投稿者:
Boo様 (BEFORE MY LIFE FAILS) 

使用ギター:
ESP Flying V (リアPU:Seymour Duncan TB-5)

使用アンプ:
JCM2000

演奏ジャンル:
Rock, Metal, Hardcore

好きなアーティスト:
松本孝弘、Randy Rhoads、Slash, Van Halen


レビュー:
まず始めに、このレビューでは、MarshallのアンプヘッドJCM2000、キャビ1960Aのセットに、
このVermilion Boostを繋いでの結果になります。
ハイゲイン下での使用、技術、セッティング、主観がありますので、参考の一つにして下さい。
私は、基本的なゲインアップ、アンプにパンチを出すため、エフェクト掛けっぱなしを想定して購入したので、
バッキング、リード共に使用しています。

このレビューでのセッティングですが、
JCM2000【Presence 0、Treble 5、Middle 6、Bass 4、Gain 4、
Volume 4、Deepスイッチ ON、Tone Shiftスイッチ OFF、Gainスイッチ ON】
Vermilion Boost【Treble 13時~14時、Full 11時~12時、Clipスイッチ OFF】
こちらを基準に演奏してみました。

まず1発目に音を出してみた感想。
出音のスピードの速さにとても驚きました!
アンプ直で出した音より速く、コンプ感はまるで無く、弾いた瞬間に音が出てきます。
音の抜けの良さも素晴らしいです!

音色は、説明にある通り、歪みの質がきめ細かく、深くなり、艶が出ます。
大袈裟ですが、空間系のエフェクターを薄く掛けているかのようです。
アタック感も増し、ピッキングに対する反応も良くなりました。

ゲイン自体もかなり上がる印象で、クランチサウンドをバッキングにした場合、
エフェクトオンで十分にリードとして使えます。
試しにアンプ側をクリーントーンで使用した場合、クランチ程度まで歪みました。

また、動画で見られるように、サスティーンが異常なまでにアップします。
まるでサスティナーを使っているかの様に音が途切れません。
音が伸びますので、リード時とても弾き心地が良くなりました。


次にコントロール部分ですが、Trebleのツマミを上げて行くと、耳に痛い高音域までは強調されず、
抜けの良い中音、高音域がブーストされます。
その反面、低音域はタイトになっていきます。

Fullのツマミは、アンプの出音からそのままに、全体が底から押し出されるように音が太くなって行きます。
低音から中音域に掛けてかなりブースターされ、マーシャル直では得られないアタック感と、太さが出ます。
また、レゾナンスを上げたかのような音圧が現れます。

しかし、ツマミを上げるにしたがって、音圧と共に、低音の輪郭がぼやけてくるので、
アンプ側のセッティングと、Vermilion Boost側のTrebleのツマミとの兼ね合いが必要に感じられます。
Treble、Fullのツマミ共に言えますが、14時以降は高音はキツく、低音はブーミーになる印象です。

次にClipスイッチですが、オンにした場合、音の輪郭が出てきます。
これは使用法と好みだと思いますが、コンプ感が出て、輪郭が現れるせいか、音が若干細くなり、
スピード感が減る印象です。
しかし、リードや単音を弾く場合は、こちらの方が向いていると感じました。

私はMarshallでしか試していませんが、歪みの質がここまでハイファイに変化したことに驚きです。
ブースターを探している方、この製品は候補の一つに挙げても、決して損はしないと思います。


最後に、私が購入したきっかけは、ハンドメイドブランドで良質なブースターは無いかと探していた所、
TwitterでOvaltoneさんを発見しました。
当初は、SD-1のモデファイをお願いしていましたが、相談の結果、新作のブースターがオススメではないかと
助言を頂き購入に至りました。

唯一欠点を上げるとすれば、受注生産のため試奏が出来ません。
しかし、参考でアップされている動画で、とてもクオリティーの高い演奏が聴けますので、
より製品の質の高さが解ると思います。

また、質問にも答えて頂けるので、安心して購入に踏み切れると思います。

私自身、初のハンドメイドエフェクターですが、この【Ovaltone】、もっと世に広まって欲しいブランドです。
次は、OD-FIVE 2 Xtremeがとても気になります。