今回のブログはちょっと番外編で、開発やデモ製作などで使用している機材 のご紹介をしてみたいと思います。

・Ceriatone OTS MINI 20 Brusheight Special

そろそろメンテナンスです

ovaltoneさん(@ovaltone)が投稿した写真 –

こちらは弊社の取扱店様でもあるBrusheight様の20ワットアンプヘッドで、 ちょうど一年前くらいから開発室用アンプとして活躍しています。スピーカーはEMINENCEのTONKER、キャビネットは Custom Audio Amplifiersの12インチ1発です。

良いところは、まず小さいので比較的狭い開発室にぴったりです。

音はクリーンでしか使っていないのですが、これを導入してから周波数的にも奥行き的にもより細かく音を詰めていく事ができるようになりました。
特に奥行きの見え方が優れていて、奥の方から前の方まで広く使って歪ませるか、前の方に張り付いたように歪ませるか、奥でたまったように歪ませるか、コンプレッションをどれだけ持たせるか、あるいはすっきり出すかというような調整をする際のモニタリングに強く、大変助かっています。

もちろん開発は開発室だけで完結しないのですが、他の環境へ持っていったときのイメージの誤差が格段に減った気がします。

EQの設定は見た目ではかなり極端ですが、ぱっと聴いた感じフェンダーとJC の間くらいのイメージで鳴るような設定にして使っています。

あとは作っている人を知っているというのは非常に安心の面で大きく、仕事 に使用する道具としてはそういった面の安心が選択する一因となりました。
※Ceriatoneのアンプは基本的にキットで、組み上げはこのアンプで言えば Brusheight様のアンプビルダーの久保様によるものです。

そろそろ1年になるのでメンテナンスをお願いしようと思っています。


・FitEar MH334カスタムイヤーモニター

本日の相棒

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こちらは最近導入した、所謂IEM(In Ear Monitor)です。

ミュージシャンの方が大きな会場などで耳に付けているイヤホンで、モニタ ーとしての使用を前提に作られていており通常のイヤホンよりも遮音性、装 着感にすぐれている物です。
装着感に関しては、個人個人の耳の形をシリコンを流し込んで採取して、耳の穴ぴったりのボディーが作られるので非常にフィット感があり、不快感も少ないです。

今回、デモ動画の撮影で、アンプにマイクを設置する際に使用してみました 。

以前から市販のカナル型イヤホンを使用していたのですが、当然アンプから は大きな音が出ていて、その目の前に耳を持っていく図になるので、生の音 とマイクを通ってイヤホンから出てくる音はイメージですが1:1くらいになってしまっていて、「まあ大体こんなところかな」と適当において、あとは編集のときに何本か立ててあるキャラクター違いのマイクの音を混ぜたり 、位相を調整したりして、何とか録音当日のイメージに近付けるという方法を取ってきました。

今回そのカナル型イヤホンの替わりにFitEar MH334カスタムイヤーモニターを導入してみました。

実際にその使い方をするまでは、遮音性も高いし音もクリアで良い印象でしたが感動には至っていませんでした。

しかし、実際その使い方をしてみたところ効果は抜群でした。遮音する量ももちろん素晴らしいと思うのですが、遮音のされ方がとても良く、例えるなら外の音が厚い壁一枚はさんだ向こう側で鳴ってるようなイメージで、外の音は小さく漏れ聴こえてはいるものの内側の音と質的に隔絶されていて、マイクを通した音がどういう音になっているかがものすごくわかり易く、このシチュエーションではもう手放せない物となってしまいました。

音の面では、それまでは録音物ばかり聴いていたので解像度が高くバランスのよい音質というのはわかったのですが今ひとつ納得できていなかったのですが、それが今回覆る結果となりました。

今回はマイクで集音した物をオーディーインターフェースでダイレクトモニタリングの状態にしての確認で、アナログ信号のままイヤモニターに 送られている状態でした。

その状態での音質の良さは普段録音された物を聴いている時とはまるで違って、躍動感に溢れダイナミックで、プリプリしていて輝いていました。
それで、音質面のあの煮え切らなかった感じは、イヤモニターに原因があるのではなくソースのフォーマットや再生機材のセッティングの方に問題があったんだなと思いました。

あとはケーブルの長さが頭の後ろに回すように設定されているためか、Y字の分岐点から本体までの距離が短く、前に回すと首を絞めるような形に・・・
付けたり外したりが多いとどうしても普段慣れているように前から装着してしまい、首が苦しかったです(笑)

しかしこのFitEar MH334が非常に素晴らしい物という事を実感する事ができたので良かったです!




という事で今回のブログは機材、特にモニターすることに関する機材をレビューしてみました。

聴く事、見る事、認識する事、それは何かを作ろうとする時に非常に重要だと思っているので、このような素晴らしい機材に出会えてとても幸せです。
自分も使用した人が感動してくれるような物を作らなくてはと、より強く思いました。