Ovaltoneの高音質バッファーシリーズ『 PRIME GEAR 』の第4世代となる『 PRIME GEAR DELUXE 』が、NAMM2024にて発表となります!
本機はバッファー機能に加えて、2インプットセレクター、約19dBのクリーンブースター、独立バッファードチューナーアウト、ジャンクションボックス、チューナーミュート、シグナルスプリッターなど様々な用途で活躍できる、まさにDELUXEなPRIME GEARです。
メインバッファー部は今までのPRIME GEARを踏襲した回路をさらにチューンアップし、よりカラーレーションが少なく明瞭なサウンドになりました。
右側のUインプットかBインプットから入力し、左側のSアウトプットから出力されます。
ピンク色のBOOST LEDが点灯時は、その上部のBOOSTノブがアクティブになり、最大約19dBのブーストが可能です。ブーストサウンドはキャラクターの少ない素直な音量のみのブーストとなり、ノブを絞り切るとピンクLED点灯時でもバッファーとしてのみ機能します。
Uインプットに接続時は、フットスイッチでBOOST側(ピンクLED)に切り替えるとブーストオン、UNITY側(グリーンLED)に切り替えるとブーストなしのバッファーという使い方が可能です。
Uインプット、Bインプットそれぞれにギターやベースを接続し、2本の楽器をフットスイッチにて切り替えることが可能です。
その際にBOOSTノブを絞り切っておけば、シンプルな2インプットセレクターとしての使用となりますが、たとえば2本の楽器のうち出力が小さい方の楽器をBインプットに接続することで、BOOSTノブを使って2本の出力差をそろえることが出来るインプットセレクターとして使用できます。
R端子はチューナーアウトとして使用可能です。チューナーアウト用に独立したバッファーを内蔵しています。
Uインプットに楽器を接続時、R端子からは常に信号が出力され、フットスイッチでBOOST側に切り替えた時も同一のレベルで出力し続けます。
Bインプットに楽器を接続時には、R端子からは同じく信号が出力され続けますが、フットスイッチでUNITY側に切り替えた時にはSアウトプットからの信号はミュートされます。
この機能を使って、チューナーミュートつきのバッファーとして使用することが出来ます。
また、R端子からの信号をレコーダーやオーディオインターフェース等に送ることで、メインのSアウトプットと関係なくドライなライン信号を並行して録音しておくようなシグナルスプリッターとしての使い方も可能です。
※その場合グラウンドリフト機能は搭載していない為、別途DIなどが必要になる可能性もあります。
R端子をチューナーアウト等で使用しない場合は、Sアウトプットからボード内へセンドし、ボード内からR端子へリターンさせることでジャンクションボックスとして機能します。
Rから右側のOアウトプットへはパッシブのスルー回路となっています。
電源電圧は9VDCから18VDCまでの範囲で対応しています。
使用パターンについての詳細な動画も準備中です。文章よりもイメージをわかりやすくお伝えできると思います。
『 PRIME GEAR DELUXE 』デモ機はNAMM2024展示予定となります。