投稿者: いっとく様(東京) 使用ギター: Jackson USA Limited RR-1 使用アンプ: Marshall JCM-800 1959 演奏ジャンル: ヘヴィメタル 好きなアーティスト: Randy Rhoads, Dave Mustaine, Char, Jeff Beck レビュー: この製品を知ったきっかけは鈴木健治さんのTwitterでした。 ン十万する真空管アンプが必要無くなるくらいいい音とおっしゃっていましたが、最初は半信半疑でした。 また、「どうせ高いんだろ」と思っていたのですが、こちらのサイトを拝見して 3万円ちょっとの価格を見てビックリしました。 サンプル動画を観て再びビックリ。理想としていた音にすごく近い音でした。 価格とサンプル動画の音の良さから購入を決めて、製作を依頼。 ちょうどスタジオリハもあったのでそこに持って行き早速使ってみたところ 「今日めちゃくちゃいい音してるよ」「その音、大好き」と、 こんなに褒められたことがないくらいメンバーにも好評でした。 普段はメタルを演ることが多いのですが、やはりJCM-800では歪みが足りず、 何かしらディストーションを使ってゲインを稼いでいます。しかし、よく歪むと評判の コンパクトエフェクターを幾つか使ってみたのですが、どれも「ジュンジュン」という感じで 歪んでしまい、納得のいく音がでるものに出会えませんでした。 100Wの真空管アンプを鳴らしたときの音の太さを損なわない、ジュンジュンではなく ザクザクと歪む、よく歪むが音の輪郭はハッキリしている、というのを理想とする音としています。 OD-FIVE 2 CROSSはこれらの点、全てで納得のいくBOXです。 音の面だけでなく、独立2チャンネルという点も気に入っています。 ツインギターの場合、ソロの時に音量を上げる手段を考えなければいけないですが、 2チャンネルに分かれているとこれが簡単に可能になります。 単に音量だけではなくトーンもそれぞれに決められるのでバッキング用の音質、 ソロ用の音質をそれぞれセットできるので便利です。 褒めてばかりでは嘘臭いので(笑)、少し難点を書きますと、ギターの性格が すごく素直に出てしまうなと感じました。これは難点ではなくて利点かもしれないですね(笑) しかし、弾き手がしっかりと弾かないとしっかりいい音がしないということは、 誰でもいい音が出せるというものでも無さそうだということです。 とにかくとてもお気に入りの1台で、このBOXとは今後も長い付き合いになりそうです!