Parts -ギターパーツ-

-鵺- NUE DEVICE

エレクトリックギター、ベースのモディファイとしてトーンコンデンサを交換することは広く知られている方法です。その中でもヴィンテージのコンデンサへの交換は音色を劇的に変化させる物もあり、最もポピュラーな選択の一つではないでしょうか。

ヴィンテージコンデンサはその構造にもよりますが、経年変化によってラベルが示す値とは大きく異なる値になっている事がほとんどで、それどころか色々な要素が入り混じり、回路要素としてコンデンサの役割だけにとどまらない状態になってしまっているものも存在します。

ではその経年変化したコンデンサは楽器の音として良くないものなのでしょうか?

当時のそのままの再現という観点から考えると、経年変化は好ましいものではありません。しかし現在の経年変化を伴った状態のヴィンテージコンデンサだからこその音色も存在します。プロのミュージシャンやリペアマンの中にはそういったヴィンテージコンデンサのコレクターが少なくありません。

膨大なストックの中からスペックや時代考証にとらわれず、プロが純粋に耳で選び出した無銘のヴィンテージコンデンサを私自身幸運にも体験する機会があり、その音色や反応に衝撃を受けました。トーンを全開にした時の音色も、絞っていった時の変化の仕方も、絞ってもピッキングがニュアンスを失わない様等、今までのトーンコンデンサに対するイメージが全く変わってしまいました。

謎を解明するべく様々な計測をしてみると、もはやコンデンサと呼んで良いものかと思うくらい他の回路的要素が経年変化により発生していました。

-鵺- NUE DEVICEはその計測結果をもとに、現代のパーツを複数組み合わせ、複雑に絡み合ったヴィンテージコンデンサの劣化特性を、サーキットとして再現し、メタルシェル内にパッキングした、トーンコンデンサと同じように使用可能なギターインナーサーキットデバイスです。ギターに搭載するパッシブエフェクターと言い換えても良いかもしれません。

名前の「鵺」は、複数からなるというところと、単にコンデンサではないという謎めいたところから空想上の妖怪をあらわす言葉「鵺」を採用しました。

REVIEWS お客様の声


■ 値と種類について ■

NUE DEVICEに値は存在しません。その代わり3タイプの音色のバリエーションをご用意しました。どのモデルも絞った音も実用的な音になっております。

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< ROSSO >
基本となるモデルで、繊細な反応性と豊かな倍音、オープンなレンジ感が特徴です。 4,968円(税込)



< NERO >
ROSSO をもとに音の重心を下に移動させたモデルです。より力強い音色をお求めの場合にベストマッチです。3モデルの中では一番扱いやすい音色かもしれません。
5,400円(税込)



< BIANCO >
3モデルの中で最もブライトでハイスピードなモデルです。ハイエンドなギター等で生鳴りの良さを活かしたい時におすすめです。音の輪郭も立つサウンドです。5,832円(税込)




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<使用方法>
・お使いのギターのトーンコンデンサが装着されている箇所に、そのまま同じように置き換えて下さい。
・配線の足を必要な長さに切断し、必要であれば付属の絶縁チューブを適切な長さに切断しかぶせて下さい。
・ラベルの表示線がある側(文字の流れる先の方向)をGNDに近い側に接続して下さい。
・無理に配線の足を引っ張ったり、熱を加えすぎると本体にダメージを与え故障の原因となりますのでおやめ下さい。


REVIEWS お客様の声

※頂いた順に掲載させて頂いております。


M.K. 様(北海道)
・搭載モデル:ROSSO

・搭載ギター
Gibson Night Hawk

・搭載ピックアップ
フロント Gibson Mini Humbucker
リア Seymour Duncan ’59 SH-1B-NH

・ご感想
ゴワゴワした雑味が減って一皮剥けたような、全体的にくっきりとして反応のよい音色になった印象です。
クリーンからハイゲインまで様々な音色でチェックしましたが、どの位置にトーンを動かしても非常に音楽的で決して破綻しない音色は衝撃的でした。
ここまでサウンドメイクに積極的に使っていけるパッシブトーンコントロールは初めてです。

