習やライブでどんどん使っていきたくなりますね。