投稿者:
G.N 様 (山梨ー東京)
使用ギター:
Sugi Guitars DS500 Custom Order Model
K&T MODERN VINTAGE GUITARS “Teagur”
使用アンプ:
LANEY PRO-TUBE LEAD 50 AOR SERIES
JC-120
尊敬するギタリスト(Electric):
Derek Trucks, Robben Ford, David T Walker, Jeff Beck
レビュー:
まず初めに、自分はこのペダルを手にした事で、リハーサルと本番といろいろなフラストレーションを解消する事ができました。
多くの人が抱えている問題だと思いますが、仮に自分が納得する音が出せるアンプが自宅にあるとしても、
それを毎回どこにでも運べる訳ではない、という人がかなり多いのではないでしょうか。
そしてリハーサルスタジオやライブハウスといえば、JC120かマーシャルのJCM2000,900,800などが定番だと思うのですが、
その状況下で、どれだけ、自分好みのチューブアンプの歪みサウンドに近づけるか、そのために自分も含め、
皆さん結構投資されていると思います!
自分の場合、サポートするジャンルの幅が広がり、それまで歪みはオーバードライブペダル(OCD / Tim / Free the tone sov-2)だけでやっていたのがさすがに対応しきれなくなり、いろいろ物色していたところ、OD-FIVEにたどり着きました!
完全受注生産なので不安もありましたが、いろいろな方のレビューと良心的な価格が背中を押し、結果大正解でした!
これはもはやアンプではないか!!! と思わされるような、レスポンスのよさがあります!
そしてディストーションなんていう狭い幅に収めておくのはもったいないです、
巷で結構なお値段のクランチペダルに比べても、遜色なく音楽的な音を出してくれます。
肝心のディストーションサウンドは、ハイゲインペダルによくある踏んだら
「はい、歪みました、ジャー」的なものではなく、十分な歪みを稼ぎながらも、つぶれずに芯があるサウンドです!
メジャー7や9thを弾いてもしっかりコード感が出ます!
音の方向性としては、モダンな方だと思います。
そしてこのペダルでなにより特質すべきはこれでしょう、
『ボリュームによって音楽的クランチから、芯のあるディストーションまでコントロールできる追従性の良さ!』
感覚中心で楽器と向き合う自分には、ツマミの種類もとってもわかりやすく本当に重宝しています!!
音楽の好みは、十人十色、正解なんてないので、これ100%気に入るから買ったほうがいいとは友達にも言えませんが、
『テキトウに弾いたらテキトウな音が、素晴らしい演奏をしたら素晴らしい音が、後は自分の腕次第』
OD-FIVEも、そんな楽器の一つになりうるのではと、 機材負けしないように、日々精進せねばと思わせてくれました^^
大音量でチューブアンプをなかなか鳴らせない日本の音楽事情を考えると、
ハイゲインペダルをお探しの方は一度お手元に置いてみる価値は十分にあると思います**
田中さん、本当に素敵な楽器をありがとうございました!