・搭載したことのあるコンデンサ
MONTREUX Sprague Orange Drop
SPRAGUE VITAMIN Q
MONTREUX Retrovibe Cap “G59”

・上記との比較
今まで搭載してきたいくつかのコンデンサはそれぞれの持つ音色なのか、音色がミッドに寄り過ぎてしまうなど搭載するだけでクセが出てきてしまい個人的にはストレスを感じることがありました。(その変化こそが魅力とも言えるのですが…。)

従来のコンデンサと比べるとNUE DEVICEは搭載した時の音色がとても自然でギター本体のサウンドイメージ・弾き心地を大きく変えることなくグレードアップさせることができる革新的なパーツだと感じています。


■みにまむ(@hotforjaguar)様
・搭載モデル:BIANCO, NERO

・搭載ギター
BIANCO搭載ギター
fender american vintage 57
ピックアップ純正

NERO搭載ギター
GIBSON SG standard
ピックアップ:セイモアダンカン SH18

・ご感想
BIANCOでは音像が近いというかレスポンスがよくなったような気がします。
トーンを絞っても使える範囲というか,演奏中にトーンを触りたくなるようなとても実用的なトーンです。
フロント,センターにした際のローのもたつきも減ったような気がします。
交換前時点で満足はしていたのですが,より一層好みの音色に仕上がり大変満足です。

NEROではリアピックアップの元の音色が少しハイ上がりな特性だったため,リアに装着しました。
交換後はまとまりのある音色になり,よかったです。
多少絞っても,こもりすぎず,トーンだけで音の距離感を前に 出したり,一歩引いたりがしやすくなりました。

・搭載したことのあるコンデンサ
fender american vintage 57
純正品?フィルムコンデンサ

GIBSON SG standard
MONTREUX ORANGE DROP

・上記との比較
-BIANCOと純正品?フィルムコンデンサ
純正品はトーンの範囲が実用的でなく,調整が難しく,シビアな操作が求められていました。
また,BIANCOと比べるとフルでも一歩下がっているようなイメージでした。
フルでも絞った音でもBIANCOがプレイヤーとして扱いやすいイメージでした。

-NEROとオレンジドロップ
オレンジドロップも愛用してきたのですが,微調整という意味では扱いやすいものではなかったように思います。
NEROでは実用的なトーンで作られており,楽曲に応じて音色の変化を組み込みやすいと思います。
トーンをよく触るプレイヤーには適しているのではないでしょうか。


■佐藤敦史 様
・搭載モデル:BIANCO

JAMES TYLERのTylerbastarに取り付け致しました。 ピックアップはフロントがJTS2500、リアがJTS5500++です。Potは500kが、オリジナルのキャパシターは0.2μfのセラコンが付いておりました。 NUE DEVICE “BIANCO”に交換して音を出した瞬間に感じられるのが、立ち上がりのスピード感もさることながら、各弦の分離感と明瞭度が上がり、ブライトでメリハリがついたトーンに変化しました。 トーンを絞りきった際もモコモコする事なく、アタックをはっきりと感じられ、可変域全てにおいてより使えるトーンです。 楽器からのアウトプットが、よりその楽器らしく明瞭がつダイレクトに出力され、よりプレイニュアンスに反映されるようになりました。 とても気に入りましたので、今後も愛用してまいりたいと思います。


■ジョニー様
・搭載モデル:ROSSO

・搭載ギター
FUJIGEN NCLS20R

・搭載ピックアップ
Throbak Eda-Custom MXV(Bridge)

・ご感想
搭載モデルこそ違うものの佐藤敦史さんの交換前後の動画の様な変化を正に感じました。
NUE DEVICEは絞って行った時の音、特にトーン最小の音まで使える点は恐らく全モデルで共通の特徴なのだと思います。

・搭載した事のあるコンデンサ
Vitamin Q
Black Beauty P160 .02 400V
Gray Tiger .02 600V
Bumble Bee .022 600V
Bumble Bee .022 200V

・上記との比較
Bumble Bee 200Vとの比較
今回は今までのキャパシタ交換の中でも特に大きな違いを感じる交換になりました。
直前に付けていたBumble Beeと比べてまず感じたのが、Ovaltoneさんのペダルに通じる雰囲気を感じるなという点です。
音の分離がよく各弦の音がしっかり聞こえる辺りがそう感じるのではと思います。
音のバランスの変化としては、ミドル周り、特にローミッドが出るようになりました。
そのおかげでハイポジションを弾いた時の音が以前よりも力強く使いやすくなりました。
バランス的に以前より少しローに寄ったため、ハイが少し目立たなくなりましたのでここは好みかなと思います。
レスポールタイプのギターですが、よりレスポールらしい音がするようになりました。
NUE DEVICEは「その楽器の特徴がより出やすくなるキャパシタ」というのが今回の変更で持ったイメージです。


Argtwitter:@stalemate1256)様
・搭載モデル:ROSSO,NERO

・搭載ギター
Psychederhythm Psychomaster

・搭載ピックアップ
vintage vibe guitars/JZ

・ご感想
二種類とも個性的な味付けがあるが、自分のギター旨味を引き出してくれるエフェクターのように感じた。

・搭載した事のあるコンデンサ
オレンジドロップ、ビタミンQ、ブラックビューティー 160P

・上記との比較
このギターはジャズマスターモデルなのですが、マホガニーボディということもあり中域の押し出しが強く扱いにくいと感じていました。そこでオレンジドロップやビタミンQなどの定番のコンデンサへの交換で中域のボヤつきを抑えハイの伸びを得られないかと考えていた時に-鵺- NUE DEVICE 【 ROSSO 】と-鵺- NUE DEVICE 【 NERO 】を注文しました。

まず、【 ROSSO 】へと交換したときに初めに感じたのは、コードを鳴らした時の音の粒立ちの違いでした。そしてビタミンQのような力強さもありつつ、ブラックビューティーの時のような気持のいい中域の感じを兼ね備えていて感動しました。

そして、不要な音域がスッキリとしているのでバンドでの音の抜けが今までと比べ物にならないものになりました。そして、ピッキングのタッチが素晴らしかったです。

【 NERO 】は音の重心を下に移動させたとのことだったので、ローが膨らむ感じなのかと考えていましたが、ボディーの重量を増やした時と似たような印象を受けました。そして、音量も増えた気がしました。そして、ハイが少し落ち着きプレゼンスが多いように感じられたのと、深く歪ませたときのトレブルの感じが印象的でした。

二つとも素晴らしかったのですが、シングルコイルのギターということもあり【 ROSSO 】でこれからは行こうと思いますが、【 BIANCO 】も購入して試してみたいと思っています。そして、残った【 NERO 】はSGに乗せたかったのですが、収まらなかったので、配線の整理をして改めて交換したいと思っています。

拙い文章で申し訳ないですが、ご参考になれば幸いです。


■K.Yutaka(twitter:@yutaponz715)様
・搭載モデル:BIANCO

・搭載ギター
Fender USA american standard telecaster natural/R

・搭載ピックアップ
schecter monstertone tele front non tap(neck)
custom shop broad caster(bridge)

・ご感想
今回、私はBIANCOを購入し、使用してみたのですが、事前に商品説明にも書かれていた通り、非常にブライトで音の輪郭がハッキリと出ていると思います。
フロントピックアップをモンスタートーンに変え、フロントでの明確な理想の音を追求し続けて参りましたが、今回の鵺BIANCOでやっと辿り着いたと感じております。

・搭載した事のあるコンデンサ
純正コンデンサー
silver mica 250pF

・上記との比較
何年も前からコンデンサーの交換を考えて参りましたが、なかなか実行に移すことができませんでした。ボリュームを絞ってもトーンが下がらないようにsilver mica 250pFを搭載しましたが、トーン自体の改善になっていない為、理想の音には近づけ無い状態の中、愛用しているOVALTONE様のコンデンサーが発表され、今まで使用していた純正コンデンサーとの交換を行いました。
フロントでの明確な音、さらにトーンが綺麗に効く。コンデンサーだけで音が非常に変わりました。
音の輪郭をよりハッキリとさせたい方に強くお勧めしたいと思います。ありがとうございました。